写真:やま かづ
地図を見る地下鉄MTRの旺角(モンコック/Mong Kok)駅の東側、北は亜皆老街(Argyle Street)、南は鼓油街(Soy Street)に挟まれ、ネイザンロードに並行して走る下町通りがあります。
正式な通りの名称は「通菜街(トンチョイガイ)」といいますが、女性物の服飾関連の屋台が多く並んでいることから「女人街(ウーマンズストリート)」と呼ばれるようになりました。夕暮れが訪れるのと前後して、「通菜街」は夜の顔、「女人街」へ姿を変えていくんです。
「女人街」の名前の由来のとおり、屋台の多くは女性物の服飾関連商品を扱っていますが、衣料品の店舗が断トツです。
しかし、衣料品の大半は、有名企業のロゴをあしらったポロシャツ、日本語らしき文字がプリントされたTシャツ、原色バリバリのチャイナドレスなど、普段使いというよりは奇をてらったウケ狙いのお土産向きです。コピー商品なんかも堂々と並べられていますから、買い物を楽しむというよりは見て歩いて楽しむ方がよさそうです。
写真:やま かづ
地図を見る衣類に次いで多いのが装飾品の屋台です。翡翠(ヒスイ)のネックレスにブレスレット、指輪、ヘアバンドなど多くは楊貴妃が好みそうな派手な代物ばかりですが、趣味が合えばちょとしたチープなお土産品が見つかるかもしれません。
ただ、品質には要注意です。せっかく値段交渉してお得に買ったつもりでも、売り子さんはセールスのプロフェッショナル、油断は禁物です。「持って帰ってみたら全然使えなかった〜」と笑って済ますことができる程度の買い物にしましょう。
写真:やま かづ
地図を見る女人街の屋台の雑踏が表通りなら、その屋台の裏通り、通菜街の路面店が飲食スポットの穴場です。大きく軒先を広げた屋台の裏には、香港っ子の御用達、隠れた名店がたくさん潜んでいます。
小腹を満たしたいなら練り物、香港風のおでん屋さん、搾りたてジュース屋さんがあります。また、ガッツリおなかいっぱい食べたいなら麺・粥のお店、インド、タイ、台湾の小食店など、食べるところには事欠きません。
女人街の賑わいに誘われて街に繰り出した後は、屋台裏の通菜街にある路面店に注目!香港っ子が吸い込まれていくお店に入ってみましょう。
写真:やま かづ
地図を見る人混みにもまれて女人街の屋台をひと通り冷やかして歩いた後は、モンコックエリアの最新スポット「ランガムプレイス(朗豪坊/ Langham Place)」に向かいましょう。
場所はネイザン通りの1本西側。MTRモンコック駅の構内を通ってE1の出口を上がれば、目の前に岩の要塞がそびえ立っています。
写真:やま かづ
地図を見る「ランガムプレイス」のウリは、何といっても200店以上を数えるテナントと、それらのフロアをつなぐエスカレーターがチョ〜長いこと。4階と8階、8階と12階を2基のエスカレーターが直接つないでいますが、その距離なんと合計で83メートル!下りのエスカレーターは、奈落の底に落ちていくようでかなりのスリルです。
女人街の雑貨を物色してすっかり買い物モードにスイッチが入ってしまった人、歩き疲れてちょっとお茶休憩をしたくなった人、はたまたガッツリと夕飯を食べたくなった人、全てのニーズに応えてくれるのが、ここ「ランガムプレイス」です。
施設:ランガムプレイス(朗豪坊/ Langham Place)
場所:8 Argyle Street, Mong Kok
営業:11時から23時(店舗により異なる)
昔ながらの風情そのままの女人街、最新のファッションが集結したランガムプレイス、どちらのスポットにもあなたの期待を裏切らない何かがあります。
あなたも香港人にまぎれて、夜のモンコックで弾けちゃいませんか?
なお、「ランガムプレイス」の詳細は、下記「MEMO」をご参照ください。
この記事の関連MEMO
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(2024/3/28更新)
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