「天守閣」と「桜」の最強コンビ!小田原城は関東を代表する桜の名所!

「天守閣」と「桜」の最強コンビ!小田原城は関東を代表する桜の名所!

更新日:2017/03/18 18:28

渡部 洋一のプロフィール写真 渡部 洋一 フリーライター、カメラマン
日本の春を象徴する花、「桜」。特に日本の城と桜のコラボレーションは抜群の人気を誇り、全国の城の中には「桜の名所」として名を馳せる名城も多く見られます。

その中で今回は、関東の城の中で桜の名所の代表格と言える、小田原城の桜をご紹介します。
北条氏ゆかりの小田原城は、東京都心からのアクセスも良く日帰りも可能、お手軽に桜を楽しめるオススメの名城です。日本さくら名所100選にも選定されています。

桜に囲まれた橋で城内へ

桜に囲まれた橋で城内へ

写真:渡部 洋一

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小田原城へは、橋を渡って入ります。幅の広い堀に架かる、真っ赤に塗られた馬出門土橋。その鮮やかな色で通常時でも十分に美しい橋ですが、桜に囲まれるこの時期は別格です。

さすが関東を代表する桜の城、入城前からその実力をまざまざと見せつけてくれます。
城内の桜への期待をこれでもかというほど掻き立てられる、春を渡る橋。
あなたも春を感じながら小田原城へ入場してみませんか?

天守閣と桜の最強コラボ

天守閣と桜の最強コラボ

写真:渡部 洋一

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城内に入り、いくつかの門をくぐって本丸に至ると、小田原城の天守閣は現れます。現在の天守閣は昭和35年(1960年)に江戸時代の設計図や模型を参考に復元されたもの。

日本100名城にも選定されている名城の天守閣が青い空に威風堂々とそびえ、すぐ脇では春を謳歌する見事な桜が色を添えます。
「天守閣」と「桜」、日本の美を象徴する最強のコラボレーションです。

別角度から見る天守閣

別角度から見る天守閣

写真:渡部 洋一

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別角度から見る小田原城天守閣。
こちらは、まるで満開の桜の中に城が建っているかのようです。城内に約320本というソメイヨシノが咲き誇る小田原城祉公園では、場所によって様々なパターンの天守閣と桜のコラボレーションを見ることができます。あなたも、自分だけのコラボレーションポイントを見つけてみませんか?

天守閣から見下ろす春の絶景

天守閣から見下ろす春の絶景

写真:渡部 洋一

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小田原城天守閣には、もちろん登ることができます。そして、最上階から展望はまさに絶景!
小田原の街と相模湾を見渡す風光明媚なその眺めは、年間を通して旅人や城マニアを唸らせるものですが、桜の咲き乱れる春はまさに極上の景観。
もちろん、この天守閣から見えるものは桜と相模湾だけではありません。豊臣秀吉が「一夜城」を築いたという逸話で有名な石垣山や、颯爽と駆け抜ける新幹線の姿も目にすることができます。
また、江戸時代、三代将軍徳川家光も小田原城の天守閣に登り、その眺望を楽しんだという記録が残っているそうです。

海から吹く気持ちの良い春風を感じながら絶景を眺める、至極の時を思う存分堪能しましょう。

春の時を刻む時計に、北条氏の繁栄を偲ぶ

春の時を刻む時計に、北条氏の繁栄を偲ぶ

写真:渡部 洋一

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本丸跡には、小田原城を本拠地とした北条氏の家紋「三つ鱗」が描かれた時計があります。小田原城の魅力はもちろん桜だけではない、そこには歴史があることをこの時計は思い出させてくれます。

北条氏の居城として、戦国最強と恐れられた上杉謙信や武田信玄の攻撃にも決して落城することはなかった、天下の名城。圧倒的な戦力を誇った豊臣秀吉をもってしても、力では落とすことができず、「一夜城」等の奇策を用いて和睦開城という決着を見ました。
桜の木の下で静かに春の時を刻む時計を見ながら、この城の往時の繁栄に思いを馳せることもまた、春の贅沢な一時となるはずです。

あなたも都心からアクセス抜群の小田原城で桜を楽しもう!

いかがでしたか?
天守閣と桜の織りなすコラボレーション等、春の小田原城の魅力をご紹介しました。
東京駅から東海道線で1本と都心からのアクセスも抜群な関東を代表する桜の城で、あなたも春を楽しんでみませんか?きっと素敵な思い出となるはずです。

小田原城の桜の見頃は、例年3月下旬〜4月上旬。同時期には「小田原桜まつり(開花〜桜が散るまで)」も開催されます。

小田原城へのアクセス、「小田原桜まつり2017」のイベント日程等の詳細情報は、記事下部にある「MEMO」よりご覧いただけます。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/04/01 訪問

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