2600年続くパワースポット!香取神宮参拝のすすめ

2600年続くパワースポット!香取神宮参拝のすすめ

更新日:2014/12/26 17:40

全国約400社ある香取神社の総本社は千葉県香取市にあります。創建はなんと紀元前634年!2600年もの歴史ある神社です。受け継がれる信仰と伝統が、深遠の森で、清々しく感じられるパワースポットです。2013年にすべての改修工事を終え、2014年には12年に1度の式年神幸祭も行われた香取神宮。参拝の王道ルートをご紹介します。

香取神宮ってどんなところ?

香取神宮ってどんなところ?
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ご祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)。経津主大神は日本書紀に登場し、剣から生まれ、古の日本で荒ぶる神々を平定したことで、交渉事に優れた神様と言われています。

家内安全、産業指導、海上守護、心願成就、縁結び、安産、勝運、交通安全、災難除け…と多くのご利益を求めて参拝する人を集める神社ですが、新たなことを始める時や、心に迷いのある時、勝負や交渉事を有利に進めたい時こそ訪れたいパワースポットの一つです。

石灯籠の参道を通り、森厳な境内へ

石灯籠の参道を通り、森厳な境内へ
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香取神宮は亀甲山(かめがせやま)という小高い山に位置し、香取の森と呼ばれています。約12万m2の敷地は、県の天然記念物に指定されており、杉やカエデ、特に桜は数百本に及び、四季折々の姿を楽しむことができます。
楼門前には水戸光圀公お手植えの黄門桜があり、周囲には大正天皇、昭和天皇お手植えの記念樹もあります。
年代や種類の違う木々が、建築物ともマッチしている美しい森ですよ。

鮮やかな朱色の二の鳥居をくぐると、老木の中に石灯籠の参道が続きます。
少しずつ、神聖な場所へと近づいているという実感がわいてくるでしょう。

朱色の楼門は香取神宮のシンボル

朱色の楼門は香取神宮のシンボル
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石造りの三の鳥居をくぐると、立派な狛犬を従えた総門がありますが、こちらはやや控えめ。
離れてみると、三の鳥居にすっぽりおさまってしまう大きさです。
これを過ぎると、重要文化財の楼門があらわれます。

1700年、徳川幕府の時代の造営です。重量感のある二階建てで、反り返る屋根の下には、東郷平八郎書「香取神宮」の額が見えます。
楼門内正面にはそれぞれ老人像がありますが、右が「竹内宿祢」、左が「藤原鎌足」と言われています。
反対側には木彫りの大きな狛犬が2体、おさめられていますので、帰りも忘れずにチェックしてくださいね。

生まれ変わった檜皮葺の屋根が黒々と光る

生まれ変わった檜皮葺の屋根が黒々と光る
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楼門と同じく、こちらも1700年に徳川幕府によって造営された拝殿です。
黒を基調としていますが、柱上部の彫刻が大変細かく豪華で、彩色も鮮やかです。コントラストが力強さを強調して、かっこいいですよね。
ここで祈れば、たしかに気持ちの迷いも吹っ飛んでしまいそうです。

この回りは一周できるので、拝殿正面からではうかがうことの出来ない、本殿の造作を目にすることもできます。
まつられている経津主大神の和魂のすぐそばまで行くことができます。

点在するパワースポットを見逃さないで

点在するパワースポットを見逃さないで
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また拝殿右手には、樹齢1000年、高さ10mものご神木である老杉が、まっすぐ美しく立っています。ご神木は神様がおりていらっしゃる木。こちらも見逃せません。

帰る前に、二の鳥居から分岐する小道に入るのも忘れずに!

香取神宮のパワースポットはまだまだあります。
こちらには茨城の鹿島神宮と共に強いパワーを備えた要石、護国神社、そして経津主大神の荒魂を祭った奥宮があります。
荒魂は積極的に人を後押ししてくれると言います。本殿に祭られた和魂で心の和をととのえ、荒魂で目標に向かって進むのだそうです。

香取神宮へのアクセスは

最寄駅はJR香取駅です。雰囲気のある駅ですが、無人ですし、徒歩で30分ほどかかります。一つ手前の佐原駅で降りてタクシーやレンタサイクルで行くのがおススメ。タクシーなら10分、レンタサイクルなら20分程度で行くことができます。

深遠の森の木々も、生き生きとした姿を取り戻した楼門や本殿などの建築物も、そこにまつられる経津主大神も、毎日頑張る心身に、きっと応えてくれるでしょう。
年の節目に、人生の節目に、あるいは四季のお散歩に、一度と言わず何度でも訪れたいパワースポットですね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/19 訪問

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