写真:村松 佐保
地図を見る清澄白河駅は、都営地下鉄大江戸線で新宿から30分、東京メトロ半蔵門線で渋谷から22分、どちらも乗り換えなしで訪れることができる便利な立地にあります。
清澄白河という地名の由来は、江戸時代海だったこの辺り一帯を開拓した一人、清住弥兵衛(後に清澄と改称)と、白河藩主・松平定信(1758〜1829)の号にちなんだ白河という名前を組み合わせて名づけられたといわれています。
松平定信が眠る霊巖寺(れいがんじ)を始めとする寺院が立ち並ぶ路や、点在するお洒落なカフェに、どこか懐かしさとともに新鮮さをも味わえる町並みです。
写真は、松尾芭蕉が「おくのほそ道」へ旅立つ直前に住んでいた採茶庵跡(さいとあんあと)で旅支度をして縁に腰をかけている芭蕉像です。横を流れる仙台堀川に浮かぶ船に乗って出発しました。
写真:村松 佐保
地図を見る昭和54年に東京都の名勝に指定されたこちらの庭園は、池の周囲に築山や名石を配置した回遊式林泉庭園(園内を回って鑑賞できる庭園)になっています。
三つの中島を配した広い池に映し出される島や樹々の影、池の際に飛び飛びに置かれた磯渡りを歩くと、水面に浮く水鳥たちの息遣いまで伝わってくるようです。また園内には、備中御影石、讃岐御影石など全国の産地から集めた無数の名石が配置され、まるで石庭のようです。
野鳥との出会も新鮮! カルガモやキジバト、アオサギなどは一年を通じて見られ、バードウオッチングを楽しむこともできます。
土日祝日の庭園ガイド(無料)や、車いすで通行できるルートもありますので、庭園の詳細は、下記[MEMO]「公園へ行こう!! 清澄庭園」をご覧ください。
写真:村松 佐保
地図を見る農林水産省郷土料理100選のひとつ深川めしは、漁師が考案した料理です。江戸時代漁師の町として栄えた清澄白河の地では、魚介類や海苔、特にあさりがたくさん捕れました。
あさりと油揚げやネギなどを味噌で煮たものを白いご飯にかけたぶっかけスタイルを深川丼、炊き込んだものを深川めしと呼んでいます。
「深川釜匠」では、どちらをいただくこともできます。写真は、こだわりの出汁で炊き上げた深川めし。ふっくらしたご飯と大粒のあさりの旨味がたまらない。深川丼ぶりは、あさりと秘伝の出汁でネギと油揚げ煮込んでいます。上に乗せられた半熟卵との競演も最高! 両方いただきたい方は、深川めし・深川丼ぶりのセットもあります。
詳しくは下記[MEMO]「ぐるなび 深川釜匠」をご覧ください。
写真:村松 佐保
地図を見る「アライズ コーヒー エンタングル」は、清澄庭園入り口の反対側に位置するお落ち着いた空間が魅力のカフェです。好みのコーヒーを伝えるとお勧めを教えてくれます。丁寧に淹れてくれるこだわりの一杯に癒されます。
店内は、カウンター席とテーブル席があり、運河に面した奥の席では、窓から四季折々の自然を楽しむことができます。
フードは自家製サンドやプリンなどがあり、どれも美味しいですが、まずは「ブラジルプヂン」からいかがですか。ブラジルの家庭で作られるように、1ホールのプリンがケーキのように切り分けられています。濃厚なプリン生地に少しほろ苦いカラメルとココア風味のスポンジのバランスが絶妙です!
お洒落なカフェで、まったりした時間を過ごしてみませんか! こちらのカフェは、江東区平野1-13-8にあるカフェ(下記[MEMO]参照)の2号店になります。
3時間で楽しめる清澄白河駅はいかがでしたでしょうか。立地に恵まれていますので、いつでも気軽に訪れることができます。何より駅から近いところが嬉しい! 情緒ある庭園を散策し、あさりの出汁がしみた深川めしに舌鼓を打ち、お洒落なカフェで心のこもった一杯に癒される、そんな贅沢な時間を満喫することができます。レトロとモダンが融け合う清澄白河で、すてきな時を過ごしてください!
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/23更新)
- 広告 -