写真:猫乃 みいこ
地図を見る奄美大島は、手つかずの自然が残る神秘の島。そんな奄美の海の中を見てみたいと思いませんか?水族館では熱帯魚をいつでも見ることができますが、リアルな海の中は行かなきゃ見られない!せっかく奄美に行くなら、いろんな体験をしてみましょう。
海の中を見るのには、ダイビングやシュノーケリングで、自身が海に入るのが一般的?いえいえ、いろんな事情で潜れなかったり、もっと気軽に海の中を見てみたいという方にお薦めなのが、船から海の中を見る方法。奄美大島南部の瀬戸内町古仁屋にある「せとうち海の駅」内のカケロマリゾートが運航する水中観光船「マリンビューワーせと」で、奄美大島と加計呂麻島の間の大島海峡の中を見てみましょう。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る「マリンビューワーせと」の運航は1日7便、運航時間は約40分ですので、他の観光と合わせて楽しむことも出来ますよ。海の駅内の事務所でチケットの支払いを済ませたら、目の前の発着所に向かいます。
クジラの描かれた可愛らしい船体が目印です。ピンクとブルーの2隻ありますので、どちらに乗れるかはお楽しみに。
写真のように、船体の下に展望室があるので、そこから海の中を見ることができます。さあ、船の中に入ってみましょう。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る船に乗り込み、運転席の横の階段を降りると、写真のような展望室があります。ガラス張りになっている展望室からは、海の中が見渡せます。真ん中の通路を通って、座席に着きましょう。団体のお客さんが多い時には、座席番号が決められますが、個人のお客さんだけの場合は、自由席でどこに座ってもOK!どこからでも海の中が見放題です。
船は、古仁屋港から加計呂麻島方面に出発します。ビューポイントまでは、約10分。展望室で海の中を見る練習をしたり、デッキで加計呂麻島を見ながら風を感じていると、ほどなく到着します。
さて、ビューポイントではどんな光景が見られるのでしょうか。
ビューポイントでは、約20分間大きなエンジン音を切って船がゆっくりと進み、海の中をのんびり散策することが出来ます。
ガラス窓から見える海の中は、透明度が高くとても美しい!大きな音がしないので、魚達もリラックスして自然の姿を見せてくれますよ。
ビューポイントには、サンゴや魚の種類が多く、船がゆっくり動く間中、途切れることなくさまざまな色・形のサンゴや魚を見ることが出来ます。サンゴは、クラゲの仲間の動物であることを知っていますか?正しい名称は、ポリプあるいはサンゴ虫。大島海峡には、さまざまなサンゴが生息しています。
そして、サンゴに集まる魚も豊富。時には、20種類もの魚が見られることがありますよ。体長5センチメートルから40センチメートルと、大きさもさまざま。群れを成す魚。イソギンチャクやサンゴに隠れる魚。美しいサンゴや色とりどりの熱帯魚を見ていると、まるでここは竜宮城!?と思えるくらい、夢の世界に迷い込んでしまいます。
船からの海中散歩で見える光景は、自然が作り出した神秘!いくら見ていても飽きません。お子さんやお年寄りなど、年齢に関係なく一緒に楽しめるのが良いですね。海の中の光景は幻想的。カップルにもお薦めです。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る約20分間の海中散歩を楽しんだら、船はまたエンジンを全開にして、港へ帰港します。
写真のように、デッキ部分に出て大島海峡の遊覧を楽しんみてはいかがでしょうか。海中の神秘と、島の遊覧の両方を楽しむことができるのですから、さらに旅の想い出になりそうですね。
奄美大島は、LCCも就航し人気急上昇中!国内では、いくつか同じような船を運航している港がありますが、「マリンビューワーせと」で見られる海中は透明度が高く、見られるサンゴや魚の種類が多い!と評判に。
一度乗ると、その美しさに魅了され、リピートする方も多いという水中観光船「マリンビューワーせと」で、夢の海中散歩を!
【水中観光船「マリンビューワーせと」】
住所 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋大湊26−14 せとうち海の駅 1階
電話 0997-72-1326(カケロマリゾート)
営業時間 8:30〜17:30(年中無休)
運航時間(要予約)9:30 10:30 11:30 13:30 14:30 15:30 16:30(所要時間 約40分)
料金 大人2500円 小人1250円
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(2024/4/20更新)
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