写真：野山 苺摘
地図を見る宇都宮にある「フルーツダイニング8010（パレット）」は1976年の創業以来、ほとんどメニューが同じまま変わらぬ味を提供し続けています。
このお店の人気ナンバーワンメニューであり、地元の名物となっている商品が「フルーツサンド」。
日本橋の千疋屋でアルバイトをした経験を経て、上質な生クリームと旬の果実を絶妙なバランスでマリアージュさせたフルーツサンドは、一口噛むとはみ出すほどクリームがたっぷり入っています。
ランチやディナーのセットをオーダーすると必ずこのフルーツサンドが付いてくるのですが、提供されるタイミングはなんとサラダの次。
メインより前に登場することを不思議に思う人もいるかもしれませんが、「この店のフルーツサンドはデザートやおやつではなく、食事として提供したい」というオーナーのこだわりがあるのです。
生クリームは甘さ控えめで、これだけの量を食べても全然くどくない驚きのテイストです。
一番お腹が空いていて、一番美味しい時に食べて、このビックリ感を実体験して欲しいです。
11月～6月の季節は旬を迎える苺サンドが特にオススメ。
ランチで提供されるサンドは、実はフルーツサンドの他に苺サンドを選択することもできるのです。
また、ティータイムの時間には苺サンドとドリンクのセットが大変人気となっています。
使用しているのはもちろん栃木県産のとちおとめ。
甘味と酸味のバランスが整ったとちおとめと、苺の味わいを引き立ててくれる特製クリームの相性は抜群で、見た目もとてもかわいらしいです。
フルーツの中でも苺だけを沢山食べたいという方は是非苺サンドをチョイスして下さい。
家族や友達と一緒に苺サンドとフルーツサンドの両方を注文して、一切れずつシェアして食べ比べをするのも楽しいと思います。
写真：野山 苺摘
地図を見るフルーツサンドだけではなく、パフェにもこだわりが詰まっています。
苺パフェの中にはジャムではなく、クラッシュした苺がたっぷり。
栃木の旬のとちおとめの本来の味そのものを堪能することができるのです。
苺以外のフルーツのパフェも、コーンフレークなどは入れず、果実がもつ旨みをそのまま楽しめるようにしています。
チョコレートパフェのソースも手作りで、市販のチョコソースと比べると甘さ控えめで大人の味です。
そして更にこだわっているのはパフェグラス。
オープン当時から全く同じグラスを使い続けています。
一目見てこのカールラインに惚れてしまったオーナーは、このグラスが廃盤になってしまった時に「8010の苺パフェはこのグラスじゃないと、苺パフェではないのです。あのグラスと共にあって8010の苺パフェなのです。」と何度も退職したグラス職人にお願いをし、この店のためだけにパフェグラスを作る再制作プロジェクトが立ち上がるまでに至ったのです。
写真：野山 苺摘
地図を見るこのお店はフルーツメニューだけでなく、お肉料理にも力を入れています。
フルーツ同様、栃木県産のものにこだわり、ローストビーフにもビーフシチューにも日光高原牛を使用しています。
通常ならモモやランプの部位で作るローストビーフを、贅沢にサーロインで作っており、脂が程よくのっていてとてもやわらかくてジューシーな逸品です。
写真：野山 苺摘
地図を見るこの店にはランチでもディナーでもお得なセットメニューが存在するのですが、それがかなり驚きの価格！
例えばランチはサラダ・フルーツサンド・本日のスパゲティ・ドリンク・選べるパフェで1480円、フルーティーディナーはこの内容にオードブルが付いて2100円です。
本日のスパゲティは料金を少しだけプラスすると他の料理に変更することができます。
ピザ・ドリア・ステーキ等いろいろメニューがあるのですが、オススメは旨みが凝縮されたデミグラスソースがたっぷりかかった「オムライス」と、手作りの濃厚なベシャメルソースとロングマカロニの相性が素晴らしい「海老グラタン」です。
※取材時の価格です。
2日前までに予約をしておけば、今大注目の栃木県の新品種いちごである「スカイベリー」の苺サンドも食べることができます。
大粒のプレミアム苺を体験してみたい方は、是非予約をして訪れてみて下さい。
夏には「なつおとめ」という新しい夏用いちごが入った苺サンドにも出会えます。
このお店では1年中苺サンドを味わうことができるのです。
日光高原牛のサーロインを使用したお弁当も大変人気です。
やわらかいローストビーフと本日のスパゲティを組み合わせたものや、紐を引っ張るとあたたかくなるビーフシチューがあります。
どのお弁当にも必ずフルーツサンドがついており、苺サンドに変更することも可能です。
旅の帰り道に豪華な洋食弁当を味わうのもオススメです。
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(2024/4/26更新)
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