バレンシアNo.1のシックな雑貨屋「セバスチャン・メルモス」

バレンシアNo.1のシックな雑貨屋「セバスチャン・メルモス」

更新日:2018/07/27 15:58

小林 理沙のプロフィール写真 小林 理沙 日本語教師、翻訳家
スペイン・バレンシアに2013年に誕生した「セバスチャン・メルモス」は、スタイリッシュな雑貨屋という枠にとどまらず、アーティストの展覧会やワークショックを開いたりするアートなスペースとなっています。置いてある雑貨も、文房具好きの日本人も納得のいく選び抜かれたものです!それもそのはずオーナー自体がアーティストなのです!個性的な雑貨のお土産を探すなら、ここが一押しです!

おしゃれオーラを放つウインドウ

おしゃれオーラを放つウインドウ

写真:小林 理沙

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お店は、ガラス越しにお店の雰囲気を感じることができる、オープンな作りです。
「セバスチャン・メルモス(Sebastian Melmoth)」という名前は、アイルランド出身の作家オスカー・ワイルドがパリ逃亡中に使用していた偽名です。そんな名前を選ぶところも、ふつうでないセンスを感じさせ、期待感を持たせるお店です!

オススメは蛇腹式ノート、その名も「南蛮!」

オススメは蛇腹式ノート、その名も「南蛮!」

写真:小林 理沙

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お店の商品をまるごと買い占めたくなるほど素敵な雑貨類が揃っていますが、なかでもお勧めしたいのが、「ナンバン(NAMBAN)」です。
社会、もしくは世界史に登場するあの南蛮が由来となっています!
このノートはすべて手作りですが、名前と関連してポルトガル製となっています。紙が蛇腹に折られて糸で綴ってある古風な日本のデザインですが、今だからこそ、新鮮です!

日本人陶芸家の作品も販売!

日本人陶芸家の作品も販売!

写真:小林 理沙

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バレンシア在住の陶芸家タカシ・マツオの作品が売られています。
和心を感じさせる形に、スペインらしい自由な気風がどことなく感じる個性的な作品です。
このように、2階の展示スペースで展覧会をした芸術家の作品を、1階のお店で売ることもあるので、大量生産にはない手のぬくもりを感じることのできる一点物の雑貨類も買えるのは貴重です。

本やレコードも売っています!

本やレコードも売っています!

写真:小林 理沙

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店内には、昔懐かしいポータブル式レコードプレーヤーが置かれ、心地よい音楽が流れています。おしゃれなオーナーのセンスで選ばれた書籍やレコードも売られています。
お店の隅々にオーナーのこだわりが満ちています。

オーナーもシック!

オーナーもシック!

提供元:¡Gracias a Laura!

https://www.facebook.com/sebastianmelmothstore地図を見る

お店の所有者は、「ウケ(uke)」という名前で音楽活動をしている男女のデュオのアーティストです。そのうちのラウラとロベルトのどちらかは必ずお店にいて、接客をしています。
二人とも独特のオーラを持っています。一見クールですが、話しかけると、スペイン人らしく気さくな人たちです。ラウラは、モード誌などにも登場することもあるおしゃれな女性です。
みなさんにうれしいお知らせとしては、ラウラは日本贔屓のうえ、日本語を勉強していたことがあるため、多少日本語が通じるんですよ!

終わりに

お店が位置するのは2013年から少しずつ個性的なお店が増えてきた界隈です。街の中心部にありますが、狭い道にあるために見落としがちになってしまいそうですが、バレンシアの大聖堂からも近いので、ぜひお立ち寄りください!
また、ご紹介しきれなかった商品もたくさんあるので、オンラインショップでそのセンスをチェックしてみましょう。
実際にお店に足を運びたくなってしまいますよ!

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/29 訪問

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