写真:高橋 しゅう
地図を見る志賀高原へのメインルートは、志賀草津道路(志賀草津高原ルート)を利用します。但し、冬の時期は群馬県側の草津から長野県側の陽坂(標高1800m付近)までの区間は冬季閉鎖となりますので、長野県側の湯田中温泉側からのアプローチとなります。
次第に標高を上げていく道路からは、一帯の山々と見晴らしの良い日には、北信州の山々と北アルプスを眺望できる所があります。
写真は沿道の蓮池にある、志賀総合会館98の敷地より撮影した飯縄山(右側)と北アルプスの山並み(左側奥)です。
写真:高橋 しゅう
地図を見る標高1000mを越える志賀高原は、冬の気候が厳しく日中でも氷点下になります。その中で、森の木々に空気中の水分が凍りついて霧氷となり、山一帯はまるで白い花が咲いたかのような光景が広がります。
特に晴れた日の朝から午前中は、気温が下がりますので美しい霧氷を付けた木々を見ることができます。但し、日中の気温が上がってくると溶けて落ちてしまいますので、早い時間帯に行くことがお勧めです。
写真:高橋 しゅう
地図を見る志賀草津道路は、小さな池や森、湿原等の自然の景観と、スキー場やホテル等のリゾート施設が点在する中を、少しずつ標高を上げながら進んで行きます。
車を走らせていると、周辺の山だけではなく沿道の木々も白く覆われて美しい表情を見せています。気になる場所に車を停めて写真を撮りながら進んで行くのも良いと思います。但し、交通の妨げにならないように停めましょう。
写真:高橋 しゅう
地図を見る志賀高原一帯には、奥志賀と呼ばれる地域を含めて複数のスキー場があり、充実した広いスキーリゾートエリアとなっています。
その中でも、横手山・渋峠スキー場の山頂は標高2,305mに達し、リフトで上がることのできるスキー場としては日本一高い場所になります。ここでは、美しい眺望と樹氷を見ながらスキーを楽しむことができます。
写真の中央部の山が横手山となり、この上までリフトで上がることができます。(撮影時はスキー場オープン前)
写真:高橋 しゅう
地図を見る冬は寒く12月に入り最低気温は氷点下の日々が続く長野県北部ですが、標高の高い志賀高原は、さらに気温が下がります。天候にもよりますが、最低気温はマイナス10度を下回り、日中でも氷点下になる日がほとんどです。
気温が低い為に美しい白銀の風景が広がりますが、厚手の防寒着と手袋等で服装は万全にしてお出かけ下さい。
写真は11月下旬の標高1800m付近で、午前10時半を過ぎていますが道路の温度標示はマイナス5度です。これからの時期はさらに気温が低く厳しくなります。
冬の志賀高原は、白銀の世界に包まれて、美しい雪と氷の風景を見ることができます。ウインタースポーツをされる方も、されない方も足を運んでみませんか。
尚、車で行く際は、志賀高原への道は冬でも除雪されており通行できますが、山道で路面が凍結しますので、冬の装備をして気をつけてお出かけ下さい。
公共交通機関利用の場合は、長野電鉄湯田中駅より志賀高原方面への路線バスがあります。
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(2024/4/19更新)
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