写真：やま かづ
地図を見る１７６９年にスペイン人の神父によって伝道所が建てられ、その周りを取り囲むように徐々に街が形づくられていきました。
その後、メキシコの領土になったり、アメリカの領土に戻ったりと、歴史的な影響を受けながらも街は発展を遂げました。
そんなオールドタウンは、いわばサンディエゴ誕生の地、そしてカリフォルニア発祥の地なんです。
写真：やま かづ
地図を見るオールドタウンと呼ばれるエリアには、オールドタウン州立歴史公園を中心として、ヘリテージパーク、プレディシオパークなどが整備されています。
また、オールドタウンを東西に走るジュアンストリート（JUAN STREET）、サンディエゴストリート（SAN DIEGO STREET）沿いには歴史的な建物が修復されたり再建されたりして、レストランや土産物屋などに姿を変え、スペインやメキシコのエッセンスを醸し出しています。
写真：やま かづ
地図を見るオールドタウン州立歴史公園には、１９世紀当時の建物や一部再現された建物が通りを隔てて並んでいます。
それらの建物は博物館として開放されたり、民芸品や土産物を売る店やレストランとして役割を果たしています。
公園の正面には当時の面影を残すロビンソン・ローズビルディングがあり、今ではビジターセンターとして使われています。観光前に立ち寄ってパンフレットや資料をもらったり、オールドタウンについての予備知識を仕入れるのにうってつけの場所ですから、ぜひ歴史公園の散策を始める前に訪れてください。
場所：オールドタウン州立歴史公園
開園：10:00-16:00（レストランは19:00まで）
料金：博物館、歴史館など基本的に無料
写真：やま かづ
地図を見る公園の賑わいの中心は、何といってもこのオールドタウンマーケット。メキシコ風の雑貨、民芸品など、ちょっとした小物を集めたブティックが集まっています。
また、「ガーデン」と呼ばれる中庭を中心として、カフェ、メキシカンレストランも営業しており、いつもたくさんの観光客で賑わっています。
写真：やま かづ
地図を見るオールドタウンに来たら、やっぱりメキシコ料理をいただきたいところですね。
この歴史地区には、至るところにメキシカンレストランがありますが、人気ナンバー・ワンといえば、「カーサ・グアダラハラ（Casa Guadalajara）」ではないでしょうか。
広い店内にもかかわらず、食事時間には予約がないと席につけないほどの混雑ぶりで、それもそのはず、2010年にはカリフォルニアのベストメキシカンレストランに選ばれました。
また、店内では、ギター、バイオリン、トランペットなどで編成されたマリアッチの演奏を楽しむことができます。
写真：Grilled Fish Tacos
店舗：Casa Guadalajara（カーサ・グアダラハラ）
住所：4105 Taylor Street, San Diego
営業時間：
月－木 11:00-22:00
金 11:00-23:00
土 08:00-23:00
日 08:00-22:00
オールドタウンには、サンディエゴ市内の主な見どころを回るオールドタウントローリーの停留所があります。
また、サンディエゴトローリー・グリーンラインの オールドタウン・トランジット・センター駅（Old Town Transit Center）からも近く、通りを挟んだ東側に広がっています。
さらに、この駅の西側は、サンディエゴ北部の街、ラ・ホヤ、ミッションベイなどへの起点となる路線バス、サンディエゴ・ＭＴＳバスの乗り場にもなっています。
こんな便利な立地のオールドタウン。サンディエゴ滞在中、一度は立ち寄ってみたいスポットです。
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(2024/4/25更新)
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