写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る大分自動車道の玖珠ICもしくは九重ICより国道387号線を小国町方面へ南下すると、ほどなく壁湯温泉に到着します。
「福元屋」は川沿いにあるため、国道より下に位置するため、気をつけないと見過ごしてしまいそうになります。
写真の看板と景色が目印です。
ここから細い坂道を歩いて下ると「福元屋」があります。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る「福元屋」は日本秘湯を守る会のお宿。
情緒ある佇まいに旅情を感じさせられます。
そんなお宿は2001年にオーナー自らリフォームされたとのこと。
豪華さや高級感はございませんが、館内の随所に温かさや拘りを感じ、きっとほっこりと癒されます。
また、お部屋の多くは川沿いに。
ゆえ、とても山奥に来たように感じられ、国道沿いにあるとは思えません。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見るお宿から川沿いを少し歩くと、名物の洞窟露天風呂に。
とても野趣あふれる露天風呂で、岩が剥きだした状態です。
無色透明の柔らかな湯は、この浴槽の底から湧き出しています。
その量はなんと1分間に1200リットル以上と言われています。
ゆえ、常に新鮮な湯に満たされ続けているわけです。
また、湯の温度は人肌程度とぬるいため、1時間ぐらいは楽に浸かっていられます。
ここで、長い時間この湯に戯れていると、身も心も地球に溶けていきそうな感覚に。
写真は日暮れ時ですが、朝日が差し込む時間、夜の静かな時間、それぞれ趣が異なりますので、色々な時間帯に入ってみて頂きたいですね。
そして、こちらは混浴となりますが、宿泊者の女性は「湯浴み着」を借りられます。
さらに、洞窟露天風呂のすぐそばに「女性専用」の内湯もありますのでご安心くださいませ。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る福元屋には写真の「隠り国の湯」と名付けられた館内の貸切湯と、外にもうひとつ「あら玉の湯」と名付けられた貸切湯があります。
両方ともに宿泊者専用となります。
宿泊者は嬉しい事に「追加料金無し」「予約無し」で空いていれば6:00〜23:00の間であればいつでも利用可能です。
また、「隠り国の湯」は加温されておりますので、ぬる湯はちょっとという方や、すぐに温まりたいという方によろしいかと思います。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見るなんとお米はオーナー自ら作られています。
さらにお米を炊くお水は温泉です。
ゆえ、ご飯はとっても美味しいのですっ!
もちろんご飯以外の食事も美味しいのですが、やはりご飯が進みます。
日ごろ「お酒とアテ」を中心にされている方も、福元屋でお泊りの際は、お酒は控えめに、是非ご飯を召し上がって頂きたいところです。
もちろんその後にお酒もお楽しみ下さい。
ちなみに写真は朝食になります。
壁湯温泉福元屋は、立ち寄り湯だけでも十分満足させて頂ける温泉だと思います。
洞窟風呂、混浴露天風呂、足元湧出の新鮮この上ない源泉かけ流し温泉。
どれをとっても全国的に貴重な温泉です。
さらに泊まりますと、チェックインからチェックアウトまで、いつでもマイペースで温泉を楽しめます。
そして、美味しい夕食に朝食。
そして、良心的な価格。
幸せにならないわけがありません。
「おんせん県おおいた」の中でもひときわ個性豊かな壁湯温泉。
何度も訪れたい温泉のひとつです。
また、蛍の季節には洞窟風呂に浸かりながら「蛍湯?」を楽しめるそうですよ。
◆壁湯温泉 福元屋
【場所】大分県玖珠郡九重町大字町田62-1
【電話】0973-78-8754
【立ち寄り湯料金】大人300円、子供150円
【立ち寄り湯時間】9:00〜21:00
温泉データ
【泉質】単純温泉
【湯の使い方】源泉かけ流し(加温なし・加水なし・消毒無し)
※貸切湯の「隠り国の湯」のみ加温有り
【pH】7.9(弱アルカリ性)
【泉温】36.6度
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(2024/3/29更新)
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