写真:那須 マッキー
地図を見るオオハクチョウが翼を広げて、美しい姿を見せてくれました♪まるで私の姿を見てくださいと言わんばかり!流体力学にかなった、流線的な身体は空気抵抗が少なく、翼を動かす胸の筋肉が発達していて、丈夫な骨組みと大きな翼で時速70km位の速度で飛ぶそうです。追い風や上昇気流ではもっとスピードが出るそうですよ。
栃木県大田原市の「羽田沼(はんだぬま)」は環境省や栃木県、大田原市、野鳥の会、白鳥を守る会等により『羽田沼野鳥公園』として整備されています。国の天然記念物である『ミヤコタナゴ』の生息地でもあり、環境を守るため白鳥への「餌づけ」は禁止されています。
写真:那須 マッキー
地図を見る「羽田沼」は大規模な沼ではありませんが、毎年250羽〜400羽以上の白鳥が越冬のため飛来します。毎朝、日の出すぎと共に餌場となる水田などに飛び立ち、夕方近くの午後3時過ぎにねぐらとなる「羽田沼」に戻ってきます。しかし、中には20〜50羽位の白鳥が沼に残っていて、白鳥を目当ての訪問客のシャッターモデルになっています。
本州では珍しい「アカハシハジロ」が飛んできた時には、新聞などでビッグニュースとなり、県内外から野鳥ファンが大挙して訪れ、カメラの放列が出来ていました。
野鳥や白鳥は静かに見守る注意とマナーが必要ですね!
※公園内にはワンちゃんの入場は出来ません!
写真:那須 マッキー
地図を見るオオハクチョウは人なつこいため、人の直ぐそばまで近寄ってきます。左側がオオハクチョウの成鳥、右側のちょっと灰色のが大人になる途中の若鳥の状態、“くちばし”が黄色になっていません。もう少したつと黄色に変化し身体が真っ白になります。中央にいるのがコハクチョウでオオハクチョウと比べると少し小ぶりです。
「オオハクチョウ」の身長は約1.5メートル、体重は約8kg〜12kgあり、翼を広げると約2.5m以上になります。「コハクチョウ」は身長約1m〜1.2mで体重は約5kg〜8kg、翼を広げると約2mの大きさです。
写真:那須 マッキー
地図を見る“オオハクチョウ”も“コハクチョウ”もどちらも足に大きな水かきがあります。飛び立つ時には10mほど助走して飛び上がります。10羽以上の集団で飛び立つことが多いので、迫力のある滑空シーンが見られます!しばらく観察していると、飛ぶ前兆が見分けられるようになってきます。大抵の場合、1羽だけで飛び立つことはなく、5〜6羽以上のグループで飛び上がります。飛ぶ直前になると、のばした首を前後に振り大騒ぎをしながら、飛び出す方向へ移動を始めます。
写真:那須 マッキー
地図を見る『羽田沼野鳥公園』には、野鳥ファンのみならず、多くの方が驚くほどの、鳥たちが来訪します。オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、オナガカモ、ヨシガモ、ホシバシロ、コガモ、オオバンなど・・・その数、千数百羽以上!
時には、赤いくちばしが特徴の珍鳥アカハシハジロなど、本州では、めったに見る事が出来ない鳥や、クビワキンクロまでいたそうです。野鳥ファンにはたまらない出来事だそうです。もしかしたら、珍しい鳥に会えるかもしれませんね♪
オオハクチョウ、コハクチョウとの出会い!興味が沸いてきませんか?毎年晩秋11月から3月下旬まで、その姿を見る事ができますよ!
しかも『羽田沼野鳥公園』は入場無料で、駐車場やトイレ、雨の日のために「野鳥観察小屋」も完備しています。遠い極寒の地域からやってくる、美しい「白鳥」たちに、出会ってみませんか!?
東北自動車道那須ICから約15km(車で約20分)です。
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(2024/4/19更新)
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