写真:那須 マッキー
地図を見る東北自動車道那須ICから、那須塩原市(旧・黒磯)方面へ車で7〜8分、「晩膵橋」を渡った先にあるのが、ソメイヨシノ・ヤエザクラが約300本咲き誇る「黒磯公園」。栃木県北有数の桜の名所です。
3月下旬から咲き始め、4月上旬から4月下旬までの見ごろの時期は「黒磯さくら祭」が開催されます。また同時期には日没から22時位までライトアップもされます。さくら祭り開催中は、例年多くの市民や観光客で賑わう名所となっています。
那須高原では、黒磯公園の桜が比較的に早く開花を始め、徐々に山岳地区へと北上していきます。
写真:那須 マッキー
地図を見る東北自動車道西那須野塩原ICから車で約2分の場所にあるのが『千本松牧場』。メインストリートの両脇の桜並木は見事です。桜のシーズン以外でも多くの方が訪れる”牧場テーマパーク”で那須においては、「南ヶ丘牧場」と並んで有名な遊園地。しかも両施設とも入場料無料の太っ腹。本州で牛乳出荷量第一位の栃木県が誇る濃厚な牛乳を使用した”ソフトクリーム”は絶品です。
とっておきの情報をもう一つ、NHK大河ドラマ「八重の桜」に登場した見事な桜は実は「千本松牧場」の一角にあります。千本松牧場の創立者は薩長の士、後の大蔵大臣や内閣総理大臣を務めた松方正義で、幕府軍の会津藩と戦った間柄。何かの因縁かもしれませんが、ドラマで撮影された、八重桜が千本松牧場の桜だということは意外と知られていません。もし行かれることがあったら、是非ドラマに登場した「八重の桜」もお見逃しなく!。場所は放牧場付近ですヨ♪
写真:那須 マッキー
地図を見る「とちぎの銘木百選!」に選ばれている桜です。栃木県内では一番大きな桜の巨木と言われています。推定樹齢350年以上のエドヒガンザクラ(別名アヅマヒガン)樹高約16メートル、幹周り約6.5メートルの『寺子の桜』は、那須地方では有名な桜で、唯一個人の所有地にあります。しかも畑と墓地の中に、周囲を静かに見守るように咲き誇っています。地域の皆さんや県・市・寺子の桜保存会の方々により、大切に保存されています。近年風雪などの被害により、樹先の保全剪定作業により、以前より少し樹高が低くなっていますが、それでも堂々たる風格は変わりません。開花期間中は一般の方でも自由に出入りできます。
桜の見ごろ時期⇒4月上旬〜中旬
栃木県那須塩原市寺子1060(※寺子小学校の直ぐとなり)
写真:那須 マッキー
地図を見る那須高原では長い歴史がある人気観光施設「りんどう湖ファミリー牧場」が名称がかわり「りんどう湖 LAKE VIEW」となりましたが、湖の周りにある、桜は変わらず見事な姿を毎年見せてくれます。3月下旬〜4月下旬にかけてはヒガンザクラ、ソメイヨシノ、シキザクラ
が、4月中旬〜5月GWにかけてはヤエザクラが見ごろを迎えます。
湖上の遊覧船から見て周る桜も湖面に映えて、美しいですよ♪
写真:那須 マッキー
地図を見る那須高原で桜を撮影するなら一番の「人気スポット」はここ、那須町芦野地区にある樹齢350年の『堂の下岩観音の桜』。栃木県では”大谷石”と並んで有名な”芦野石”の産地でもあります。エゾヒガンやソメイヨシノの桜の開花シーズン中は、平日でも多くの花見客やカメラマンがいて賑やかさも一番です。意外にも首都圏の人にはあまり知られておらず、桜の名所としては穴場かもしれません。
満開の時期には夜間ライトアップもされ、108段の石段を登った先の、岩肌に佇む赤い屋根の「お堂」と桜と菜乃花のコラボレーションは綺麗ですよ。運が良ければ??タイミングによって雪が降ることもあり見事な銀世界と鮮やかな桜のピンクに包まれることもあります。その昔、松尾芭蕉が見た桜はどんなだったのでしょうかネ!近くある「芦野城址(別名、御殿山あるいは桜ケ城址)」や「遊行柳の桜」も見逃せません!堂の下岩観音の桜を見に行く場合は東陽中学校や遊行柳を目印に訪ねると分かりやすいかもしれません。
いかがでしたか?那須高原の桜の名所はご案内した以外にも沢山あります。一例としては『乃木将軍那須別邸(乃木神社参道の桜並木)』『西那須野烏が森公園』など・・・。
今回ご紹介した桜の名所を効率よく巡るには、東北自動車道西那須塩原ICを出発地点にするのがおすすめです。
西那須塩原IC⇒千本松牧場⇒寺子の一本桜⇒堂の下岩観音の桜⇒黒磯公園&那珂川河畔公園⇒りんどう湖LAKE VIEW・・・の順に周ると、全行程約4時間でお花見が出来ますよ。
時間がある場合は、堂の下岩観音の桜とともに、芦野城址や遊行柳の桜も合わせて見物するのもいいですよ。
那須高原を訪れたら、桜巡りを是非楽しんでくださいね!
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(2024/3/29更新)
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