石垣島の海・空・山を堪能できる絶景スポット!野底岳で登山を満喫!!

石垣島の海・空・山を堪能できる絶景スポット!野底岳で登山を満喫!!

更新日:2015/01/05 14:30

石垣島といえば「海」というイメージがある方がとても多いと思います。でも空の青さがあるからこそ、どこまでも続くエメラルドグリーンの海がより美しく見えるというものです。

ご紹介するのは、石垣島の空・海・山を楽しめる方法。ずばり登山です。マーペー伝説の残る野底岳は初心者でも楽しめる山。石垣島に数多くある展望スポットでは得ることのできないすばらしさがあります。登り切った!という充実感を味わって下さい!

「マーペー」はとんがり山が特徴!石垣島北部のシンボルです。

「マーペー」はとんがり山が特徴!石垣島北部のシンボルです。
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とんがり山が特徴の野底岳です。地図には、野底岳(のそこだけ)と表記されていますが、地元では「マーペー」と親しみを持って呼んでいます。

遠くから見ると、かなりのとんがり山です。とても傾斜が急でロッククライミングじゃないと登れないんじゃない?と思ってしまいそうですが、ご安心ください。実は30分程度で山頂に登れてしまうという登山初心者でも楽しめる山です。標高は282m。登山道の入口まで車でいけば、決して難易度の高い山ではありません。

野底岳は、マーペー伝説が残る場所です。

野底岳は、マーペー伝説が残る場所です。
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まず、登山を開始する前に知っておきたい豆知識のご紹介です。実は野底岳には、「マーペー伝説」があります。

昔、石垣島から離れた黒島に住んでいたマーペーさん(女性)が強制移住政策によって、野底集落に引越しさせられました。恋人のことを思い、野底岳に登り黒島を見ようとしましたが、於茂登岳にさえぎられ、見ることすらできませんでした。
そして絶望のうちに、石になってしまったという伝説が「マーペー伝説」です。その言い伝えから『つんだら節』という民謡もうまれています。

さぁいよいよ登山開始です!

さぁいよいよ登山開始です!
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それでは登山の開始です。登山道入口は、東側と西側に一つずつありますが、よりお手軽に登れるのは東側にある登山口です。

レンタカーを借りて、登山道入口へ。看板もあり分かりやすいです。この入口に向かう途中、くれぐれも安全運転にご注意ください。天然記念物のセマルハコガメや、カンムリワシ、シロハラクイナなどの希少動物とすれ違うこともあります。

途中の道からもエメラルドグリーンの海が見えます。よそ見、わき見運転の誘惑に駆られますが、楽しみは山頂までとっておきましょう!

傾斜が少しありますが、すぐに山頂に

傾斜が少しありますが、すぐに山頂に
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登山道は、傾斜が急なところはロープが備えつけられているので安心です。服装は長袖、長ズボンで、肌の露出を控えてください。草などで体をすってしまうと、すり傷がついてしまいます。たまにサンダルで登る方がいらっしゃるようですが、それは危ないです。スニーカーを履きましょう。

コースは、ほぼ一本道です。山頂手前で二股に分かれますが、看板がありますので、迷うことはないでしょう。でも帰り道のことも考えてしっかり確認をしてください。

360度の展望です!いよいよ山頂に到着です。

360度の展望です!いよいよ山頂に到着です。
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いよいよ山頂に到着です。直径5mくらいしかない狭い山頂ですが、顔を上げると360度の展望を楽しむことができます。どこまでも続く空。そして目線を足元に下ろすと、圧倒されそうな真緑の山肌です。エメラルドグリーンの海を見ながら、石垣島北部を見渡すことができます。ここで大きく深呼吸すれば身も心もリフレッシュできますね!

登山だからこその充実感!満足度がさらにアップします。

石垣島には絶景スポットは数多くありますが、やはり自分の足で歩き、汗をかき、そして絶景を見ることができる野底岳登山は、満足度を一段とアップさせてくれます。

また野底岳はマーペー伝説もあり、民謡つんだら節の発祥の地にもなっています。絶景、文化、歴史。まさに一石二鳥で楽しめる観光スポットです。専門的な登山の装備までは必要ありません。肌を露出しない格好と動きやすい靴があれば、お気軽に楽しめる登山コースです。石垣島に来て登山?と、あまりピンと来ないかもしれませんが、おすすめの観光スポットです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/24 訪問

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