龍馬と鹿児島温泉vol.2〜和気温泉「和気湯」〜

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龍馬と鹿児島温泉vol.2〜和気温泉「和気湯」〜

龍馬と鹿児島温泉vol.2〜和気温泉「和気湯」〜

更新日:2013/02/20 12:14

六三四のプロフィール写真 六三四 日本旅のペンクラブ会員、3つ星温泉ソムリエ、温泉フリーライター

坂本龍馬の鹿児島温泉での足跡を辿る第2弾!
鹿児島県霧島市にある和気温泉「和気湯」(わけゆ)のご紹介です。

この「和気湯」は奈良末期から平安初期の律令官僚であった和気清麿公ゆかりの地としても知られています。
まずは「和気湯」近くの名所から行くゼヨ(笑)

龍馬も絶賛!「犬飼の滝」

写真:六三四

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龍馬は「塩浸(しおひたし)温泉」滞在中にこの「和気湯」近くを訪れています。

姉乙女に宛てた手紙に以下のように書かれています。

此所ハもお大隅の国ニて和気清麻呂がいおりおむすびし所、蔭見の滝其滝の布ハ五十間も落て、中程にハ少しもさわりなし。実此世の外かとおもわれ候ほどのめづらしき所ナリ。
※参考資料「坂本乙女宛て龍馬書簡(慶応2年12月4日)」原文一部抜粋

文中にある蔭見(いんけん)の滝とは現在の犬飼(いぬかい)の滝を示しており、龍馬はこの風景をいたく気に入った事がわかります。

龍馬も入った?「和気湯」

写真:六三四

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犬飼の滝から徒歩10分ほどのところに「和気湯」はあります。
中津川沿いにひっそりとある重厚な石造りの露天風呂。
足元湧出の温泉で小さな気泡が浴槽底からいくつも浮かび上がってきます。

和気清麿公や坂本龍馬も入浴したと言われていますが、一次資料がなくこればかりは著者には断定できません(笑)

但し、龍馬は姉乙女への手紙にこのように書いています。

此所に十日計も止りあそび、谷川の流にてうおゝつり、短筒をもちて鳥をうちなど、まことにおもしろかりし。
※参考資料「坂本乙女宛て龍馬書簡(慶応2年12月4日)」原文一部抜粋

この「和気湯」近辺で魚釣りやピストルで鳥を撃ったりして過ごしたようで楽しげな様子が伝わってきます。

川の至る箇所でも温泉湧出!

写真:六三四

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犬飼の滝から「和気湯」の前を流れる中津川。
川の至る所で自然湧出の温泉を確認できます。

河原には大小の岩を組んで作った露天風呂のようなものもあり、夏場は川遊びを兼ねて温泉をセットにして楽しむグループもあるようです。

但し、こちらの「和気湯」は個人所有の温泉で、掃除などあらゆる管理をされている持ち主のご厚意で解放されています。

ご利用の際はくれぐれも感謝の心とお志をにお忘れなきよう(寸志箱アリ)

ピュア源泉!足元湧出の湯に癒される

写真:六三四

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炭酸成分が多く含まれている温泉で泉温は35℃位?もしかするとそれ以下かもしれませんが夏場であれば入浴に適した温度だと思います。

足元から湯面に絶え間なくポコポコと湧き出るピュアな温泉をじっくり堪能したいという方に是非とも味わっていただきたいおすすめの温泉。

但し、冬場は気合が必要です。鹿児島といえど冬は寒い(笑)。
当然ですが、寒い日であればココは「見る温泉」と割り切ってもいいかもしれません。温泉に入って風邪でもひいたら元も子もありませんから。

我こそは真の温泉マニア!という猛者がいらっしゃれば、チャレンジしてみては(苦笑)。

犬飼の滝と「和気湯」、そして中津川河畔の自然湧出温泉で忘れがちなのですが、「和気湯」の名前の由来となった和気清麿公が入浴の途中座ったと伝えられる「和氣清麿公腰掛石」も「和気湯」隣に鎮座しています。

著者は初めて「和気湯」を訪問した際、温泉とロケーションの素晴らしさに心奪われ、これだけでかい岩にも関わらず全く気づきませんでした・・・。

和気温泉「和気湯」

写真:六三四

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龍馬が入ったと伝えられる「和気湯」。
湯に浸かり目を閉じれば龍馬とおりょうの楽しげな声が聞こえてくる?
んなわけないですが(笑)

仲むつまじい二人の姿を思い浮かべながら周辺散策も悪くありません。
「和気湯」から程遠くない場所には清麿公を祀った「和気神社」(4月中旬から5月初旬に藤まつりが開催)もあり個人的におすすめの観光スポットです。

【温泉名】和気温泉
【施設名】和気湯
【住 所】鹿児島県霧島市牧園町下中津川47
【立寄湯】寸志(寸志箱アリ)

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/01/23 訪問

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