写真：しもちん
地図を見る「itta」があるのはＪＲ東海道線・湯河原駅から熱海方面へ徒歩10分ほど。千歳川を渡ってすぐの山の麓にあります。
千歳川は神奈川と静岡の県境になっているので、湯河原駅から徒歩圏でも住所は静岡県熱海市。そんな訳で桃鉄では静岡版アプリに登場していたのです。
みかん倉庫として使用していたという建物をリニューアルした外観は、一見、これがお店かな？と思うかも知れませんが、ご安心を。カウンター席や座敷も備えた店内は清潔感が漂う小さな山小屋のような雰囲気。これはもしや美味しいものにありつけるのでは、と感じさせてくれます。入口では看板猫のちーちゃんが可愛く出迎えてくれますよ。
写真：しもちん
地図を見るこちらが噂の「王様丼」！
新潟・南魚沼産のコシヒカリに、仕込みに5時間かけた自家製チャーシュー、塩カルビ、ナムル、キャベツに温玉を乗せたもの。見た目からも想像出来ると思いますが、これが本当に美味しいのです。ついつい通ってしまうという常連さんが多いのも納得の味です。
この手の丼ものは重量感たっぷりでコテコテなものが多かったりしますが、王様丼はお肉を使っているのにやさしい味わい。その理由はご主人が元々和食の職人さんだからなのかもしれません。食材の扱い方を熟知されていらっしゃるからこそ出来る、素敵な創作丼に仕上がっています。
なお、デザートまで楽しまれたい少食の方向けにミニ王様丼や、大盛りもオーダー出来るようになっています。
写真：しもちん
地図を見る湯河原温泉は「たぬきが見つけた温泉」という伝説があり、これにあやかって考案されたご当地グルメが「たんたんたぬきの坦々やきそば」。ittaではこのＢ級グルメも味わうことができます。
「坦々やきそば」は定義が比較的自由で、練りごまや豆板醤を使用した香ばしいピリ辛の坦々ソースを使用する以外は、店舗で色々とアレンジが可能。系統としては「柑橘系」と「温玉系」の2つが存在しています。
こちらのお店は温玉系、しかもスープ焼きそば仕様になっています。坦々という名は付いていますが、味は温玉が入っていることもあり比較的マイルド。たっぷり入った、ほぼ自家栽培というお野菜も優しい味わい。スープだけを飲むとピリ辛なので、具や麺と供にいただきましょう。
残ったスープに半ライスを追加してスープごはんに、なんてアレンジも対応可能。炭水化物好きにはたまらない一品になっています。
写真：しもちん
地図を見る食事の後はもちろんデザート！
手作りのクリームブリュレは目の前でバーナーを使って仕上げてくれます。
キャラメリゼされた部分をカチッカチッとスプーンで叩いてまずは一口。ほんのりとした甘さを堪能したあとは、併設の農園で無農薬・無添加でつくられた柑橘類のオリジナルソースをかけていただきましょう。
ソースの種類は季節によってミカンやユズなど変わっていくので、訪れる度に違う味が楽しめるかも!?
ソースはかわいいボトルに入って店内で販売されているので、気に入ったらお土産としても購入可能。ソースとしての利用の他、お湯で割れば温かいドリンクとしてもいただけます。
写真：しもちん
地図を見るお土産のソースも買って、お腹がいっぱいになったら温泉へ！
お店の前にある千歳川を上流へと進んでいけば、湯河原の温泉街が広がっています。
宿泊だけでなく、「いずみの湯」や「町営こごめの湯」など、日帰り入浴に対応した施設も多数あるので、お気に入りの湯を見つけて楽しんでみましょう。
ittaから温泉街までは２km程度あるので、川のせせらぎを聞きながらのんびりお散歩していくのも良いかもしれません。
名物が盛り沢山のitta。
お店は仲良しのご家族で営業されていて、楽しい雰囲気が店内に溢れています。
ランチタイムのみの営業なので、食べログなどでは「lunch itta」と表記されている場合もあります。とはいえ16時までの営業なので、少し遅めのお昼ごはんやティータイムにも利用可能。
時間があればお話し好きのご主人がお料理の説明はもちろん、お店や湯河原のお得な情報を教えてくれたりしますので、いろいろと教わって楽しいランチタイムを過ごしてみましょう。
■itta
・住所 静岡県熱海市泉99-1
・営業時間 11:00～16:00
・定休日 月・火曜日 ※祝日の場合は営業
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(2024/4/20更新)
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