USJと海遊館を結ぶ舟で水の都・大阪を体感しよう

USJと海遊館を結ぶ舟で水の都・大阪を体感しよう

更新日:2014/02/21 15:31

SHIZUKOのプロフィール写真 SHIZUKO 舞台演出者
『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)』は、大阪を代表する人気の観光スポット。映画の世界を体感できるアトラクションを楽しみに、全国から観光客が集まります。安治川ぞいに立つUSJの対岸には、世界最大級の水族館『海遊館』があります。こちらも見所満載。大阪を代表する2つの施設を、船を使って楽しみませんか。

大阪市内では、いまだ渡し舟が現役で活躍!

大阪市内では、いまだ渡し舟が現役で活躍!

写真:SHIZUKO

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渡し舟といえば、橋を架ける技術がない頃に船によって川を渡っていた過去のもののような認識がありませんか。

実は、そうではなくて、大型船が通る河口近くの河川では、橋が架けられないという事情があり、大都市大阪には現役の市営渡船場が、今でも8か所あります。いわば、市営バスや市営地下鉄のように、船がちゃんとした交通手段となっているのです。しかも、渡し舟は無料で運航されています。船に乗るというだけで、なんだか、ちょっとのどかな気分になりますね。

市営渡船は、まさに市民の足ですが、それ以外にもクルーズと呼べるような渡し舟も活躍しています。

神戸港などから出航する観光クルーズ船は出発地に戻りますが、海遊館のそばから出航する『キャプテンライン』は、渡し舟のように対岸あるユニバーサル・スタジオ・ジャパンまでの片道利用が出来ます。たった10分間の乗船ですが、素敵な船旅気分を楽しめる渡し舟ですね。

水の都・大阪を体感しよう!

水の都・大阪を体感しよう!

写真:SHIZUKO

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水都・大阪を船から眺めると、いつも見ている風景とは全く違う大阪を感じることが出来ます。

大阪湾に注ぎ込む大きな川。それぞれの川が、都である京都に向かって物資を運ぶ水運を発展させ、周辺の人々の生活を豊かにしていました。まさに水の都。そんな水運のおかげで、大阪には各地から物資が集まり、商都となりました。

淀川、安治川など大阪湾に注ぎ込む多くの川が、日本の発展に果たした役割は計り知れません。そんな長い歴史を感じながら、しばらく夕暮れ迫る安治川をクルーズするのもいいものです。

大阪港の夕暮れを楽しむことのできる、この航路。
『海遊館西はとば』から『ユニバーサルシティポート』まで、たった10分。

とはいえ、すごく素敵な時間です。大阪が、水の都と呼ばれてきた由縁を川風から肌で感じてみてください。

東京に比べると緑が少ない、ちょっとごちゃごちゃした大阪の大阪たる風景に触れられることと思います。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで何を見る?

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで何を見る?

写真:SHIZUKO

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この船が結んでいるのが、大阪の2大観光スポット『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』と『海遊館』。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、ハリウッド映画をテーマにした大人気のテーマパーク。

『ジョーズ』『ジュラッシックパーク』など、子どもから大人まで楽しめるワクワク・ドキドキの映画の世界を船に乗って体験したり、『スパイダーマン』『バックトゥーザフューチャー』の迫力ある動きや映像にハラハラしたり、本当に楽しいテーマパークです。

乗り物があまり得意じゃない人も、迫力あるショーやステージが用意されていますから、ご安心を。スヌーピーやハローキティ、セサミストリートのキャラクターたちが、楽しく踊ったり歌ったりするエリアもたっぷり。小さなお子様も楽しめます。

そして、なんといっても華やかなパレードは一度見ると病みつき。季節に合わせた昼のパレードも楽しいけど、無数の光をまとった『マジカルスターライトパレード』は圧巻。きらめくキャラクターたちが園内を廻り、歌って踊って、大興奮。もう、そこはまさに夢の世界です。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで何を食べる?

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで何を食べる?

写真:SHIZUKO

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USJ内にはさまざまなエリアがありますが、レストランもそのエリアのテーマにあわせて、それぞれピッタリのメニュー・スタイルが用意されています。

テーブルに座って落ち着いて食べるレストランスタイルや、お手軽なカフェテリアスタイル、あるいはファストフードもたくさん。たとえば、スヌーピーエリアには、とってもかわいい『スヌーピーまん』もありますよ。食べるのがちょっと惜しい気がします。

園内へはお弁当の持込が基本禁止されているので、行く前にどこで食べるかちゃんと調べておく方が、後悔なく楽しめると思います。

私が大好きなのは『ボードウォーク・スナック』で食べられる『焼きそばカルツォーネ』。イタリアンと、粉もん浪花の大成功コラボレーションスナックです。一度食べると、その美味しさのとりこです。

カルツォーネは、簡単に言うとピザ生地を半分に畳んで、中にチーズやトマトを入れて焼いたもの。

片手で食べられる手軽さに加えて、パリッとした生地にからむチーズが、すごく美味しいんです。USJでは、この具に焼きそばが入っているんですよ。いやはや、大胆。でも、これが本当に美味しいんです。焼きそばのソースとチーズが絡み合って、そこに卵まで入って絡んでくるのですから。

一個食べたらお腹いっぱい。500円というお手軽お値段も納得。夕方になって、ビールとともに楽しむのは、至福のひととき間違いなしです!

ジンベイザメが悠々と泳ぐ海遊館

ジンベイザメが悠々と泳ぐ海遊館

写真:SHIZUKO

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もう一方にある『海遊館』は、世界最大級の水族館。

海に住む最大級の魚・ジンベイザメを見られることでも人気の水族館。

巨大な水槽は、海の表面から順に海の様子を観察しながら、深海へ降りていく構造で、ゆっくり時間をかけて楽しむことの出来る水族館です。また、いろんな観察イベントが工夫されています。

魚が眠る姿って、想像できますか? そんな疑問に応えてくれる夜の海遊館もオススメです。特に夏休みに開催されるナイトツアーは大人気。参加した人たちは、普段は見られない、魚たちの姿に大興奮のようです。

また、併設されている『天保山マーケットプレイス』には、美味しいものや、大阪グルメがいっぱい。お土産探しや食べ歩きも楽しいので、ぜひ、時間をとって楽しんでくださいね。

船が繋ぐ2つのアミューズメントパーク。渡し舟を使うことで、お楽しみが倍増すること請け合い。オススメコースです!

掲載内容は執筆時点のものです。

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