バイクは町中でも借りられますが、宿泊先のホテルで手配してもらう方が安心で便利です。受付でバイクを借りたいと伝えれば得意先のバイク屋さんがやって来ます。
<レンタルバイクの借り方>
(1)パスポート、国際免許証、お金(24時間で約200バーツ。日本円で約600円)を用意する
(2)バイクの種類(排気量)を選ぶ。スクーターから大型まであります。
(3)レンタル期間を決める。24時間単位なので、朝9時に借りたら翌朝9時までです。
(4)契約書にサインをして終了。ヘルメットは無料で付いてきます。保障としてパスポートを預けなくてはならない所もあります。
<注意点>
借りる時、実際は国際免許証どころか、免許を持っているかの確認もありません。お金さえ払えば誰でも借りられます。
もちろん無免許は違法なので、検問で捕まれば300〜500バーツ(約千円前後)の罰金を支払うか賄賂を要求されますし、万一事故があった時は、海外旅行保険が適用されません。国際免許証は普通免許証を持っていれば簡単に発行してもらえるので、事前に免許センターで取得しておきましょう。
もう一つの注意点としては、タイのバイクは50cc(原付)というものがありません。100cc以上になりますので、厳密には普通免許だけでは乗れません。また、保険の有無、内外装の傷のチェックなども忘れずに行いましょう。
写真は私が借りたまだ新しいホンダのバイク。
アオナンはバンコクなどの都市部と比べると交通量が少なく走りやすいです。しかもタイは日本と同じ左側通行なので、バイクに乗り慣れている人は問題なく走れるはずです。交通ルールで大きく違うことは、赤信号でも左折ができるところです。
ヘルメットの着用義務はありますが、なんと半分くらいの人がノーヘル。もちろん違法なので、検問に捕まると罰金か賄賂となります。安全面を考えてもヘルメットは必ずかぶるようにしましょう。
日本のようにガソリンは満タンで渡されません。最初は空のような状態で渡されます。返却するときは借りたときと同じくらい入っていれば問題ありません。
アオナンにはセルフ式のガソリンスタンドが多いです。最初にお金を入れます。使えるのは20、50、100バーツの札のみです。お金を入れたら緑のボタンを押してから給油です。50バーツ入れれば満タン近くまで入りますので、自分の利用する距離を考えて入れましょう。
分からなければ地元の人に聞いてみましょう。クラビの人たちはとても優しいので、嫌な顔ひとつせず教えてくれるはず。私もガソリンの入れ方は、すぐ近くでガイヤーン(焼き鳥)を売っていたおじさんに教えてもらいました。
バイクを借りたらまずはアオナンのメインロードを走りましょう。
メインロード沿いにはお土産屋さん、レストラン、屋台、旅行会社などがひしめき合うように並んでいます。気になるお店があれば、目の前に路駐して立ち寄りましょう。周辺には同じようなバイクがたくさん停まっているので、目印を覚えておくか写真を撮るなどして分からなくならないようにしましょう。
スーパー「テスコロータス」がアオナンビーチから2kmほど離れた場所にあります。歩いて行くには距離がありますが、バイクなら数分です。お菓子や現地の食材などチープなお土産さがしにおすすめなので行ってみてはいかがでしょうか。
バイクの運転に慣れてきたらアオナンのメインロードを離れてみましょう。少し離れるだけで交通量はぐんと減り、石灰岩の岩山とジャングルに囲まれた大自然が現れます。雄大な景色を眺めながら走るバイクは最高に気持ちがいいです!
走るだけでも十分楽しめますが、もし運転に自信があれば約20キロ離れた場所にあるタイガー・ケイブ(ワット・タムスア)寺院まで行ってみてください。そこにはきらびやかな大仏がいる寺院の他に、1237段の石段があります。この石段登りはかなりきついですが、頂上には感動の絶景と下界を見下ろすかのように鎮座する黄金の大仏が待っています。アオナンからの行き方も複雑ではないため、是非チャレンジしてみてほしいです。
もう一つ50キロほど離れた場所にクロントム天然露天風呂がありますが、こちらはバイクで行くには時間がかかるので、ツアーで行くことをおすすめします。
いかがでしたでしょうか。クラビの大自然を自由気ままにバイクで旅すれば、一生忘れられない感動の思い出となるはず!
でも安全運転だけは忘れずに心掛けてください。免許がなくても借りられるほどいい加減なのですから、何かあった時は全て自己責任ぐらいの強い危機意識を持つことが大切です。
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(2024/4/25更新)
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