網走駅をスタート地点とする場合、まず駅前にある通りを東へと向かいます。途中で市内を通る国道39号線に入り、その道路を南下していくと、道々490号線との合流地点で国道244号線へと変わります。
車以外の交通手段で来られた方は、駅の近くにレンタカー屋があるので、そちらを利用するといいでしょう。
国道244号線を進んでいくと網走港が見えてきますが、このあたりは防波堤があるためか、岸まで流氷は来ません。郊外へとさらに進んでいく必要があります。
網走港を後にしてそれほど間を置かず、海岸線に迫り来る流氷が現れます。水平線の向こうから岸まで、流氷によって埋めつくされるその様子は、壮大の一言!感嘆せずにはいられません。ドライブしていくと、途中で道路の海側に駐車場がありますので、そこで車を停めて、ゆっくりと流氷を眺めることが出来ます。
流氷の接岸状況は、その年の気象条件に左右されます。時期としては、だいたい1月下旬〜2月上旬といったところ。訪れる際は、前もって流氷の状況を確認しておいてください。
ちなみに、流氷や雪景色など、冬の景色を撮る際には少し注意点があります。というのも、冬の場合は景色に占める「白」の割合が多いため、カメラが若干暗めに撮影してしまうことが多いのです。
カメラは基本的に露出補正というものをしないと、明るい景色は暗めに、暗い景色は明るめに撮影しようとします。冬のような「白い」景色は、明るい景色と判断してしまうわけです。
なので撮影の際は、露出補正をプラス側に調整し、写真を明るく仕上げましょう。
国道244号線を小清水方面へと向かって行くと、オホーツク海側に木造の駅があります。海に面した絶好のロケーションにあるこの駅は「北浜駅」。この駅はなんと、駅舎の横に展望台があるんです!
駅舎の前が駐車スペースになっていますので、車はそこに停められます。ドライブの際には、ぜひ立ち寄ってみましょう。
北浜駅にある展望台は、流氷を鑑賞するのに絶好の展望スポット!とても視界が広く、遠くの海岸線まで流氷に埋め尽くされている光景が見られます。これはまさに必見!
そして、オホーツク海の海岸線に沿って敷かれている、ローカル線の鉄路。これがまた流氷との相乗効果を発揮し、景色にさらなる情感を出しています。
寒い中でも、見る価値があります♪
網走市から始まる国道244号線は、流氷観光を楽しめるドライブコース。道行く先には、流氷が接岸したオホーツク海を見渡せる展望スポットがあるなど、とても楽しめる道路です。
冬にオホーツク海側を訪れたなら、ぜひこの道路を走ってみてください!
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