NHK連続テレビ小説「まれ」は能登が舞台!〜間垣の里・大沢〜

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NHK連続テレビ小説「まれ」は能登が舞台!〜間垣の里・大沢〜

NHK連続テレビ小説「まれ」は能登が舞台!〜間垣の里・大沢〜

更新日:2015/04/20 16:32

Eiichi Yoshiokaのプロフィール写真 Eiichi Yoshioka 写真家

平成27年度前期NHK連続テレビ小説「まれ」(平成27年3月30日放送開始)。ヒロインの家族・津村家の移住先として、舞台となった能登・輪島は特に注目を集めています。ドラマの小さな漁村「外浦村(そとらむら)」として撮影が行われたのは、「間垣の里」として知られる輪島市大沢町。ありのままの原風景が今も残る静かな町には「まれ」で使用された撮影セットが残されており、ロケ地をめぐる観光客が訪れています♪

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「外浦村」の舞台は独特の景観をもつ輪島市大沢町!

「外浦村」の舞台は独特の景観をもつ輪島市大沢町!

写真:Eiichi Yoshioka

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2015年3月30日にスタートしたNHK連続テレビ小説「まれ」は土屋太鳳さんが演じる、ヒロイン「津村希(つむらまれ)」が、パティシエを目指して成長してゆく物語。移住先を決める際に、常磐貴子さんが演じる希の母「藍子」がダーツを投げ、偶然にも石川県輪島市に当たったことから、津村一家が能登へやってきます。

輪島市は、「輪島塗」や日本三大朝市として知られる「輪島朝市」、世界農業遺産に認定された『能登の里山里海』の象徴である「白米千枚田」、「御陣乗太鼓」など、全国的に有名な奥能登の中核となる市。まれの家族が住む「外浦村」として主要ロケ地となっているのは、輪島市街地から自動車で約30分、竹の垣根に囲まれた家々が立ち並び、独特の景観をもつ小さな集落、輪島市大沢町です。

ロケは、輪島市大沢町に加え、輪島市門前町、珠洲市などを中心に行われ、ドラマ上では実在の建物や町並みを組み合わせ、一つの村として架空の村「外浦村」が作られています!

先人の知恵がつまる「間垣」!伝統的な町並みを堪能しよう!

先人の知恵がつまる「間垣」!伝統的な町並みを堪能しよう!

写真:Eiichi Yoshioka

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能登半島を取り囲む海は、「外浦(そとうら)」と「内浦(うちうら)」と呼び名が分けられており、富山湾側の内浦は波が穏やかな一方、日本海側の外浦は波が荒々しいといった全く異なる顔を持っています。輪島市大沢町が「外浦村」と書いて「そとらむら」というネーミングがつけられたのは、大沢町が外浦側にあるからであり、あたかも昔からこの地域にあったと思わせるほど、馴染みのある地名となっています!

大沢町の海沿いの集落では、こういった日本海からの強烈な寒風や季節風から民家を守るために「間垣」と呼ばれる高さ約5メートルもの苦竹(にがたけ)を隙間なく並べ、家の周りを囲っています。この景観は、海に囲まれる漁村の伝統的な町並みでいかにも能登らしく、この集落は「間垣の里」と呼ばれています♪

「間垣」は民衆の知恵が込められており、これによって夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。また季節風を弱い風に減速させ、やんわりと受け入れることもできるほか、乾燥した竹垣が水気たっぷりの季節風から湿気を吸収する役割も果たしています。さらに、冬の荒れた日の、ゴーゴーとなる海鳴りや、風のうなり声のトーンを落としてくれる防音装置という役割も果たしているんです。まさに古くから継承されてきた生活の知恵ですね!

間垣の町並みを堪能した後は「外浦村役場」へ!

間垣の町並みを堪能した後は「外浦村役場」へ!

写真:Eiichi Yoshioka

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津村家が村に着いて最初に訪れた場所は「外浦村役場」。村の集まりや宴会など様々なシーンで登場するこの役場は、取り壊し予定だった元商店に手を加えて使用した建物です。お馴染みとなった外観はそのままの形で残されており、中へ入ることはできません。外装は年季の入った雰囲気を出すため、手作りされており、近くまで寄って細部を見ると、レンガに見える部分はなんと発砲スチロール!大道具さんの腕の凄さを感じます!役場正面の壁に描かれた浴衣の女性の絵はよ〜く見ると、田中裕子さん演じる「桶作 文(ふみ)」に似ているかも!?

外浦村役場はロケ終了後、内部は「まれ」関連の資料の展示、地元特産品の販売コーナーなどを設置し、大沢町の特徴的な「間垣」の景観とあわせて観光の拠点とする計画が立てられています。

外浦村役場のすぐ側には、藍子が大泉洋さん演じる夫「徹」の帰還を願い、お参りに通った「静浦神社」がひっそりと佇んでいます。また、津村家が間借りすることになった桶作夫婦の民宿も大沢町にあり、元民宿を借りて撮影がされました。こちらも中へ入ることができませんので、外からのみ鑑賞となります。

大沢の入り江を一望!穏やかな町並みと夕日の絶景をお楽しみください♪

大沢の入り江を一望!穏やかな町並みと夕日の絶景をお楽しみください♪

写真:Eiichi Yoshioka

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外浦村の漁港のシンボルとも言うべき「櫓」は大沢へ着くと、すぐに姿を現します。希の子供時代から外浦村でのさまざまな印象的なシーンで登場するこの櫓は、もともとは何もなかった空き地に「まれ」の撮影のために設営されました。「かつて村の火の見やぐらとして使われていたもの」という設定で作ったのだそう。

大沢町の漁港を見渡せる絶好の位置に建っており、希がやぐらの上に登り、穏やかな入り江を一望している姿が目に浮かんできます♪今では大沢町に融け込み、すっかり大沢のシンボルとなっています!

自然に囲まれた大沢は、夕日が美しく見えるスポット。町並みやロケ地を巡った後は、夕景とともにゆっくりとした時間をお過ごしください。また、大沢から輪島市街地方面へ行く途中には、テレビ朝日「ナニコレ珍百景」でも紹介された、珍しい形をした桶滝(おけたき)があります。大沢町へお越しの際は夕日も滝もご見物されることをオススメします♪

「サロンはる」は輪島市門前町皆月、「塩田」シーンは珠洲市で撮影!

「サロンはる」は輪島市門前町皆月、「塩田」シーンは珠洲市で撮影!

写真:Eiichi Yoshioka

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清水富美加さんが演じる希の友達「一子(いちこ)」の母で、鈴木砂羽さんが演じる「蔵本はる」が営む、村で唯一の美容室「サロンはる」は輪島市門前町皆月(みなづき)で撮影が行われました。現存する美容院を少し改造して撮影。大沢町に近い皆月には「皆月青少年旅行村」と呼ばれる丘陵地があり、皆月の海が一望できる眺望は自慢のひとつ。夏には大自然の中で楽しむバーベキューやキャンプができます♪

田中泯さん演じる「桶作元治」が営む塩田は、ドラマでは桶作家から少し離れた海沿いにある設定になっていますが、ロケ地は輪島市ではなく塩田作業指導・角花豊氏の塩田がある珠洲市。普段から作業で使用している建物や道具を借りながら、塩作りのシーンが撮影されました。

交通機関はバスをオススメ。宿泊は田中屋旅館でどうぞ♪

大沢町には公共の駐車場はありません。土日祝日になると、多くの観光客が来ることが予想されます。ロケ地巡りには輪島市内からバスを利用されることをオススメします。

また、大沢町で一泊したいという方は集落内にある「田中屋旅館」で宿泊できます。間垣に囲まれた家族経営のアットホームな宿で、目の前の港で取れた新鮮な海の幸を味わうことができますよ♪

大沢町は、目の前には里海、裏には里山があり、自然と共存している集落。働き手の減少など深刻な問題もありますが、町の人たちがこの土地を大切に思っている想いが現地に行くと伝わってくるはずです♪運が良ければ「どっから来たんけ?」と気軽に声をかけてくる漁師のおじちゃんに出会えるかも!?そんな町の人や雰囲気も堪能しつつ、「まれ」のロケ地を楽しんでみてください♪

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/30 訪問

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