北海道「支笏湖氷濤まつり」は昼も夜も美しい冬のイベント

北海道「支笏湖氷濤まつり」は昼も夜も美しい冬のイベント

更新日:2019/11/11 10:20

ミセス 和子のプロフィール写真 ミセス 和子 北海道ブロガー、街興しフリーライター
支笏湖はJR千歳駅から車で約45分、札幌からは1時間の場所にある淡水湖。支笏洞爺国立公園に属し、日本有数の透明度を誇る湖で、北海道では珍しい不凍湖です。
この支笏湖の湖畔では、毎年冬になると、支笏湖ブルーと呼ばれる湖水をスプリンクラーで吹き付け、オブジェを作って楽しむ冬の祭典「氷濤まつり」が開催されます。ナチュラルブルーに輝くオブジェや、夜のライトアップで輝くオブジェ、昼も夜も美しいイベントです。

支笏湖ブルーに輝く氷濤まつり会場

支笏湖ブルーに輝く氷濤まつり会場

写真:ミセス 和子

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2020年で42回を迎える「氷濤まつり」は、支笏湖畔の広場で開催される支笏湖の冬のお祭りです。氷濤まつりの特徴は、この素晴らしい支笏湖ブルーと呼ばれる、ナチュラルブルーのオブジェです。

なぜこのような美しいブルーになるのかと言うと、支笏湖の水はプランクトンや不純物の混入が少ない、透明度が高い湖。その支笏湖の湖水をスプリンクラーでくみ上げて、ゆっくりと時間をかけて凍らせると、出来上がったオブジェはナチュラルブルーと呼ばれる美しい青になるのです。

支笏湖ブルーに輝く氷濤まつり会場

写真:ミセス 和子

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氷濤まつり会場は、全てトンネルを潜って出入りする設定になっています。「ウェルカムゲート」は八の字の形のトンネルで、入り口と出口の間に発券所があります。ウェルカムゲートから入り、観光後はもう片側のゲートを潜って会場の外にでます。

支笏湖ブルーに輝く氷濤まつり会場

写真:ミセス 和子

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出口のトンネルから、支笏湖を眺めてみましょう。

「ブルータワー」はまるで万華鏡?

「ブルータワー」はまるで万華鏡?

写真:ミセス 和子

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支笏湖氷濤まつりで、もっとも背の高いオブジェ「ブルータワー」は、ウェルカムゲートから会場に入ると、すぐ側にあります。どこからでも良く見えるので、入り口や出口の目印になります。

ブルータワーを洋服で例えると、支笏湖ブルーが良く似合うオブジェ。
このブルータワーの内部を眺めてみましょう。

「ブルータワー」はまるで万華鏡?

写真:ミセス 和子

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ブルータワーを正面から覗いてみると、人が1人やっと通り抜けが出来るようなトンネルになっています。

「ブルータワー」はまるで万華鏡?

写真:ミセス 和子

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ブルータワーのトンネルの真ん中から、頭上を見上げてみると、まるで煙突のように筒状になっているのが分かります。内部は幾重にも、たくさんの氷柱が下がり、美しくキラキラと輝いています。まるで万華鏡を覗いているような感じですよ。

幻想的な夜のライトアップ

幻想的な夜のライトアップ

写真:ミセス 和子

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ブルータワーの近くには氷濤神社があり、周囲には赤、黄色、緑にライトアップされた、小さなサイズの三角のオブジェが並びます。

幻想的な夜のライトアップ

写真:ミセス 和子

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会場中央には、アイススライダーがあります。氷の滑り台で、子供から大人まで尻滑りが楽しめますよ。

幻想的な夜のライトアップ

写真:ミセス 和子

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シャープな形の美しいオブジェは、「支笏湖ブルーウエーブ」。中がトンネルになっていて、トンネルの前が撮影スポットです。色々なポーズで決めてみましょう。

苔の洞門からビックマウンテンまで散策しよう

苔の洞門からビックマウンテンまで散策しよう

写真:ミセス 和子

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毎年人気を呼んでいる「苔の洞門」。苔の洞門とは、1739年の樽前山の噴火活動で、溶結凝灰岩が土石流によって浸食されて出来た、苔で覆われた回廊状の峡谷です。

氷濤まつりでは、緑のトドマツやエゾマツで苔をイメージして再現され、近づいて見ると、凍った松の葉が見えます。この場所は昼でも、緑色にライトアップされた素敵な空間です。

苔の洞門からビックマウンテンまで散策しよう

写真:ミセス 和子

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苔の同門のトンネルを進むと、「支笏湖の水族館」の空間に出ます。支笏湖の湖底に生息する、ヒメマスやアメマス、ニジマスやブラウンド、ウグイ等が展示されています。まるで水の中で、泳いでいるように見えませんか?

苔の洞門からビックマウンテンまで散策しよう

写真:ミセス 和子

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支笏湖の水族館をさらに進むと「ビックマウンテン」があります。ビックマウンテンは、10メートルほどの高さのある巨大な壁。スプリンクラーで湖水を吹きかけ、水しぶきがそのまま凍った状態の氷柱の壁です。外側の階段を登ると、天空回廊に出ます。

「天空回廊」からの景観と花火が素晴らしい

「天空回廊」からの景観と花火が素晴らしい

写真:ミセス 和子

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天空回廊からライトアップされた氷濤まつり会場を眺めてみましょう。背の高い「ブルータワー」の横には「レッドタワー」や「氷濤神社」が見えます。反対方向には、支笏湖ブルーウエーブや苔の洞門から続く氷の水族館〜ビックマウンテンと色とりどり、七色に輝くライトアップが美しい。

そして手前に見えるブルーの広場は「チャイルドリンク」。氷の上で子供達が滑ります。

「天空回廊」からの景観と花火が素晴らしい

写真:ミセス 和子

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天空回廊から、氷濤まつり会場の反対方向にある「支笏湖ブルーの池」を眺めてみましょう。支笏湖は北海道では珍しい不凍湖、国内で二番目の深度を誇り、水質は全国一位の湖です。その美しい湖が表現された支笏湖ブルーの池のライトアップです。

「天空回廊」からの景観と花火が素晴らしい

写真:ミセス 和子

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七色にライトアップされた美しい氷像と、色とりどりの大輪の花火のコラボレーションが素晴らしく魅了されます。氷濤まつりが見渡せる場所から、花火を鑑賞しましょう。

冬の支笏湖花火の世界:18時30分〜/ 期間中の土曜、日曜

氷濤まつりの基本情報

会場:北海道千歳市支笏湖温泉
イベント開催日:2020年1月24日(金)〜 2月16日(日)
開催時間:9時〜22時
ライトアップ:16時30分〜22時

アクセス:JR千歳駅〜バスで約44分(支笏湖で下車)
駐車場:400台(冬期間無料)
お問い合わせ:0123-23-8288

2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/01/26 訪問

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