さまざまなタイプをそろえた客室は、和室、洋室、和洋室の3種類、全43室。ご家族からカップル、仲間同士など用途に合わせて利用できるので便利です。通常の和室だけでなく和室ツインルームや、露天風呂付き客室。バリアフリーの洋室などもあり、ゆったりとした間取りを備えているので心地いい。旅館とホテル双方の過ごしやすさを兼ね備えながら、上質なおもてなしを味わえるのがこの「花街道」です。
夜になると遠くに見える街の明かりが湖面に浮かび、幻想的な風景。建物の前面には緑を配置して、ライトアップ。その先に見える雄大な琵琶湖まで、自然に視界が導かれ、ちょっとした浮遊感覚も味わえます。
季節に応じた懐石料理が、ここ「花街道」の一番の目玉。京都の料亭旅館で修業した料理長の、こだわり抜いた食材選び。さらにもてなしの心と五感に訴えるお料理は、最後までお客様を楽しませてくれるのです。
地産地消をモットーにし、滋賀でも希少な地場野菜をわざわざ取り寄せることで、この旅館へ来た甲斐があると心から実感するでしょう。雄琴温泉の中でも料理が群を抜いて定評があるのは、これらの思い入れがあるから。誰もが知る近江牛を味わい尽くすメニュー、湖国ならではの湖魚料理に近江米。食べていても、本当に丁寧で温かみが伝わってくるものばかりでした。
お食事中のお酒も、近江のお酒をご用意しています。しかもお値段がリーズナブル！普通ならば割高になりやすい旅館のお酒ですが、ここは街の料理屋さんと変わりません。
豊かな木の香りが漂う湯船と空間をうまくデザインして、開放感を感じさせてくれるのが特徴です。泉質は単純温泉で、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動マヒ・打ち身・慢性消化器痛・冷え性・疲労回復等・美肌効果など特に女性に優しい効能があると評判。
「ばんからの湯」では中央の木台に寝ころび、全身を伸ばしてリラックスするためのスペースが用意。仰向けになって天井を眺めるのもよし。うつ伏せになって、湯けむりを楽しむのもよし。くつろげる工夫がうれしいですね。
「はいからの湯」シンプルな造りとなっているこちら。自然のぬくもりを感じる木枠に腰かけて、みんなでおしゃべりや湯浴みを楽しみたい。
「こもれびの湯」こじんまりとした露天風呂のこちらは、湯の温度がほどよく長時間浸かっていられるのがいいですね。外気の心地よさとカラダの芯が、じんわり温まっていく感覚。豊かな自然も楽しめます。
「び～どろの湯」３～４名様用の貸切露天風呂です。プライベートな時間を味わいたいならこちら。ご家族やカップルなど、気兼ねなく露天風呂が楽しめます。（車いすご利用のかたでも、湯船の近くまで来ることが可能）
大正ロマンをイメージしたという館内は、重厚感と同時に懐かしさを漂わせます。四季折々の生花が各所に飾られ、中庭の散策もまた癒されるはず。女性経営者ならではの気配りが随所に見られ、ぬくもりを感じます。
施設も充実しており、まず館内に入るとロビーが広々。調度品にも目を奪われます。ゆったりと温泉に浸かった後は、ラウンジでグラスを傾けるのもいいですし、癒し処でのマッサージ、アロマトリートメントも可能。「麺処 らむぷ」では絶品といわれる手打ち蕎麦「街道蕎麦」がいただけるのもうれしいですね。これは食べないと損という一品。
朝日に輝く琵琶湖を眺めながらの朝食もまた格別。新鮮サラダ、フルーツ、手作り豆腐はバイキングスタイルでご自由にいただけます。豆腐をいろいろな味と薬味で楽しみたい方にはうれしいスタイル。
さらにお膳で運ばれてくるのは、定番のご飯のお供と小鉢たち。焼き魚や炊き合わせ、煮びたしなどなど。配膳のかたが、おひつご飯とお味噌汁をよそってくれます。ご飯もお味噌汁も、食べ放題。
また地元・仰木の武田養鶏場で取れた新鮮生卵も食べ放題がうれしい！プリッと盛り上がった黄味は濃厚で格別。ふつうに醤油で頂くもよし、牡蠣醤油でいただくのもおススメだそう。これでまたご飯が進みますね。朝からちょっと食べ過ぎちゃうかもしれません。
アクセスは関西空港・伊丹空港の両空港より車で約2時間弱ほどで到着。京都駅からなら湖西線で約３０分。比叡山や琵琶湖など歴史的風景も楽しめ、温泉も満喫。「花街道」なら、おもてなしの心と清潔感、上質なお料理などなど、どれをとっても満足できること間違いありません。
日帰り夕食プランや、日帰り温泉+２食付プラン、お昼のうたた寝プランなど、宿泊しなくてもご利用が可能なので、きままに過ごしてみるのもいいでしょう。ぜひ、足を延ばしてみませんか？
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(2024/4/18更新)
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