ご紹介する広野海岸公園は、東名静岡ICより国道150号を西へ3kmの場所。
海岸に面した一周、905mの広さがある公園です。駐車場は220台も止められ、しかも料金は無料!
西エントランス広場から公園に入ると「こんもりとした」小高い山が目に飛び込んできます。この山は「見晴らし山」と呼ばれ、園内から眺望が楽しめるポイント。公園がある広野海岸から潮風が吹くため、空に雲がかかることが少なく「すっきり」とした景色が望めます。
晴れの日だったら、まず最初に、ここからの景色を楽しむことをお勧めします。
「見晴らし」と名前が付くだけあって、登ってみると、ご覧のように遠くに「ひょっこり」と顔を出す富士山、右手には海。水平線の彼方に浮かぶ伊豆半島までの眺めが楽しめます。
景色の中に「んっ、船?」と、不思議に思われた方がいらっしゃるでしょうが、詳しくは次の段落で。
車を遥かにしのぐ、大きな船。
砂に埋もれた真っ二つの船体は、突如、嵐に遭って砂浜に打ち上げられたかのよう。
埋もれっぷりは、如何にも難破船の雰囲気が満点で、何ともミステリアス!
このリアルな海賊船は、実は公園きっての一番の人気の遊具。
滑り台、吊り橋、アスレチックなどになっていて、船全体が遊具として遊べます。
この船を見つけたチビッ子達は、船めがけて一目散に走り出してしまうほどの人気ぶり。
大人も見ただけで好奇心が掻き立てられてしまう気になるほど。
船の中を、早速探検してみましょう!
ロープの張り具合や、帆など本物さながら。「帆を広げろ!」「面舵一杯!」なんて、声が聞こえてきそうなくらい、船の中は実に精巧に出来ています。船から海が見え、吹き付ける潮風が本当に航海をしているような錯覚に陥ってしまうほど。
船長気分で舵が回せ、船の中に展望台まであって、大人も思わず童心に帰って遊べます。
展望台を繋ぐ吊り橋は、かなりの高さがあるのでスリルも味わえますよ。船の中だけで、ちょっとしたアドベンチャーが楽しめますよ。公園には他にも、魚礁の形の網で出来たジャングルジム・ターザンロープなど、野性的に遊べる遊具もあります。
海賊船で、ダイナミックに遊べるのは、この公園ならでは。
この公園の大きな特徴は、海賊船の他に、この釣り護岸。普通の海釣り公園は有料ですが、ここでは無料で釣りが出来てしまいます。
護岸は整備されていて綺麗で、柵があるので親子で安心して釣りを楽しめます。釣れる魚は、季節によって違いますが、親子で釣りをした体験はきっと良い思い出になることでしょう。
釣竿などの貸し出しは無いため、釣具一式もっていくのがお勧め。
小さな子供連れの方は、特にトイレが心配ですが、公園内にはトイレが3か所あり、心配もいりません。
海賊船は、高さがあって危険なため帆に登ることはできません。小さなお子様を遊ばせる場合は、必ず保護者が同伴してください。公園の開放時間は、3月〜11月までは、6時〜21時。12月〜2月は、6時〜20時までとなります。
夏のシーズンは、階段状になった「じゃぶじゃぶ池」で水遊びができます。公園内は、日陰が少ないので帽子を忘れずに。
また冬は、海風がとても強いので、温かい格好でお出かけ下さい。
広野海岸公園の近くには、用宗(もちむね)漁港があり、しらす丼などの美味しい海産物が食べられます。国道150号線は、通称「いちご海岸通り」とも呼ばれていて、いちご狩りもお楽しみいただけますよ。
楽しい公園なのに、まったくお金はかからないので、お財布にも優しいですね!
公園内は、バリアフリーになっているので、ご家族みなさんで楽しまれてみては如何でしょうか?
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