470名限定!行列必至“古くて新しいデパート”台南「林百貨」

470名限定!行列必至“古くて新しいデパート”台南「林百貨」

更新日:2018/07/24 15:25

今回ご紹介するのは1932年にオープンし、太平洋戦争が始まったことで閉店してしまった台南にあるデパート「林百貨」。この「林百貨」は、日本人・梅澤拾次郎氏設計によるもので、1998年に台南市古跡に指定されました。この歴史あるデパートは、2014年にはリニューアルオープン!しかし小さなデパートなので、「林百貨」の収容人数は一度に470名のみなのです。人数限定のデパートに是非入ってみてください!

美しい夜の姿

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2013年に修復工事が終わり、2014年台南の地元の企業が新しい「林百貨」を世界の新しい窓口としてリニューアルオープンさせました。当時は南台南で最大のモダンなデパートだった「林百貨」。一度に中に入れるのは470名までと人数制限があるほど、台湾で一番小さいデパートですが、歴史はどのデパートよりも長いのです。時間によっては入るのにも並ぶことのある「林百貨」。歴史あるデパートは並んでも入る価値ありです。

「林百貨」には特に夜、多くの人が集まります。その訳は、昼とはまた違った歴史的建築物の美しい夜の姿を見ることができるからです。写真のように夜はライトアップされ、一段と美しくなります。その美しさは、通りすがりに思わず携帯を取り出して写真を撮る人もいるほどです。

オリジナルグッズも!

オリジナルグッズも!
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1階から5階まである「林百貨」には、台南の名物や台湾オリジナルの物がたくさんそろっていて、お土産探しにもぴったりな場所です。そして写真のようなクリアファイル等の「林百貨」オリジナルグッズも販売されています。このオリジナルグッズは各階でも目にすることができますが、6階屋上にはオリジナルグッズ販売店があるので、6階の屋上にも行ってみてくださいね。

神社とエレベーター

神社とエレベーター
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「林百貨」には、台南で一番早くエレベーターが設置され、当時話題となりました。このエレベーターに乗ることが余暇の楽しみの一つだったそうです。当時は手動式ドアのエレベーターで、エレベーターガールが操作していました。当時の定員は12名でしたが、現在は既存のガードレールの構造保護の為6名のみとなっています。写真は、現在のエレベーターの右側にある針式のインジケーター。

そして、6階屋上には1933年に設置された「末広社」と呼ばれる神社が残っています。5階までエレベータで上がった後は、屋上6階まで階段で行き、オリジナルグッズのあるショップへ立ち寄った後、神社へも行ってみましょう。

台湾らしいグッズを

台湾らしいグッズを
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レトロな雰囲気の店内には、台湾らしいお菓子や雑貨、茶器などがたくさんそろっています。おすすめは、写真のレトロなパッケージのお茶やお菓子。昭和の懐かしさがただよっています。お土産に渡すときには、「林百貨」の歴史についても是非一緒に話してみてください。「林百貨」で台湾らしいグッズをたくさん見つけてくださいね。

おわりに

台南の銀座と呼ばれた末広町2丁目にあるレトロな「林百貨」。古都台南らしい古くて新しいデパートとも言えます。デパート内には関連資料の展示もあるので、歴史に興味がある方も、台湾グッズのショッピングに興味がある方も楽しめる新しいスポットです。

台鉄台南駅から「林百貨」までは、路線バス(紅幹線)で行くことができます。

住所 台南市中西区忠義路二段63号
電話 06-2213000
営業時間 AM11:00~PM10:00

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/28 訪問

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