マラッカは首都クアラルンプールからバスで約2時間30分、さらにバスターミナルから観光の中心地オランダ広場まではバスで約15分ほどです。
マレーシア国内でも人気の観光地なので、帰りのバスが満席で取れないことがあります(特に日曜)。到着したらすぐに帰りのチケットを買っておくことをおすすめします。
オランダ広場にはオランダ統治時代に造られたレンガ色の美しい教会や旧オランダ総督邸などが建ち並び、最もヨーロッパらしい異国情緒を味わえる場所です。
この広場を中心に見どころは全て徒歩圏内にありますので、マラッカの地図を片手に散策を開始しましょう。
マラッカという古都をより華やかに彩っているのがトライショーです。トライショーとは自転車の脇にサイドカーが付いた人力車のことで、花飾りや電飾などの装飾が施してあり運転手さんのセンスによって一台一台違います。
オランダ広場周辺にたくさん停まっており、ここを起点に街のいたる所でトライショーが走っています。約30分700円(交渉制)と若干割高ではありますが、せっかく来たなら一番派手なトライショーに乗り、マラッカの街並みを観光してみてはいかがでしょうか。
オランダ広場のすぐ脇にある小高いセントポールの丘を登ると、日本でもキリスト教の布教で有名なフランシスコ・ザビエルの像があります。ザビエルは日本に来る前はマラッカで布教活動を行っていました。
像の裏手には宣教師たちの拠点となったセントポール教会があります。今は屋根が無くなり外壁とポルトガル人の墓石しかありませんが、廃れた外壁が歴史の趣を感じさせてくれます。
丘の上は景色が良く、遠くにマラッカ海峡を見ることができます。また夕日スポットとしても有名で、マラッカ海峡と街並みを赤く染める夕日はとても美しいです。
セント・フランシスコ・ザビエル教会は1984年にフランシスコザビエルの功績を称えて作られたゴシック様式の教会です。教会内には綺麗なステンドガラスがあり、無料で見学することができます。
また、教会には日本で初めてキリスト教徒となった日本人ヤジローの像があります。ヤジローに会ったことで、ザビエルは日本に興味を持ち布教に行くことを決めました。実はマラッカは日本とのゆかりが深い街であることが分かります。
雑誌やメディアによく紹介されている海南飯店。オランダ広場からすぐ近くの橋を渡った右側にあり、昼時は行列を作っています。
名物のチキンライスボールは鶏のスープで炊き上げたご飯をボール型に握り、蒸した鶏と一緒に食べる料理です。
厨房には丸裸にされた鶏が並び、大きな包丁でガツンガツンと豪快に切っています。
地元の人の利用も多く、外観もまさにアジアの大衆食堂といった感じなので、入りづらいかも知れませんが思い切って足を踏み込んでみて下さい!
観光客向けの清潔感やおしゃれ感は期待できませんが味は美味しいです。現地の雑多な雰囲気を味わいながら食べるのもいい体験になるでしょう。
いかがでしたでしょうか。このほかにもマラッカにはチャイナタウンがあり、メインのジョンカーストリートにはお土産屋さんやおしゃれなカフエが立ち並んでいます。また、週末の夜には屋台が通りを埋め尽くし、深夜まで賑わうナイトマーケットも開かれています。
見どころ盛りだくさんのマラッカ。クアラルンプールから日帰りで訪れる人が多いですが、日程に余裕があれば是非一泊して世界遺産の古都をゆっくり味わってみてはいかがでしょうか。
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(2024/4/20更新)
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