観音様の縁結び!高崎白衣大観音・慈眼院「赤い糸祈願祭」

観音様の縁結び!高崎白衣大観音・慈眼院「赤い糸祈願祭」

更新日:2018/10/26 13:57

下川 尚子のプロフィール写真 下川 尚子 ライター
「運命の人とは赤い糸で結ばれている」という、赤い糸伝説。そんな伝説にちなんだイベントが、高崎のシンボル・白衣大観音の鎮座する慈眼院で行われます。期間は2月14日からの一か月間。この期間、観音様の小指には赤い糸がつながります。もう一方の赤い糸を自分の小指にからめて祈ると、縁結びが叶うかも・・?!
恋愛に限らず、仕事や友人など「縁」は大切なもの。良縁を願う方は、観音様にお願いしてみてはいかがでしょう?

観音様が結ぶ赤い糸とは?

観音様が結ぶ赤い糸とは?

写真:下川 尚子

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高崎の観音山山頂に位置する慈眼院(じげんいん)。高野山真言宗の寺院で、関東八十八カ所霊場の第一番札所として参拝する方も多い場所です。慈眼院で有名なものといえば、なんといっても高崎白衣大観音。優雅にたたずむ大きな観音様は、昭和11年の建立以来、高崎のシンボルとして長く愛されている存在です。

そんな慈眼院で、バレンタインデーの2月14日からホワイトデーの3月14日までの一か月間、「赤い糸祈願祭」が開催されます。写真の観音様、小指から赤い糸がつながっているのが分かりますか?

赤い糸の一方を、小指に巻き付けてお願いしよう

赤い糸の一方を、小指に巻き付けてお願いしよう

写真:下川 尚子

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観音様の小指につながった赤い糸は、約30メートルもの長さ。もう片方は地上まで伸びています。赤い糸祈願祭の期間中は、この一方の赤い糸を自分の小指に巻き付けて良縁を祈願することができます。

恋愛成就や縁結びはもちろんのこと、ビジネスや人間関係など、「縁」とは人生において大切なもの。良縁を望む方は、この機会に訪れてみてはいかがでしょうか。

観音様の裏手、一願成就の「光音堂」へ

観音様の裏手、一願成就の「光音堂」へ

写真:下川 尚子

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お祈りを済ませたら、観音様の裏手にある「光音堂」へ。こちらは、聖観音菩薩座像を本尊としています。このご本尊は別名「一願観音」と呼ばれ、ひとつの願いを真剣に願うと叶えてくださるのだとか。特に縁結びや恋愛成就、良縁成就などにご利益があるとされていますので、こちらでもぜひお祈りを。赤い糸は、こちらの光音堂から観音様へ、それから地上へとつながっています。

ひととおり縁結び祈願を終えたら、観音様の胎内拝観をしてみるのもおすすめ。中には階段があり、観音様の肩の高さまで登ることができます。内部には仏像や高僧の像が数多くあり、各階の窓からは関東平野や高崎市街が見渡せます。

◆胎内拝観
時間:3〜10月 9:00〜17:00、11〜2月 9:00〜16:30
料金:高校生以上300円、中学生以下100円
最上階までの所要時間:10〜15分程度

ハートのオブジェ前で記念撮影を。イベントも要チェック!

ハートのオブジェ前で記念撮影を。イベントも要チェック!

写真:下川 尚子

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赤い糸祈願祭の間、本堂の前にはハートのオブジェが設置されています。夜にはライトアップされますので、記念撮影はこちらで。また、慈眼院境内は、高崎市街の夜景がきれいに見渡せる夜景スポットしても有名です。夜に訪れたら、夜景を見ながらお散歩してみてくださいね。

写真は、本堂の「高崎千体観音堂」。赤い糸祈願祭の期間中は「恋愛成就絵馬」やマスコット「えまちゃん」がついた「縁結び観音おみくじ」などが用意されています。

また、この「赤い糸祈願祭」の関連イベントとして、祈願祭初日に「赤い糸祈願式」が行われるほか、本堂をステージにコンサートなども開かれます。詳細については、慈眼院のfacebookページにてご確認ください。

◆赤い糸祈願祭
期間:2月14日〜3月14日
赤い糸祈願式:2月14日11:00〜 虎舞士奉納の舞など
赤い糸コンサート:3月1日14:00〜

関連メニューが提供される「一路堂CAFE」にも立ち寄って

関連メニューが提供される「一路堂CAFE」にも立ち寄って

写真:下川 尚子

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赤い糸祈願式の期間中、慈眼院の境内にある「一路堂CAFE」では、赤い糸にちなんで考案された苺のシフォンケーキがいただけます。カフェは、お寺の建物を生かした和モダンな空気が心地よい空間。ぜひお立ち寄りください。

カフェについての詳細は下記リンク『お寺のカフェで写経体験!高崎白衣大観音「一路堂CAFE」』をチェックしてみてくださいね。

「赤い糸祈願祭」こぼれ話

今回ご紹介した赤い糸祈願祭が行われるのは、今年で5回目のこと。

この慈眼院、以前は「カップルで観音様のところに行くとそのカップルは別れる」というジンクスがまことしやかに囁かれていたスポットなのだとか。実は、この赤い糸祈願祭は、そんなイメージを払拭するためにも良いと考えられたものなのだそう。

観音様は本来、慈悲深いもの。良縁を願うまっすぐな心があれば、きっと応援してくださるはずです。訪れた皆さんに、良い縁がもたらされますように!

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/02/07 訪問

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