新しくなった大天守も必見!世界遺産「姫路城」で桜散歩

新しくなった大天守も必見!世界遺産「姫路城」で桜散歩

更新日:2016/04/11 17:46

兵庫県姫路の、言わずと知れた国宝姫路城。
この姫路城は1995年、平成5年に奈良の法隆寺とともに、日本初の世界遺産に登録されました。
美的完成度が高く、世界的に見ても類の無い優れたものであるとされた姫路城。その大天守は、修繕のため立ち入りを禁止されていましたが、2015年3月ついに公開されました。
今回はそんな姫路城の桜をご案内致しましょう。

2015年おひろめ!!世界文化遺産、国宝姫路城大天守。

2015年おひろめ!!世界文化遺産、国宝姫路城大天守。
地図を見る

この姫路城は、大天守と3つの小天守が繋がり、幾重にも重なる屋根と破風、白い外壁とが美しい構造を見せる城です。
また、姫路城は不戦不焼の城。400年の歴史の中で戦災に見まわれる事無く、今もその形を保ち続けています。そのため非常にその状態が良く、他に見ない造りから、極めて貴重な文化遺産に指定されています。

大天守は、保存修理の為に立ち入り禁止していましたが、平成27年3月に一般公開が開始され、地元や観光の人達を賑わせています。
春夏秋冬色々な顔を見せてくれる姫路城に、ぜひ出かけてみてはいかがでしょう。

姫路城は日本の桜の名所100選認定。

姫路城は日本の桜の名所100選認定。
地図を見る

桜の時期、姫路城では主にソメイヨシノやシダレザクラが咲き乱れます。約1000本の桜が城の天守閣にかかり、白い壁に桜の薄紅色が美しく映え、とても美しい景色です。
このみごとな景色は「日本の桜の名所100選」にも選ばれています。

ソメイヨシノとシダレザクラ。

ソメイヨシノとシダレザクラ。
地図を見る

ソメイヨシノは、蕾のうちは濃い赤に見えますが、咲き始めると薄紅色、満開になると白色に近づきます。花が大きく派手なので、咲いている様は春の綿帽子のようでもあります。次にシダレザクラは、枝が柔らかくしなだれている桜のことです。風にそよぐ、やや濃い桜色がとても綺麗な桜です。

この桜たちが姫路城をおおうのは、例年4月上旬。開花の時期は年によって違うので、事前に確認されることをおすすめします。

堀を囲う美しい桜!

堀を囲う美しい桜!
地図を見る

ぜひ見て頂きたいのは城門の風景。荘厳な城門の周りに、堀を囲うようにして桜が咲いている、見事な様が見られます。

城内のいたるところが花見スポット!

城内のいたるところが花見スポット!
地図を見る

外だけではありません。城の中からも桜が見られます。
西の丸の「百間廊下」の窓から覗いてみましょう。城内のいたるところに植えてある桜の木が、目を賑わせてくれるでしょう。
2015年にグランドオープンをした大天守。ぜひ桜シーズンに出かけてみては如何でしょう。

おわりに、

姫路城へのアクセスは、JR山陽電鉄姫路駅下車、北に向かって徒歩10分。駅からはループバスも出ていますので、姫路駅前よりループバスに乗車し、姫路城大手門前で下車して下さい。
姫路城への入城時間は、時期によって違いますので、確認してからお出かけ下さいね。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -