京成本線勝田台駅北口、もしくは東葉高速線東葉勝田台駅から、リゾートガーデンの気配は全く感じられない、穏やかな住宅地を少し歩いたところ。どこか懐かしいアンティークゴールドの文字で「KAIGARATEI GARDEN」と記されたプレートがいきなり現れます。
非日常リゾートへの入り口の目印です。
門に絡まった緑のつたをくぐって、少し冒険の気分。
写真の右側に写っているのは、本格フレンチレストランの「貝殻亭」です。石畳の小路を先に進む前に、あたたかい明かりがこぼれる窓から、帆船の内部をイメージして作られたという店内をのぞいてみるのもいいかも。
緑のアーチを抜ければ、そこには小さなフランスが広がっています!
四季の花とハーブの香りでいっぱいのフランス風庭園「貝殻亭ガーデン」は、『五感で感じるガーデン』をコンセプトに造られており、どなたでも自由に散策することができます。
豊かな花々と緑、庭園を渡る風とハーブや果実の香りを全身で楽しめる、まさに五感で感じるガーデンは、ただ歩いているだけでも心が満たされていきます。そこかしこに設けられているベンチや、ちょっとしたテーブルの上で揺れるランプの明かりに、リゾート気分が引き立ちますね。
庭園をゆっくりと下っていくと、小さな花壇に草花をたくさん抱えた可愛らしい円柱形の建物が。
パティスリー「ル・ジャルダン・デュ・ソレイユ(Le jardin du soleil)」です。
フランス語で、Jardinは庭、Soleilは太陽。つまり、「太陽の庭」という名前のお菓子屋さんなのですね。二階の窓の間にも、太陽のプレートがはめ込まれています。
店内に足を踏み入れると、お菓子の本場、フランス!と胸がときめかさずにはいられない、宝石のようなケーキや焼き菓子の数々が迎えてくれます。
思わず足を止めてしまいつつ、入って右の飾り階段をのぼりましょう。
2Fは、温かいオレンジ色の光に満たされたサロンになっています。ほとんどの席から庭を臨むことができ、天気のよい日にはバルコニー席もおすすめです。
木目調のフロアで、大きな窓からガーデンを眺めると、まるで日本ではなく本当にヨーロッパを訪れているような雰囲気を楽しむことができます。
ランチセットや豊富なスイーツの並ぶメニューの中で、ぜひご賞味頂きたいのがこちらの「英国式アフタヌーンティーセット」。下段のプレートには、香ばしいバゲットのハムとレタスのサンドイッチと、たっぷりのジャムとスコーン。上段にはプチケーキとマカロン、ゼリーがのっています。ひとつひとつがとても美味しい上に、かなりお腹もいっぱいになるボリューム!
そして、とても嬉しいのが、豊富なドリンクの種類です。やはり英国式アフタヌーンティーは美味しいお紅茶といただきたいものですが、こちらのお店では1854の創業以来150年以上にわたって世界的に愛されている「マリアージュフレール」というフランスの老舗ブランドのお紅茶を選ぶことができます。(+100円)
茶葉の種類も、フルーティな花の香りの「マルコポーロ」、爽やかな甘みの「ボレロ」からチョイスでき、フランスらしい華やかなフレーバー・ティーと英国式アフタヌーンが新鮮に組み合わさります。
オーダーに迷ったら、スタッフの方に声をかけてみましょう。
洗練された美しいデザインの茶葉の缶を持ってきてくださり、茶葉の香りを実際に試すこともできます。運が良ければ、メニューには載っていない茶葉もテイスティングすることができるかもしれません!
ゆっくりと自分の気に入る香りのお紅茶を探すのも、リゾートで楽しむアフタヌーンティーならでは。
もちろん、スタンダードなコーヒー、カフェラテ、エスプレッソ、ダージリン、アールグレイもホット・アイスから選ぶことができます。
砂時計を傾けて、ゆっくりと楽しむティータイムは贅沢なくつろぎの時間。1600円というお値段がとても良心的に感じられます。
「貝殻亭ガーデン」は、四季折々のハーブや花々はもちろん、薔薇の季節には庭のそこここで白バラが咲きこぼれる薔薇の名所でもあります。忙しい日常を忘れ、プティ・フランスの瀟洒な美しい庭を、いつもよりゆっくりと歩いてみましょう。
東京駅から電車で50分ほどと都心から少し離れているためか、穏やかな雰囲気があるのも魅力。ウェディング・プランも備えた静かな非日常のリゾートで、ゆったりとくつろいでみてはいかがでしょうか。
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