サン・アントン市場はマドリードのチュエカ地区のアウグスト・フィゲロア通りにあります。アクセスも簡単!メトロ5号線(緑)、チュエカ駅からもすぐです。この通りは、シューズショップが軒を連ねていて、靴好きにはたまらない「靴天国通り」として地元人には良く知られているんですよ!
シューズショップが並ぶ一角に、異質の大きな建物が!それがアントン市場です。一見ショッピングセンターのように見えますが、一歩入るとびっくり!そこはとても広くてお洒落なメルカード(スペイン語で「市場」)が広がっています。
全4階からなる市場は、地下階はスーパー、地上階は新鮮な青果、肉、ハム、魚介類、チーズ、ナッツ等の販売、2階はフードコート、3階はレストランです。ズコーンと天井まで吹き抜けになった市場内部は太陽光も差し、明るくとても印象的です。3階にはテラス席もあり、気候の良い時期は外に座るととても気持ちが良いのでオススメです!
市場内には、マドリード特産の生ハムやヌガーなどの売り場もとても大きく種類も豊富!そん中、最も印象的だったのがトマトの品種の多さです。スペインはヨーロッパでイタリアに次ぐトマト生産量を誇るトマト王国なんです!確かにトマトを上手に使ったお料理もスペイン料理には多いですね。
また、この市場ではとても粋な計らいをしています。気になる素材、食べたい素材があれば、購入して3階のレストランに持って行き、4ユーロの追加料金を払えばそれを調理してくれるんです。とても嬉しいサービスですよね!気になる目新しい素材があっても、どのように調理すればいいのかさっぱり分からない、といった場合などぜひ利用してみてください。
市場の真ん中にドンと構えるモダンなエスカレーターを上った2階はフードコート、つまりセルフサービスの食事のための屋台共有スペースになっています。カウンターで注文、支払いをし、自分で席へ持っていく流れです。タパス、ベーカリー、タヴェルナ(居酒屋)等、各種揃っていて内容も充実!シエスタの時間(14時頃〜17時頃まで)になると地元の人たちがゆったりとワインを飲みながらタパスをつまみに続々とやってきます。シエスタは多くの店舗が閉まってしまいますが、サン・アントン市場は一日中休みなく開いているのも嬉しいところ!
*シエスタとは14時頃〜17時頃まで休憩時間を散る習慣をいいます。スペイン以外にもイタリアでもその習慣はあります。が、近年はその習慣もなくなる傾向に向かっているようです。
3階のレストラン「La Cocina de San Antón」は伝統スペイン料理を中心に各国の味を加えたヒュージョン・スペイン料理を提供してくれます。その季節の旬の新鮮な素材を使った豊富なメニュー、ランチには嬉しい日替わりメニュー等、気軽にスペイン料理を楽しめます。
小腹が空いている時、ものすごくお腹が空いている時、どんな時でも自分のニーズに合わせて食べられるのは助かります。また地下のスーパーや、地上階の市場ではお土産になる魅力的な食品の数々がきっと見つかるでしょう。
◾︎サン・アントン市場◾︎
所在地:Calle Augusto Figueroa, 24, 28004 Madrid
電話:+34 913 30 07 30
Eメール:info@mercadosananton.com
◾︎営業時間◾︎
地下(スーパー):月ー土 10:00〜22:00、日〜15:00
1階(市場):月ー土 10:00〜22:00、日〜15:00
2階(フードコート):月ー日 10:00〜24:00
3階(レストラン・テラス) 日ー木10:00〜24:00。金・土〜13:30
◾︎交通アクセス◾︎
メトロ:5号線 Chueca (チュエカ)駅
バス:15番、147番
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(2024/4/24更新)
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