ココが凄いよ!感動と学びを与えてくれる三重「鳥羽水族館」

ココが凄いよ!感動と学びを与えてくれる三重「鳥羽水族館」

更新日:2015/05/29 19:03

西を伊勢市、南を志摩市に接するほかはすべて海岸線、牡蠣の養殖業でも有名な三重県鳥羽市。そんな鳥羽市最大の観光スポットであり、2015年で開館60周年を迎えたのが「鳥羽水族館」です。「飼育種類数日本一」をキャッチフレーズにかかげ、現在約1,200種の生物を展示する国内最大の水族館。今回は、大人も子どもも楽しめ、学べる同館の「凄い!」ポイントに注目してご紹介します。

ポイント1 セイウチパフォーマンス笑(ショー)が凄いヨ!

ポイント1 セイウチパフォーマンス笑(ショー)が凄いヨ!
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鳥羽水族館では、セイウチパフォーマンス笑(ショー)は絶対に外せません♪1日2回、11時と14時に、水の回廊にて開催される約20分のショーです。見どころは、飼育員のお兄さんたちとセイウチが繰り広げる漫才のようなやり取り!お兄さんたちが観客の笑いを誘いながらも、セイウチの生態について分かりやすく教えてくれるので、勉強にもなります。

セイウチたちも、あの大きな体で腹筋をしてみたり、かわいく音芸をしてみたり…ショーの最後には、セイウチにタッチできる時間も用意されているので、大興奮間違いなし!一度このショーを観たら、何度でも観たくなっちゃいます。

ポイント2 こだわりの展示方法が凄いヨ!

ポイント2 こだわりの展示方法が凄いヨ!
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鳥羽水族館の水槽展示は、半端じゃありません。「少しでも生物たちに本来生きている場所と似た環境で過ごしてほしい!」という思いがこもった水槽展示です。

特に凄いのは、熱帯雨林気候のジャングルに住む生物たちの暮らしを、その環境とともに再現している「ジャングルワールド」。その中でも、特に注目してほしいのが「アマゾンの魚たち」の水槽です。なぜかというと、水面より上のスペースを従来の水族館での展示方法よりも多くとっているのです!
そのスペースには、木・草のほか、さらには滝や朽ち果てた吊橋などを配置しており、まさに熱帯地域の密林に流れる大河を、うっそうと繁った植物とともにそのまま再現した渾身の大水槽なのです。さらに凄いのは、熱帯雨林の気候の一日をシミュレーションしており、霧・風・スコール・落雷・虹などが約10分間隔で演出されるというから驚きです。

飼育環境をこういった細部までこだわることにより、他では見ることのできない生物たち本来の活き活きとした姿を観察することができます♪

ポイント3 飼育技術がとにかく凄いヨ!

ポイント3 飼育技術がとにかく凄いヨ!
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鳥羽水族館は、その飼育技術の高さでも大変有名。最近では、オウムガイの孵化に成功したり、日本初となるスナドリネコ2頭の飼育を開始したりと、さまざまな水族館としての記録を常に更新しています。

その中でも特に注目したいのは、人魚伝説のモデルにもなったジュゴン。鳥羽水族館は、1985年よりフィリピン政府とジュゴンの共同研究を行っていて、現在同館で飼育されているジュゴン「セレナ(♀)」は、1987年日比友好のシンボルとして日本に贈られたものです。
ジュゴンは神経質で飼育は非常に難しいとされるため、飼育されているのは、世界で4か所の施設でたった5頭だけ。日本では唯一同館が20年以上飼育をしています。世界で30例以上の飼育記録がありますが、いずれも短期間の飼育に終わっていて、これほどまで長期にわたっての飼育ができているということは、同館の飼育技術の高さを表しています。

同じ水槽には、アオウミガメの「カメ吉」も飼育されていて、セレナとはお友達♪一緒にアマモを食べる愛しい場面に遭遇できるかも!

老若男女、誰しもが学び楽しめる場所!

ご紹介してきたように、鳥羽水族館は学びと感動の宝庫。大人も子供も笑って、学んで楽しめる場所です。水族館には珍しく観覧順序もなく、広々としているので自由に好きなコーナーをゆったりと見られるのもかなりポイント高めです。生物たちの活き活きとした表情・動作を楽しみに、ぜひ遊びに行ってみてください!

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/01/28 訪問

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