写真:木内 つばめ
地図を見る香港の麺粥店で初めてミシュラン1つ星を取った何洪記(ホーハンゲイ)。ミシュラン店にも関わらず、良心的な値段でお料理が食べられるこの名店は見逃せません。
さて、ここで頼む一品は「汁無し麺」。汁無しと言っても、焼きそばみたいなものとは違い、茹でた卵麺にワンタンや水餃子と青菜をのせ、濃厚なオイスターベースのタレを絡ませて食べるというもの。写真はその汁無し麺の1つ「生姜とねぎ入り水餃子麺」というもので、水餃子はその名のとおり生姜とねぎだけでかなり味がついているので、何もつけずに食べても十分美味!皮いっぱいに詰められた餡はパンパンで食べ応え大ありです。
エメラルドとホワイトを基調とした店内は、他の麺粥店には無いちょっとモダンな雰囲気。デパートなどが集まり、充実したお買い物ができる銅鑼湾(コーズウェイベイ)の「ハイサン・プレイス」という駅近のショッピングモールに入っている立地抜群の名店です。
写真:木内 つばめ
地図を見る皮部分をカリッと焼き、肉部分は柔らかくしたまま仕上げる香港名物のクリスピーローストポーク。あらゆるお店でお目にかかれるメニューですが、タイムズ・スクエア内にある「利小館(レイシウグン)」のローストポークは一般的なものとはちょっと違う。味はもちろんのこと、何よりも見た目が美しすぎる!定規で線を引いて切ったような、9つのキューブ状なのです。
食べるのがもったいないこのクリスピーローストポークは、皮部分は薄めで上品なサクサク感、そしてそこから続く肉部分は驚くほどの柔らかさ。ジューシーな子豚肉を使うことでしっとりとした柔らかさが出せるのです。写真からは想像しがたい味と食感、ぜひ訪れて実際に確認してみてください!
入り口からはわからないのですが、中はかなり広々としたお店です。上記の何洪記とも近いのでこの2軒をハシゴして、香港名料理をちょびちょび食べスタイルを楽しんでもいいですね。
写真:木内 つばめ
地図を見る2010年にミシュラン1つ星を獲得した旺角(モンコック)にある「添好運(ティンホーワン)」。「世界一安いミシュラン店」と称されたこの点心専門店は、人気の波に乗って中環(セントラル)の香港駅内にも店舗をオープン。これは観光客にはとてつもなく嬉しいロケーション!エアポートエクスプレスの乗り場でもある香港駅では航空会社のチェックインカウンターがあるので、スーツケースを預けた後に香港最後のごはんを名店・添好運で飾ることができるのです!
添好運のメニューは本当にどれも美味しい上、ファストフード的な値段で食べられてしまうところが1番の魅力。その中でもやっぱり食べなくてはいけないのは「チャーシュー入りメロンパン」!クッキー生地を施して焼いたサクサクのパンの中に、甘いタレが絡むチャーシューが入っている名品。メロンパンの軽やかさと、チャーシューのどっしり感のバランスが絶妙で、食感だけではなく味としても意外と合うのです。しかも3つでHK$18(約270円)という破格にも驚かずにはいられません!
ここはオーダー式(オーダーシートにチェックを入れてスタッフに渡すタイプ)の飲茶です。このチャーシュー入りメロンパンは漢字で「酥皮焗叉燒包」と書くので、この欄にチェックをしてお店の人に渡してくださいね!また混み合う店舗なので最終日に行く方は時間に余裕を持って訪れることをオススメします。
写真:木内 つばめ
地図を見る飲茶ばかりではなく、香港でちゃんとした海鮮料理も食べておきたい!という方にオススメなのが「竹園海鮮飯店(チクエン・シーフードレストラン)」。生け簀があるお店は新鮮なものを出してくれます!
ここではぜひ「シャコのガーリック炒め」にトライしてみてください!日本のお寿司屋さんで見るシャコとは全く違います。掌より大きくて身がしっかりしたシャコ!このプリップリのシャコが見えないくらいかかっているのが揚げたニンニクチップ。おがくず?と思えるくらいどっさりかかってます。エビよりも淡白なシャコとパンチの効いたニンニクは相性ぴったり。お酒が進む一品です。こんなにニンニクを食べることはないというくらいスタミナチャージできます。
竹園海鮮飯店はいくつか店舗があるのですが、オススメは跑馬地(ハッピーバレー)店。比較的ゆっくり食事を楽しめる、日本人好みの雰囲気です。
写真:木内 つばめ
地図を見るマカオに行きたいけど、時間がない・・・という方必見!尖沙咀(チムサーチョイ)駅から徒歩3分のところにマカオ料理が食べられる「澳門茶餐廳(マカオ・レストラン)」というお店があります。早朝から営業しているカジュアルなお店。たくさんの人で賑わっているので、ここの前を通るだけでも印象に残るようなお店です。
ポルトガル料理にちょっとアレンジを加えたマカオ料理の数々を楽しめる澳門茶餐廳。オススメはやっぱり代表的な焼き菓子「エッグタルト」!他店のエッグタルトとどう違うのかというと、飲茶の席などで出て来るエッグタルトはほとんどがクッキー生地なのに対して、ここではパイ生地を使ったポルトガル色の強いものとなっております。バター香るサクサクのパイ生地と焦げ目の付いた甘過ぎないカスタード。パンとデザートの半々のような重みと甘さを兼ね揃えた一品です。
飲茶とお粥と中国茶というパターンにちょっと飽きがきたら、ここでエッグタルトと鴛鴦(インヤン)茶で一息というのもいいものです。鴛鴦茶とはコーヒーと紅茶を半分ずつ混ぜてミルクを加えた飲み物。これをオーダーすると「お、この日本人、通だな。」と思われるような飲み物です。
エッグタルトは店頭でテイクアウト用に販売されてもいるので、店内が混んでいたらホテルに持ち帰ってゆっくり食べる事もできます。
1日3回の食事を「どこで食べるか」だけでも決めておくと、それを軸に移動プランが肉付けされ、香港の街歩きルートが立てやすくなります。ぜひホテルは朝食無しの素泊まりにして、朝から香港グルメを楽しんではいかがでしょうか?
またお腹を空かせるためにも極力交通機関を使わず、歩きの移動を中心にするのもコツ。3食の他にスイーツ屋さんの誘惑などもあるので、いつ何時、香港のグルメ攻撃に遭遇してもいいように胃袋に少しの余裕を持たせておきましょう。香港滞在中は太ること覚悟で安くて美味しい絶品グルメを堪能してください!
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(2024/4/27更新)
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