グルメランキング1位が密集する東京・小岩の行くべき店3選

グルメランキング1位が密集する東京・小岩の行くべき店3選

更新日:2015/01/29 15:21

東京の東の外れ、小岩駅。
この街がグルメタウンとして急激に注目を集めているのをご存知だろうか?
食べログを確認すると、タイ料理カテゴリーで日本一の「いなかむら」、ネパール料理カテゴリーで日本一の「サンサール」、焼きとんで東京1位の「豚小屋」など各ジャンルのトップ店が密集しているのだ。

隠れたグルメタウン、小岩

隠れたグルメタウン、小岩
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東京のグルメタウンといえば、高級割烹や寿司の名店が居並ぶ銀座や、フレンチやイタリアンの旨い店がたくさんある青山・代官山あたりを思い浮かべる方が多いでしょう。
しかし、ここ最近、グルメタウンとしての頭角をメキメキ発揮しているのが、東京の東の外れに存在する小岩駅なのだ。

グルメサイト・食べログで調べてみると・・・

ネパール料理部門で全国1位の「サンサール」
タイ料理部門で全国1位の「いなかむら」
焼きとん部門で東京1位の「豚小家」
・・・など、各ジャンルのナンバー1が狭い地域に密集しているのだ。
(2015年1月現在)

「サンサール」「いなかむら」「豚小家」といずれも予算2〜3千円あれば、さまざまなメニューが食べられる大衆店。昼から小岩に乗りこんで、すべての店をハシゴする、そんなグルメ旅も有りではないだろうか。

焼きとんで東京1位「豚小屋」

焼きとんで東京1位「豚小屋」
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焼きとんで名店と言われているのは、昔ながらの経営をしているところが多い。外装内装はボロいけれど、ウマい。そんなお店が多いのだが、「豚小屋」は清潔で温かみのある内装をしている。串を焼く煙もまったく気にならない。女性の一見さんでも入りやすいだろう。座敷席もいくつかあり、わりかし広い店なのだが、かなりの人気店なので、平日であろうと予約をしておいたほうが無難だ。

写真は左からコブクロ、アブラ、軟骨、シロ。いずれもしっかり歯ごたえがあるのに、何度か噛めば、すぐにほぐれる。1本80円からと、どえらい安さにもかかわらず、1本1本デカいのなんの。繊細な見た目の串もいいけど、こういう無骨な串のほうが食欲をそそられる。タレを堪能したら、塩もいきたいところだが、どっちもいくとすぐにお腹いっぱいになってしまう。いろんな種類を楽しみたければ、3〜4人のグループで行くのがいいだろう。
店長さんは飲食店での修行経験こそあるものの、もつ焼き自体は独学だという。これだけの仕事を独自に身につけたとは驚きだ。

店長さんにオススメメニューを尋ねると「茹で豚が人気ですよ!」とのこと。
豚しゃぶみたいな薄い肉数枚だと思っていたが、ほぼステーキといって差し支えないほどの量が出てくる。さっぱりした茹で豚とガーリックソースがよく合っている。これさえあれば、丼飯2杯は軽く平らげられる。

各種刺しも新鮮で最高にうまい。
苦手でなければ刺し5点盛りをぜひとも注文してほしい。新鮮なので、臭みもエグみもまったくない。ごま油やニンニク醤油でいただくのだが、なんだったら、そのまんま何にもつけなくても食べられるほど爽やかな味わいだ。

タイ料理で全国1位「いなかむら」

タイ料理で全国1位「いなかむら」
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「いなかむら」はタイ料理部門で全国1位(全国1580軒中)の店だ。
いなかむらという店名がいかにもタイ料理屋っぽくないのだが、これは前に入居してた居酒屋の名前を、そのまま使ってるからだとか。壁に貼られたメニューの写真は、お客さんが撮影し、刷ってきたもの。

料理は素材選びから徹底的にこだわりたいからと、店の規模をむやみに大きくしない。某コンビニとのコラボ企画も持ち上がったが、手に負えない規模になりそうで断ったそうだ。

写真は常連さんがおすすめしてくれたネームクルック。ミントやパクチーといった香草、タイソーセージ、そして、おこげが入ったサラダだ。
複雑に変化する香り、おこげのパリパリした食感、辛さの後にやってくる爽快さ。どれを取っても、日本の料理にはない感覚。5感で楽しめるサラダである。

ネパール料理部門で全国1位「サンサール」

ネパール料理部門で全国1位「サンサール」
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「サンサール」はネパール料理部門で全国1位(全国1257軒中)のお店。
フラワーロード商店街というアーケード街にしれっと存在している。営業をはじめて17年目。オーナーシェフのウルミラさんは、特にレストランでの修行はしてないそうだ。
「おばあちゃんから代々伝わる家庭の味だよ」とおっしゃっていた。

写真はダル(豆のスープ)とバード(米)を合わせたネパールの定番定食ダルバード。日本でいうとプレートランチみたいなものだろうか。どの料理も野菜がふんだんに使われ、健康に良さそうだ。
発酵した野菜のカレー「グンドゥル」もプレートに含まれていた。土っぽい大地の香りがする、濃厚な塩味のカレーである。
甘いヨーグルトとご飯に混ぜて、締めに食べる。おはぎもそうだが、甘さと米はあんがい相性がいい。

おわりに

いずれの店も、1つ1つのメニューがボリューム満点なので、お腹をペコペコに空かせ、ある程度のグループで行くといろいろな料理を楽しめるだろう。
東京を代表するグルメタウン小岩で、ぜひとも絶品な料理たちを味わってほしい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/20 訪問

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