冬でも列ができるかき氷店「慈げん」熊谷で人気のケーキ型氷とは?

冬でも列ができるかき氷店「慈げん」熊谷で人気のケーキ型氷とは?

更新日:2014/12/17 17:37

野山 苺摘のプロフィール写真 野山 苺摘 グルメライター、覆面調査員、推理イベント作家
夏場は2〜3時間待ちの列ができるほど熊谷で大人気のかき氷店「慈げん」
冬場はクリスマス・お正月・バレンタイン限定の華やかなメニューが登場し、春夏秋冬いつ来ても楽しめる場所となっています。今回は数あるメニューの中でも見た目にとてもインパクトのあるケーキ型のかき氷を紹介します。

等身大のスノーマンと記念撮影

等身大のスノーマンと記念撮影

写真:野山 苺摘

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秩父鉄道「上熊谷駅」から徒歩7〜8分の場所にある「慈げん」では季節の旬の食材の味を活かしたユニークなかき氷を堪能することができます。

冬の間は出入口で等身大のスノーマンがお出迎えしてくれるので、記念撮影をしているお客さんもみかけます。

地元の人々にとても愛されている店ですが、遠方から数時間かけてこのお店を目当てに埼玉に訪れるかき氷ファンも多いです。
そのため多数の人がかき氷を一つではなく二つ以上オーダーしています。
複数のかき氷を注文した場合には、一つ目のかき氷と二つ目の間に箸休めとしてキュウリの漬物が提供されるという嬉しいサービスがあり、口の中の甘味を一度リセットしてから二皿目を味わうことができます。

ケーキ型やツリー型のかき氷に仰天!

ケーキ型やツリー型のかき氷に仰天!

写真:野山 苺摘

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クリスマスやバレンタインなどのイベント時期にはなんとケーキ型のかき氷も登場します。
その年によってバージョンが少しずつ変わるのも面白く、毎年通ってしまいたくなるかもしれません。

写真は「X’mas2014 Cタイプ」いちごマスカルポーネと、「X’mas2014 Tタイプ」いちごキウイです。Cはケーキ、Tはツリーのことで、それぞれにサンタの飾りや苺とクリームで作られたサンタが添えられています。

Cタイプの見た目が白いホールケーキのように見えるかき氷は真ん中にもいちごの果肉がたっぷり!さらに砕いたクラッカーが真ん中に入っていて、サクサクした食感が良いアクセントになっています。少しふやかしてから食べるとスポンジケーキを連想させる味わいにもなります。

お正月には鏡餅型や枡に入った大吟醸のかき氷、バレンタイン時期にはハート型のかき氷も登場しています。

近くには長さ1メートルもある日本一長いおみくじを扱う高城神社があるので、初詣や縁結びの帰りに鏡餅やハート型のかき氷を食してみてはいかがでしょう。

かき氷を注文した人のみオーダーできるあったかメニュー

かき氷を注文した人のみオーダーできるあったかメニュー

写真:野山 苺摘

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2014年の初旬まではうどんのメニューも存在していましたが、その後店主の体調不良をきっかけにうどんの販売は中止になり、かき氷のみがメインの店となりました。
しかし、かき氷を注文した人だけが、かき氷一つに付き一皿限定でオーダーできるあったかメニューが実はあるのです!

そのメニューの1つが「みそおでん」です。
三種のお味噌を味わうことができるおでんで、写真右からゆず味噌・甘味噌・八丁味噌がこんにゃくにかけられています。

もう1つのホカホカメニューは「フライドポテト」でシナモン風味とカレー風味の2種があります。かき氷との味の対比を楽しむのであればカレー風味がオススメです。

最後に

慈げんは追加オーダーができないシステムなので、訪れた際おなかに余裕があれば思い残すことがないよう複数のメニューを注文してみることをオススメします。

季節限定商品は見た目がその季節を表現しているケーキタイプのようなものと、見た目はオーソドックスなかき氷で使用している素材が旬食材という2つの種類があります。

世界遺産に登録された富岡製糸場の姉妹工場である片倉シルク記念館のすぐ近くにあるお店なので、製糸の歴史や資料見学をした帰りに立ち寄ってみるのも良いかもしれません。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/14 訪問

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