テレコムセンターは、新橋から新交通システム・ゆりかもめに乗車して18分です。
駅名を聞けばすぐに観光地だと連想できる「お台場海浜公園」、「台場」、「船の科学館」といった各駅を通過して次が最寄り駅になります。
名前は字のごとく「テレコムセンター」駅です。人気観光地・お台場にありながらビジネスマンばかりが下車しそうな駅名ですが、ここなのです。
周囲を見渡すと近代的な建築物が立ち並んでいます。多くが行政の研究機関とのことです。
そして、駅の南にどっしりと鎮座する巨大な門、これこそがテレコムセンターになります。
テレコムセンターとは、MICE(会議、学会、展示会、国際会議など)の拠点となることを目指すお台場・青海(あおみ)地区の一翼を担うべく建設された情報発信の拠点となるビルです。
しばし「凱旋門」とも例えられるこの建築物の構造は鉄骨造の外装全面ガラス張り。
この外装のことをガラスカーテンウォールと呼びます。壁面をガラス構造にすることで建築物そのものの重みを軽減し、さらに柱や梁などで建物の荷重を支えることによって、建物のしなりや歪みを軽減することができる優れた構造です。
出色なのがエントランスロビーです。柱の幾何学的な構造美、暖色の照明と空の色とのコラボレーションが見事で、ドラマやCMの撮影でも時折、利用されます。
なお、展望台は最上階の21階になります。
展望台の高さは99メートル、東京湾のど真ん中という立地からレインボーブリッジ、東京タワー、東京スカイツリー、東京ゲートブリッジなど東京のシンボルを通覧できます。
手前にはゆりかもめが走り、その奥には車のランプが光の軌跡を描く首都高速です。季節・時間帯によって照明パターンを変えるレインボーブリッジの向こうには、新橋や丸の内の高層ビル群があります。光の粒が平面的に広がって見える超高層ビルからの夜景とは異なり、奥行きや、街の息づかいが感じられる夜景です。
世界のトップを目指して走り続ける東京の魅力が詰まった夜景、おすすめです。
テレコムセンター展望台は、回廊式の展望台で南側からはコンテナターミナルの夜景が楽しめることでも知られています。大都会の夜景をカップルで楽しむも良し、三脚を立てて一風変わった夜景を撮影するも良し(室内の照明が反射するためフィルターがほしい)、東京を一望できるレストランも備わっています。
フジテレビ本社ビルや日本科学未来館で遊び、デックス東京ビーチやアクアシティお台場でショッピング。そして、ハイライトはテレコムセンター。
こんなお台場観光を考えてみてはいかがでしょうか。
料金 500円
営業 平日15〜21時 土日祝11〜21時
休日 月曜日
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(2024/4/24更新)
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