ROUTE66で落書きし放題!テキサス州「キャデラックランチ」

ROUTE66で落書きし放題!テキサス州「キャデラックランチ」

更新日:2015/02/02 11:46

広大な大地を東から西へ横断できるアメリカを象徴する国道、「ルート66(ROUTE66)」。
若者から中高年の男女まで幅広い世代が憧れているルート66には、沢山の歴史ある見所が点在するのですが、「ザ・アメリカン」といえるようなダイナミックで最も代表的なモニュメントを今回はご紹介します。

突如現れるダイナミックなヴィンテージのキャデラック!

突如現れるダイナミックなヴィンテージのキャデラック!
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にぎやかな繁華街でもなく、ただただ広大な土地を走っていると、そこに突如現れるのが、テキサス州北部、パンハンドル地方最大の都市、アマリロの西にあるキャデラックランチ。

このモニュメントは、1974年にアマリロの大富豪でこの土地の地主がオーナーとなり、アーティストグループによって建設されたそうです。
ヴィンテージのキャデラックが10台、何もない広大な小麦畑の中心に頭から地面に向かって大胆に突き刺さっているその光景は、思わず口が開いてしまうほどです。

あなたにしか見れない景色!

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実際に見てみると、そのダイナミックさがヒシヒシと伝わってきます。また、キャデラックの中に入って写真を撮ったりも出来ますが、落書きしたてのものもあるので、汚れても良い服装でいくことをおすすめします。

日々、数多くの人々が訪れて落書きするので、一日経てば全く違うデザインに変わってしまうこともあるくらいです。
「自分の書いた落書きがすぐ消えてしまうなんて…」
と思わず、あなたも訪れて、この一期一会の光景を見てきてください。どのキャデラックも毎日、違う装いをみせています。この落書きが見ることが出来るのは、今日ここにきたあなただけかも知れません。

また、自分の落書きを世界各国の人々がこのアメリカの大地とともに目や写真に収めるかも知れないなんて、とても素敵なことだと思います。
あなただけの景色を見に行ってきてください。

皆で思う存分、ラクガキしよう!

皆で思う存分、ラクガキしよう!
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落書きの仕方は勿論自由です。自分で持参したスプレーであのダイナミックなキャデラックに落書きし放題です。スプレーは、既に訪れた人が置いていったものが沢山あるので、それを使っても大丈夫ですが、必ずしもあるというわけではないので持参をお勧めします。

キャデラックだけではもの足らず、地面にペイントしている人もいらっしゃいますが、ここは自然溢れた土地なのでキャデラック以外には落書きは止しましょう。

よく見かけた落書きは各国旗です。国旗と言うのは、その国の象徴なのでとてもインパクトがあります。特に日本の旗なんてすごくシンプルだけど、その分、インパクトがあり、最高にかっこいいかも!なんて思わず誇らしげに思ってしまいます。
各国の国旗があるということは、ここに訪れた国の人達の証。やはりルート66に憧れを抱く人々は世界中にいるようです。

実は既に廃線になっているROUTE66

実は既に廃線になっているROUTE66
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ルート66と聞くと、アメリカを代表するキーワードだけあって今もなお大活躍している国道とお思いの方も多いようですが、実際は州間高速道路が発展し、1985年に廃線となっていて現在では、「Historic Route 66」(旧国道66号線)と呼ばれています。

しかし、東のシカゴから南のサンタモニカまで大陸を横断する国道として、アメリカ合衆国南西部の経済・産業の発展に大きく寄与したルート66は、今もなお映画・ドラマ・音楽・文学などのポップカルチャーから私たちに発信され、アメリカンドリームそのものとして愛され続けているのです。

ROUTE66の走り方

ROUTE66の走り方

ルート66は、キャンピングカーを借りて走ることをオススメします。
日本ではあまり聞きなれませんが、アメリカのいたる所にバスのような大きなキャンピングカーを見かけるほど、普及しています。その為、排水や給水、その他施設を利用できるRVパークという日本とはまた違うスタイルのキャンプ場があり、多くの人が訪れます。
レンタカーで走行される人もいますが、ルート66を走るにはかなりの時間が必要なので、トイレやシャワー、ベットからキッチン、テーブルまで何でも揃っているキャンピングカーが大変便利です。

最後に…

歴史とともに夢やロマンがたっぷり詰まったルート66。そこには、魅力的なポイントが点在されているだけでなく、世代・国・性別を越えて愛される何かが残っているように感じて仕方ありません。
それは、訪れた人だけにわかる感覚なのかも知れません。
あなたも行ってみて是非その感覚を味わってください♪

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/15 訪問

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