私この街にする!クロアチア・ドブロブニクは『魔女の宅急便』の舞台の街

私この街にする!クロアチア・ドブロブニクは『魔女の宅急便』の舞台の街

更新日:2014/12/04 13:04

クロアチアにあるドブロブニク旧市街はジブリ映画「魔女の宅急便」の舞台となった街と言われています。
1991年のユーゴスラビア連邦からの独立の際には砲弾にさらされて街の大半が破壊されましたが、ボランティアや地元の人達の努力によって元の姿に戻され、現在は世界遺産に登録されています。
青いアドリア海と鮮やかなオレンジのレンガ屋根から「アドリア海の真珠」と呼ばれるこの街を散策してみましょう!

様々な景色を見に路地を散策!

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ドブロブニクの城壁内のメイン通りはピレ門から伸びるプラツァ通り。たくさんのお土産屋さんや飲食店が並んでいます。そのプラツァ通りから伸びる無数の路地に入ってみましょう。街の様々な顔を見ることができます。

路地の階段の両脇には所狭しと家が並びます。その家からフラーっと出てくるのは上半身裸で孫の手をひいて散歩に出かけるおじいちゃん。上を見上げれば両サイドにロープが渡り、洗濯物が干してあります。路地の上にはさらに路地が続き、その先は行き止まりもあれば人の家の敷地内に入ってしまうことも。まるで迷路に迷い込んだようです。

プラツァ通りに戻り別の路地に入れば、そこはバーやカフェの立ち並ぶオシャレな一面も。夜になれば小さなランプだけが灯る幻想的な街並みになります。

「アドリア海の真珠」と呼ばれる青い海と鮮やかなオレンジ屋根

「アドリア海の真珠」と呼ばれる青い海と鮮やかなオレンジ屋根
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城壁を出ると広がるアドリア海は、透明度も高く鮮やかな青さは空にも負けません。海沿いに降りるとビーチもあるので、海水浴や日焼けを楽しんでる人もたくさん見かけます。

全長約1980mの城壁の向こう側には中世のヨーロッパの面影を残すオレンジのレンガ屋根が連なります。ところどころに見える色の違うオレンジは、戦争の際に砲弾を受け破壊された所とされなかった所。
そんな歴史も乗り越えてもなお美しいこの景色は、まさに「アドリア海の真珠」と呼ばれるにふさわしい街ですね。

住みたくなるのも納得な景色

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ドブロブニクに来たからには上から旧市街とアドリア海を眺めたいと思いませんか?
観光客用にケーブルカーも用意されていて、それで絶景を見に上がることもできます。でももし時間に余裕があれば、ぜひ自分の足で階段を上って景色を探しに行ってみるのがおすすめです!

城壁の外を歩けばいくつも階段を見つけられるので、どれかを上ってみましょう。気の遠くなるほどの段数がありますが、息を切らして上った先からはキキが「私この街にする!」と言ったであろう風景が広がります。真っ青な海に赤レンガの屋根。これを見れば住みたくなるのも納得ですよね。その景色を眺めながらお散歩すれば、もちろん頭の中のBGMは「ルージュの伝言」!

城壁内に集まる見どころの数々

城壁内に集まる見どころの数々
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外から城壁内の旧市街を眺めたら、今度は中の観光名所を周ってみましょう。

昔ドブロブニクは城壁内で全てが揃うように街が形成されました。そのため、メインのピレ門をくぐると見えるのがオノフリオの噴水。ここは上下水道が完備されていて今も綺麗な水を供給しています。また、フランシスコ修道院にあるのはヨーロッパで3番目に古いと言われる薬局。現在も営業しているので、ぜひ立ち寄ってみてください。

噴水からまっすぐ伸びる目抜き通りプラツァ通りの突き当りには、ひときわ目立つ時計台。毎時0分に時報がなるので、たくさんの観光客が集まります。その真横にあるスポンザ宮殿も見どころです。

また、早朝に城壁の上を歩くのも楽しみの一つ。1時間ほどかかる散歩も、朝なら人も少なくオレンジのレンガ屋根の連なる姿を綺麗に写真におさめることができますよ!

ジブリファンならずとも訪れたい鮮やかな色の街

諸説あるジブリ映画の舞台となった場所ですが、ここドブロブニクはその街並み自体の美しさと可愛らしさがたくさんの人を魅了しています。
西ヨーロッパよりは物価が安いことや、高級ホテルからホームステイ式の宿泊施設まで滞在の仕方が幅広いのも最近人気が出てきてる秘密かもしれませんね。
そんなクロアチアのドブロブニクにぜひ足を運んでみてください!

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/06/03−2014/06/05 訪問

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