写真:野山 苺摘
地図を見るオーベルジュとはフランス発祥の宿泊施設が伴ったレストランのことです。
主に郊外や高原にあり、その土地ならではの食材を使用した料理を味わうことができる場所です。
今回紹介する「イタリアン カフェバール アミーユ」は那須高原のりんどう湖の近くにあるオーベルジュで、オーナーが自らの手で育てた新鮮な野菜を使ったイタリア料理を食すことができます。
この店が那須でスタートしたのは2014年の春ですが、オーナーの歴史は17年目と長く、これまでに東京の葛西や千葉の木更津でイタリア料理を提供していました。
オーナーは移転するたびに、最初の店から使ってきた柱などの木材と共に引っ越しし、以前の店舗から持ってきた柱が今も那須の店の一部となっています。
丸太を切って作ったという柱やカウンターのイスたちは15年以上の歳月を経てアンティークな装いとなり、店内はとても温かみのある雰囲気になっています。
写真:野山 苺摘
地図を見る宿泊者専用のイタリアンコースは、昼夜の寒暖差がある那須高原の環境を活かして育てられた葉物野菜や、船橋にある契約農家の無農薬野菜を使用して作られた「アミーユサラダ」という看板メニューからスタートします。
このサラダに使われているドレッシングも大変人気で、お土産として購入していくことも可能です。
オーナーは元は和食出身であるため今もイタリア料理の中に和のテイストを加えており、日本独特の旨みを大切にしています。
基本のだしに和の香りがすることで日本人にとても馴染みやすい味わいになっているのかもしれません。
パスタやオムレツなどグランドメニューは前店舗と全く同じものを使っていますが、那須へきて変化があったのはピザ。
ナポリピザ用のオープンを購入し、生地の発酵も研究を重ね以前よりグレードアップしたピザを提供しています。
コースにももちろんピザが含まれており、パスタと両方を味わうことができます。
メイン料理は希望によって肉・魚をどちらも少しずつ頂くことも片方を選ぶこともでき、デザートはその日の黒板メニューから選択するスタイルになっていますが記念日や誕生日であればシフォンケーキをベースとしたホールケーキでお祝いしてくださいます。
宿泊の予約は一日数組しか受けていないので、大切な日を貸切の状態でのんびり過ごすこともできます。
写真:野山 苺摘
地図を見る「イタリアン カフェバール アミーユ」は以前の葛西の店舗では宿泊施設のないイタリア料理店でしたが、那須に移転する時に宿泊のできるオーベルジュとして新しくスタートしました。
移転するきっかけとなったのはオーナー自身が5年ほど前から家族と「癒しの旅」に毎月でかけるようになったことにあり、ホテルや旅館などで外に出ずとも内側の空間だけでゆっくり過ごせる「癒しの宿」というものに憧れたということです。
葛西時代は大変繁盛して忙しさに追われ、自分たちらしい仕事が思うように出来なかったので那須ではちゃんとおもてなしの食事を提供したいのだとオーナーは今の目標について語っていました。
そして葛西で自分たちを支えてくれたお客様たちに是非那須にも遊びに来てほしいという思いから宿泊施設を設け、葛西で出会った人々が訪れやすい環境を整えたのです。
建物はとても可愛らしいピンク色をしていて、1階にはスポーツジムのようなトレーニングのできるスペースやマッサージ台も完備されています。
外にはテニスコートも備わっています。
写真:野山 苺摘
地図を見るランチやディナーのメニューは宿泊をしなくても食べることが可能ですが、朝食は宿泊者だけが堪能できる特別な味。
看板メニューのサラダに加えて自家製スモークチキンの焼きたてパニーニと、野菜を使用した季節のポタージュスープが登場します。
前日が遅めのチェックインだった場合には、朝ご飯を食べながら畑の景色をゆっくり眺めるのも休日の癒しの1つになるかもしれません。
宿泊に関しては「本当にアミーユを愛している人限定」とのことで本来はリピーターのみ予約をとっていますが、今回LINEトラベルjp 旅行ガイドを見てご縁があった方は受け入れて下さいます。
電話で予約する際に「LINEトラベルjp 旅行ガイドを見ました」と伝えて下さい。
この機会に那須高原でのんびりとした休日を過ごしてみてはいかがでしょう。
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(2024/3/29更新)
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