寝台列車に3080円で宿泊!熊本「ブルートレインたらぎ」翌朝には絶景のチャンスも!

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寝台列車に3080円で宿泊!熊本「ブルートレインたらぎ」翌朝には絶景のチャンスも!

寝台列車に3080円で宿泊!熊本「ブルートレインたらぎ」翌朝には絶景のチャンスも!

更新日:2015/01/26 15:23

奈良山 鹿子のプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター 奈良山 鹿子 元観光バスガイド

2015年3月に、東京上野〜北海道札幌間を走る最後のブルートレイン「北斗星」の定期運行廃止が決まるなど、年々その姿を見ることが出来なくなってきた寝台列車。誰もが一度は乗ってみたいと思う憧れの乗り物ですよね。
熊本県多良木町(たらぎまち)にある宿泊施設「ブルートレインたらぎ」は、現役だったブルートレインに気軽に宿泊できる施設。
今回はこの宿泊施設の詳細と、翌朝見られるかもしれない絶景をご紹介します。

簡易宿泊施設「ブルートレインたらぎ」

提供元:多良木町 企画観光課

http://www.town.taragi.lg.jp/地図を見る

まずブルートレインとは?という方の為に簡単にご説明を。
「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」これらの名前は聞いたことがありますよね。いわゆる寝台列車と呼ばれるものです。特急列車の場合は「寝台特急」とも呼びます。
きちんとした定義は無く意見も分かれるそうですが、そのなかで固定編成で定期運行している寝台特急を、その車輌カラーから「ブルートレイン」と呼んでいます。現在、ブルートレインと呼ばれている寝台列車は「北斗星」のみ。その北斗星も2015年3月13日始発駅発車分で見納めとなり、ブルートレインの歴史に幕が下ろされます。時々臨時運行の予定…とはいえ、廃止が決まった時はニュースに取り上げられるなど大きな話題となりました。

「ブルートレインたらぎ」があるのは、熊本県球磨郡(くまぐん)多良木町のくま川鉄道湯前(ゆのまえ)線多良木駅。線路と平行して道路脇に青色の車輌3輌が並んでいます。
この車輌は、かつて東京−熊本間を走っていた寝台特急「はやぶさ」のもの。はやぶさは2009年3月に廃止されましたが、その後車輌をJR九州から購入、2010年7月から宿泊施設としてスタートしたものです。

意外と快適!?ぐっすり眠れる宿泊部屋

寝台特急当時の車輌をほぼそのままの形で残しているので、宿泊施設とはいえお手洗いは共用で、お風呂はありません。朝・夕の食事の用意もなければ部屋も狭い。けど、そんな寝台特急感がうれしい宿泊施設です。
しかも、驚くべきはその宿泊料金。大人1泊3080円(2015年1月現在)と格安です。

気になるお部屋ですが、タイプは3つ。
下の写真は個室タイプで、他に1部屋に4つのベッドがあるタイプと2つベッドがあるタイプがあります。宿泊する人数によって選ぶと良いでしょう。3タイプとも宿泊料金は同じです。
希望のタイプは予約の際に申告すればOK。予約状況によっては選べない場合もあるので予定が決まったら早めにご予約を。

部屋の中は空調もありますし、照明やコンセントも完備。ベッドも硬すぎず快適に眠れます。

写真:奈良山 鹿子

地図を見る

共有スペースも利用しよう。

写真:奈良山 鹿子

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3両のうち真ん中の2両目は共有スペース。
管理人さんはこちらにいますので、チェックイン・チェックアウトはここで。チェックイン時にもらえる切符に見立てた「宿泊券・乗車券」は、記念に持って帰ることを忘れずに。

部屋内の飲食は基本的に禁止なのでこのスペースで済ませましょう。電子レンジやお水などもあります。多良木町の観光パンフレットも置いていますので次の日の計画作りの参考に目を通すのも良いですね。

部屋にはお手洗いが無い為、共有のものを利用することになりますが、新しく作られていてとてもきれい!暖房便座で快適ですよ。

お風呂はすぐ近くの施設で温まろう♪

先ほどもご案内した通り、ブルートレインたらぎにはお風呂がありません。ですが、近くの入浴施設「多良木町ふれあい交流センターえびすの湯」の入湯料が宿泊料金に含まれています。…なんだかお得感がありますね。
ブルートレインたらぎから徒歩およそ1分。地元の人も通うえびすの湯は、露天風呂やジェットバスなど複数の種類があり、ゆっくり浸かることが出来ます。広々したお風呂に浸かると疲れが飛んでいくことでしょう!

タオルなどは別料金になるので持参することをおススメします。ブルートレインたらぎに、名前入りのミニタオルも販売されていますので、記念に…という方はそちらを購入してからえびすの湯に向かうのも良いですね。(タオルが濡れてしまっても部屋の空調で翌朝には乾いています。)

多良木町ふれあい交流センターえびすの湯
利用時間…10:00〜22:00
休館日…毎月第2火曜日(当該日が祝祭日の場合はその翌日)

提供元:多良木町 企画観光課

http://www.town.taragi.lg.jp/地図を見る

起きてからしか分からない?!朝見られる絶景

最後に、宿泊した際に是非翌朝に見ていただきたい絶景をご紹介します!
しかし、季節や天候に左右される為、必ず見られるというわけではありませんのでご了承ください。

場所はブルートレインたらぎから車でおよそ15分。民家の並ぶ町を抜けて山をくねくねと登った場所にある妙見野絆の丘(妙見野自然の森展望公園)。車を停めて登り坂を登っていくと…なんと、見事な雲海が目の前に!!

視界に広がる人吉(ひとよし)盆地は「霧の都」とも言われるほど霧の多発地帯なんだそう。町を走る時に霧で視界が悪い〜と思えば思うほど、ここから見る雲海が分厚く神秘的な光景になります。

写真:奈良山 鹿子

地図を見る

おわりに

「夢の寝台列車」という言葉が使われるほど人々の憧れであった寝台列車。乗りたいと思っていても年々数は減少、根強い人気に予約も取りにくい。そして、簡単には申し込めない価格。今までチャンスを逃してたな〜という方!
電車は動きませんが、宿泊するだけでもその雰囲気は楽しめます。是非一度ご体験下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/27−2014/11/28 訪問

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