風光明媚!世界最高地のワイン産地・アルゼンチン“コルメ”

風光明媚!世界最高地のワイン産地・アルゼンチン“コルメ”

更新日:2017/03/22 17:12

市川 芽久美のプロフィール写真 市川 芽久美 南米現地旅行会社 代表
世界第5位のワイン生産量を誇るアルゼンチン。ニューワールド呼ばれるワイン生産国(欧州以外の国)の中では第1位です。
中でも、最も高い標高で作られている『コルメ(Colmé)』のワインは、アンデス山脈と太陽の恩恵を受け、濃厚なワインが出来、そのワインとともに、美しい景色の中でワイナリー滞在ができるんです。今回はその最高の楽しみ方をご紹介します。

ブドウ栽培に適した土地に、太陽の光が加わって・・・

ブドウ栽培に適した土地に、太陽の光が加わって・・・

提供元:Bodega Colmé

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もともとアルゼンチンのワイナリーは、乾いた土地と冷たい風、そして寒暖の差が大きい、アンデス山脈の麓のブドウ栽培に適した場所に広がっています。

日本にも多く輸入されているメンドーサ(MENDOZA)のワインも、そのアンデスの麓で作られています。
メンドーサより更に北、チリとボリビアの国境近くのアンデス山脈の麓、サルタ(Salta) から車で1時間の場所に、世界一高い標高(2300m〜311m)で造られているワイナリー『コルメ』があります。この場所は、ブドウ栽培に適した土壌や気候に加えて、標高が高いことで、太陽からの紫外線を多く受け、皮がより厚いブドウが育ちます。

これは濃厚な味と色のワインを産み出すだけでなく、抗酸化成分のアントシアニンや、ポリフェノールを多く含むワインとなるのです。

太陽をいっぱいあびた濃厚ワイン

太陽をいっぱいあびた濃厚ワイン

提供元:Bodega Colmé

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日本にはまだ未入荷かのこちらのワイン、ブドウの品種は、白のトロンテスと赤のマルベック。白ワイン好きでなくても、『コルメ・トロンテス』は、爽やかな香りとは裏腹な濃厚な味わいで、絶対試したい絶品の白ワインです。そして『コルメ・マルベック』は、深い色と濃度が強力なインパクトのワインです。

ワインはその土地の食文化と一緒に楽しみたい

ワインはその土地の食文化と一緒に楽しみたい

写真:市川 芽久美

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そして、アルゼンチンは、お肉の国。
このワイナリー内にあるエスタンシア(荘園ホテル)でも、焼き方や部位にこだわった、美味しいアルゼンチンの牛肉料理が食べられます。
アルゼンチン・ワインは、国内消費量も多く、まさに肉料理文化とともに発展してきたワイン文化。是非、ワイナリー内で宿泊しながら、最高地点のワイナリー、そしてアルゼンチンの肉料理文化と深く結びついたワインを、地元料理と一緒に味わってみてください。

七色の山

七色の山

写真:市川 芽久美

このワイナリーのあたりの土地は、ブドウにも良い影響を与えるミネラルを多く含んでおり、そのミネラルが、とても風光明媚な景色を作り上げています。
ミネラルの種類によって土の色が変化し、地層が七色になるというとてもユニークな景色が点在しています。

この印象的な風景も、このワイナリーを訪れたら、自転車や車で楽しむ事ができるんです。

現代アート美術館が併設されたワイナリー

現代アート美術館が併設されたワイナリー

提供元:Estancia Colmé

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そしてなんとこのワイナリーには、ジェームス・タレル(JAMES TURRELL)美術館が併設されているのです。光と空間をテーマにしたモダンで幻想的な美術館で、不思議なお落ち着きとインスピレーションを与えてくれる空間です。

ワイン好きでなくても是非おすすめの穴場ワイナリー

最高地点で作られているということだけでなく、ユニークな景色とワイナリーを楽しむ事ができる『コルメ(Colomé)』。是非アルゼンチンの北部を訪れたら、足を伸ばしたいアルゼンチン・ワイナリーです。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/09/26−2014/09/27 訪問

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