まずは、シャモニー中心街を走る無料のバスに乗り、シャモニー・スードゥに行ってみましょう。バス停を降りたら、モンブランとは反対方向に中心街に向けて橋のほうに歩いていきましょう。
橋の中心に立ち、両サイドに広がるアルプスの大絶景を堪能しましょう。中心街には、建物で邪魔される部分も多いけれど、この橋の上からは建物に邪魔されずに真っ白に雪化粧されたル・トゥールから、反対側のレ・ズッシュのプラリオンまで大パノラマが望めます。
そして、更に橋を進んで下を見てみましょう。モンブラン・エキスプレスとアルプスの大絶景を最高に素敵なアングルから写真を撮ることができます。鉄道ファンには断然おすすめのポイントです。
雪がたくさん線路沿いに積もっている寒い日には、モンブラン・エキスプレスが走る時に起きる摩擦で火花が発生している様子も一緒に写真に収めることができるでしょう。
シャモニー中心街の駅を降りたら、駅正面に伸びる道を進みます。時計台に突き当たったら、メインストリートを左折。右側にある薬局を通り過ぎたら、右折すると正面に教会。左側には観光案内所。
シャモニー中心街のメインストリートのほぼど真ん中に位置する観光案内所では、とっても親切な日本語担当デスクのベルナデッドさんが対応してくれます。
この観光案内所の手前から見る威風堂々と聳えるブレヴァン。シャモニー中心街を挟んでモンブランの正面に聳えるブレヴァンからのモンブラン界隈のアルプスをはじめ、360度に広がる大パノラマは、シャモニー観光に来たなら是非訪れて欲しい場所。シャモニー界隈の中の登山道でも、傾斜がきついことで有名。そのため、夏でもロープウェイを利用する方が多いけれど、登山道からの眺めは絶景なので、体力派にはお勧めの登山コースです。
次に、中心街にあるモンブラン広場に行ってみましょう。モンブラン広場では、毎週土曜日にマルシェが開かれています。更に、ロッククライミングの世界大会をはじめ、様々なイベント会場となる広場です。
シャモニー中心街を挟んで、モンブランと反対側にあるブレヴァンの頂上付近には、晴れた日には無数のパラグライダーの姿も。もちろん、モンブランをはじめ、その周辺のアルプスや大氷河の眺めも十分堪能できるスポットです。
モンブラン広場から1番のル・トゥール行きのバスに乗り、2番目の駅で下車。または、モンブラン広場の道の反対側から小さなバスに乗り、スポーツセンターの次の駅で下車。球技場の隣にある、小屋の隣を中心街とは反対方向に進んでいくと、ボワ・ドゥ・ブシェの入り口があります。夏場なら、家族連れがマウンテンバイクで散策したり、車椅子でも散策できるコースになっています。パラグライダー降下場にもなっているので、大空から舞い降りてくるパラグライダーたちを見るのも楽しみのひとつ。
そんなコースが、冬はクロスカントリースキーのコースに変身。ここから見るブレヴァンやブレヴァンと続いているラ・フレジェールなどのアルプスの絶景を堪能しながら、クロスカントリースキーに挑戦してみませんか?シャモニーのクロスカントリースキークラブには、各カテゴリーで世界チャンピオンやヨーロッパチャンピオンが数多く在籍しています。シャモニーの小学校の実習では、そんな彼らがインストラクターになることもあります。もしかしたら皆さんも教室に参加すれば、世界のトップの方に教わることができるかも?
クロスカントリースキーをするなら、モンブラン広場隣接のアルピナホテルと同じ建物内にあるスポーツ店の地下にレンタルスキーがあるので、バスに乗る前に借りるようにしましょう。
如何でしたか?麓にいても、これだけの風景を堪能できる場所もそうはないですよね?
今回ご紹介させていただた以外にも、たくさんの絶景ポイントがあります。
同じ山でも天候や、四季、時刻により刻々と変化する自然の織り成す姿。朝早く目覚めたら、朝焼けを見ながら散歩。
昼間アウトドアスポーツを満喫したら、夕方ショッピングを堪能しながらピンク色に染まる夕暮れ時を堪能。
更には、太陽が沈んだ後も刻々と暗やみに月の光で浮き上がるアルプスの堂々とした姿に圧倒されたり。朝方、地響きが感じられる雪崩の音で目を覚ましたりと、麓にいながらとことん山を身近に感じてくださいね。
更に、モンブランを違った角度から見たい方は、以前私がご紹介させてただいた記事「モンブランを違う角度から見る!ガイド本に掲載されていない町をショート・トリップ」(MEMO参照)を見て、モンブラン・エキスプレスの旅を堪能しましょう。
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(2024/5/4更新)
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