これぞ都会のオアシス!浜離宮恩賜庭園の菜の花畑は東京都内とは思えない圧倒的スケール!

これぞ都会のオアシス!浜離宮恩賜庭園の菜の花畑は東京都内とは思えない圧倒的スケール!

更新日:2015/02/02 10:40

渡部 洋一のプロフィール写真 渡部 洋一 フリーライター、カメラマン
日本は、四季折々の花が美しい国。それは、コンクリートジャングルと呼ばれる東京都心も例外ではありません。注意して見ると、都会の喧噪に疲れた心を癒してくれる花たちがあちらこちらに咲いています。
今回は、都心の春に現れる美しく広大な菜の花畑をご紹介します。浜離宮恩賜庭園の春は、まさに「都会のオアシス」です。

春の訪れを告げる、美しい菜の花

春の訪れを告げる、美しい菜の花

写真:渡部 洋一

地図を見る

日本を代表する花である「桜」と並んで、春を象徴する花と言えば、「菜の花」でしょう。関東では春の訪れを告げる2月下旬から暖かくなった4月にかけて咲き誇る、まさに春の花。
特に数万本が群生する菜の花畑の黄色い絨毯には、誰もが癒されることと思います。

写真の菜の花は、浜離宮恩賜庭園の約30万本という広大な菜の花畑の一部を切り取ったもの。実は、この菜の花畑が特異な点は、その周囲を見ることではっきりとわかります。
次段落で、その全貌をご覧に入れます。

まさに都会のオアシス!高層ビル群に囲まれた菜の花畑

まさに都会のオアシス!高層ビル群に囲まれた菜の花畑

写真:渡部 洋一

地図を見る

これぞまさに、「都会のオアシス」!
汐留に集まる日本が誇る超有名企業のオフィス群の中に、浜離宮恩賜庭園の菜の花畑は広がっています。その菜の花の本数、実に約30万本!まさか、東京の都心のど真ん中に、それも高層ビル群に囲まれてこれほどの規模の菜の花畑があったとは。その圧倒的スケールには、誰もが驚嘆することでしょう。
そのあまりのオアシスっぷりに、もしもオリコンが「都会のオアシスランキング」を発表すれば、2位以下を大きく引き離し完全に1位にランクすること必至です。

都会で働く人たちの心を癒しまくる、浜離宮恩賜庭園の菜の花畑。視力5.0のモンゴル人が目を凝らせば、電通本社ビル(写真中央)の窓辺からこの菜の花畑を見下ろす社員の姿が見えるかもしれません。

菜の花の中の道

菜の花の中の道

写真:渡部 洋一

地図を見る

菜の花畑の中を歩ける道があります。満開の菜の花によって作られる一面のイエローカーペットの中を歩くのは、本当に気持ちの良いもの。その心地良さは、どれだけ歩いても飽きることがありません。

そしてこの道を利用してできることがあります。
それは、ずばり写真撮影。被写体となる人物がこの道に立ち、外側から撮影することで、菜の花畑の中に包まれた幸せいっぱいの写真を撮ることができるのです。

結婚写真の定番スポット!あなたも大切な記念日に是非!

結婚写真の定番スポット!あなたも大切な記念日に是非!

写真:渡部 洋一

地図を見る

菜の花に包まれた、これぞ幸せいっぱいの一枚。浜離宮恩賜庭園の菜の花畑は、結婚写真の定番スポットでもあります。
もちろん結婚式でなくてもかまいません。あなたの大切な記念日にこの場所で記念写真を撮ってみませんか?きっと頭の中にポケットビスケッツの名曲「YELLOW YELLOW HAPPY 」のメロディーが流れてくることでしょう。
ここ浜離宮恩賜庭園の菜の花畑は、幸せな思い出を写真に残すのに最適な場所と言えます。

浜離宮恩賜庭園の菜の花畑を撮影するなら

いかがでしたか?
とにかく広大な浜離宮恩賜庭園の菜の花畑。その全景を捉え、さらに周囲のビル群まで一枚の写真に収めるのなら、広角レンズや魚眼レンズが威力を発揮します。デジタル一眼カメラを持っているのなら、是非広角系のレンズを持参して撮影に臨みたいところです。
また、菜の花に包まれた人物写真を撮るのなら、望遠レンズは必須です。

浜離宮恩賜庭園の菜の花畑の見頃は、例年2月下旬から4月にかけて。都心の春に現れる都会のオアシスで、あなたも癒されてみませんか?周辺には新橋、銀座、築地等の観光地も多く、それらと併せて楽しむのもオススメです。

浜離宮恩賜庭園

アクセス
<大手門口>
都営地下鉄大江戸線「築地市場」(E18)「汐留」(E19)・ゆりかもめ「汐留」下車 徒歩7分
JR・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「新橋」(G08・A10)下車 徒歩12分
 
<中の御門口>
都営地下鉄大江戸線「汐留」下車10番出口 徒歩5分
JR「浜松町」下車 徒歩15分
水上バス(日の出桟橋─浅草)

開園時間
 午前9時〜午後5時
(入園は午後4時30分まで)

入園料
一般300円

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/03/26 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -