島根・奥出雲の須我神社奥宮に鎮座する夫婦岩は、神秘に満ちたパワースポット

島根・奥出雲の須我神社奥宮に鎮座する夫婦岩は、神秘に満ちたパワースポット

更新日:2015/02/03 11:07

ふるかわ かずみのプロフィール写真 ふるかわ かずみ 神社・パワスパ(温泉)巡りスト
島根県の奥出雲といわれる雲南市にある「須我神社」から約2キロ離れた八雲山(御室山/みむろやま)の中腹に、奥宮として鎮座する夫婦岩。ここは大中小の磐座がまるで親子のように、迫力ある姿で鎮座しています。あたり一帯も神聖な空気に覆われ、古代にまるでタイプスリップしたような感覚に・・。
心して参拝しましょう。

奥宮へのこの看板が入口の目印

奥宮へのこの看板が入口の目印

写真:ふるかわ かずみ

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須我神社からは約2キロ上った場所になり、車だと約5分くらいで到着します。歩いていくことも可能です。写真の大きな看板が目印。ここが参道入り口となります。登山向けの杖も入口に用意してあるので、必要な方はそちらも使用できます。すぐ隣には無料駐車場もあります。

ここから奥宮の夫婦岩まで約400メートル。ゆるやかな坂道ではありますが、途中階段もあったり、舗装はされていない山道なので、歩きやすい服装や靴で臨みましょう。

道中の「神泉坂根水」のご神水で身を清めましょう

道中の「神泉坂根水」のご神水で身を清めましょう

写真:ふるかわ かずみ

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山道は決して足元はいいとはいえません。雨や雪のあとだと土もぬかるみ、落ち葉で滑りやすくなっています。気をつけながら登りましょう。

そんな参道をしばらく進むと、途中左手に湧水が見えてきます。看板には不老長寿と書かれている「神泉坂根水」という湧水です。豊富に流れ落ちる湧水で喉を潤したら、気が満ちる感覚になります。参拝前にここで手と口を清め、さらに上の参道目指してあとひと頑張りしましょう!まもなく鳥居が見えてきます。

60基建立された文学碑の経(ぶんがくひのみち)

60基建立された文学碑の経(ぶんがくひのみち)

写真:ふるかわ かずみ

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ようやく厳かに、ひっそりと佇む鳥居が見えます。ここをくぐると異世界に迷い込んだような神秘な空間が広がります。まっすぐ上に向かう参道の階段の脇には、さまざまな歌が刻まれた石碑が点在しています。その数60基。一歩一歩、その歌碑が心に静かに染み入る感じです。

神聖な空気が広がるこの空間を十分堪能しながら登りましょう。
さあ、夫婦岩はもうすぐそこです。

畏怖を感じる神聖なるご神体の磐座

畏怖を感じる神聖なるご神体の磐座

写真:ふるかわ かずみ

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まっすぐ続く階段の先に現れたのは、迫力ある3つの磐座。ここは古代祭祀場でもあり、昔から地元の人の崇敬の場所でもありました。ご祭神は素戔嗚命(スサノオノミコト)と妻の櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)、そしてその御子神の清之湯山主三名狭漏彦八島野命(スガノユヤマヌシミナサロヒコヤシマノミコト)の三神。親子3神が磐座3体として祀られています。

須我神社で購入したお札がある方は、納札箱にお札を収めれば、無事二宮参りが完了します。

また、参拝のときにチェックしてほしいのが正面に立てかけれたお札。
こちらでの参拝方法と祝詞が書かれています。そちらを参考にして祈願してみてくださいね。

須我神社はぜひ奥宮とセットでご参拝を

なかなかディープな場所なので、まずは一度須我神社に参拝してから向かいましょう。行き方は、須我神社で案内の地図をもらえます。バスもありますが時間も少ないので、できれば車かタクシーで回られるほうが効率もよいでしょう。
せっかく須我神社に参拝されるなら、そのご神体を祀る磐座にはぜひ足を運ぶことをおススメします。
※関連記事:下記【MEMO】「ヤマタノオロチを退治した神話の舞台!出雲・雲南市の「須我神社」で夫婦神の愛に触れよう」参照

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/01/29 訪問

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