充実した高知市内観光をするならココ!お勧めスポット3選

充実した高知市内観光をするならココ!お勧めスポット3選

更新日:2015/01/08 17:01

よさこい祭りや”おきゃく”といった土佐ならではのイベントや、桂浜・はりまや橋など見所満載の高知市。しかし、名所やイベントの時期がそれぞれ異なるため、訪れたいと思っていても一日で全てを味わい尽くすのは難しい場所でもあります。そこで、充実した一日を過ごせる市内観光名所をピックアップしてみました。

現存天守12城のひとつ、江戸からの歴史を引き継ぐ「高知城」

現存天守12城のひとつ、江戸からの歴史を引き継ぐ「高知城」
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土佐の藩庁が置かれた高知市。元々は長宗我部元親が築いた浦戸城(桂浜付近)を使用していましたが、土地が狭く城下町を作ることが困難だったため、湿地を開拓して建てられたといわれています。

実は、日本国内に現存する城のうち江戸時代から天守閣が残っているのはたったの12城。高知城もそのひとつであり、国の重要文化財にも指定されています。築城から何百年と経った今でも誇らしげに建つ堂々たる姿は、まるで土佐藩の威厳を表しているかのよう。苔むした石垣のひとつひとつにも、長い歴史を感じられます。

ドラマ「功名が辻」で取り上げられたことから記憶に新しい方も多いと思いますが、その際使用された着物が城内には展示されており、親近感を覚える場面も。その他にも、かつて使用されていた鬼瓦や江戸の風景を再現したジオラマなども展示されており、当時に思いを馳せながらゆっくりと城内を散歩することが可能です。

また、よく見ると物見窓や狭間(銃を撃つための小さな窓)などが設けられており、お城ならではの情緒を感じることが可能。天守閣からは高知市内を一望することが可能ですので、景色を楽しみながらのんびりと過ごすこともできます。

城内には無料で案内してくれるボランティアの方もいらっしゃるので、土佐の歴史や城内の設備を詳しく聞いてみるのもお勧めです。

芋けんぴから金物まで!高知の名産品が集まる「日曜市」

芋けんぴから金物まで!高知の名産品が集まる「日曜市」
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高知城の大手門付近では、平日でも多くの人々が集まりますが、最も有名なのが「日曜市」。

毎週日曜日になると、道路を封鎖して高知の名産品が販売され、沢山の人々が買い物を楽しみます。芋けんぴ・文旦・ゆずといった商品も人気ですが、金物や包丁などを軒先に並べる金物屋もあり、まるで上野のアメ横を縮小したかのよう。

また、地元の方々が作った懐かしい味に舌鼓を打ちながらのんびり過ごすのもお勧めですが、夜の高知も大変魅力的です。近くを流れる江の口川沿いには、夜になると餃子やラーメンなどの屋台がずらりと並び、昼とは全く違った風景が現れます。中には行列を作る名店もありますので、宿泊の際にはぜひ屋台での食事も楽しんでみてください。

飲む人も飲まない人も「ひろめ市場」で一服!

飲む人も飲まない人も「ひろめ市場」で一服!
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帯屋町商店街の端にある「ひろめ市場」。半透明のビニールシートに覆われているため、見過ごしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、このひろめ市場こそ高知観光の際ぜひ訪れて欲しいスポットのひとつです。

カツオのたたきはもちろん、クジラ・ウツボ・どろめなど高知ならではの海鮮が味わえる場所であり、昼間から土佐の”はちきん”や”いごっそう”が集まるスポット。週末になると多くの人々で賑わい、土佐の味覚と酒を堪能します。

しかし、「お酒は苦手で…」という方も安心。ひろめ市場内には、お土産屋や雑貨店などもありますので、日曜市に行けなかったという方もこちらで買い物を楽しむことができます。高知名産の「酒盗(しゅとう)」やゆずを使ったお菓子などここでしか出会えない商品も沢山ありますので、ぜひ足を運んでみてください。

土佐でしか味わえない旅で、より充実した一日を…

いかがでしたでしょうか?高知城では春になると花見を楽しむことも可能ですので、暖かな季節の旅行先にもお勧めです。また、高知市長浜での「どろんこ祭り」(4月の第一土曜日から三日間)や赤岡町の「どろめ祭り」(4月下旬)なども、春の高知を楽しむイベントのひとつ。中心部から少し距離はありますが、余裕のある方はこういったイベントも楽しんでみてください。きっと、充実した高知の旅を楽しむことができるでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/01/04 訪問

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