今回ご紹介するのはタイでも一番有名な「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」。
バンコクから約80kmの所にあり、ほとんどのツアーでは早起きをして出かけることになっています。日の出から14時頃まで見ることができますが、最も賑わうのは朝7時から9時頃だそうですよ。
まずはこの見るからに早そうなエンジンのついたボートに乗って、水上マーケットに向かいます。が・・・、「そこまでのスピードは出さなくても・・・」と思うくらいビュンビュンと風を切ってボートは進みます。まるでジェットコースターにでも乗っているかのよう(笑)。
場合によっては水飛沫が飛んで来ることもあるので、濡れても良い格好でお出かけくださいね!
ちょっと雨が降って川が増水していると、ボートに水が入ってきて転覆するんじゃないかと思うくらいの迫力があり、日本の「安全第一」に慣れている私達には、スリリングすぎるこちらのボート、旅の思い出として楽しんでみてくださいね!
川沿いの昔ながらの家は高床式で、川に密着した人々の暮らしを垣間見ることができます。どこの家にも必ず一台はボートがあります。日本の田舎でも車が必需品なように、この地域ではボートが生活には欠かせません。
ボートが時々スピードを落とすのは、こんな風にボートを漕いでいる住人達とすれ違うから。
こんなにもスイスイと笑顔で漕いでいるおばあちゃん。
本当に車を運転するように、ここの方達はボートを漕いで、お買い物やお出かけをするんだな・・・と思うと何故か異国の人々の本当の姿を知れたようで感動してしまいます!
この川沿いでは、沢山の美しい花々が至るところに咲いているのも魅力の一つ。日本では見ることのできない可憐な南国の花々も撮影スポットとしてオススメです!
さあ、この恐ろしく早いボートから、今度は小さめの手漕ぎボートに乗り換えて、いよいよ水上マーケットへ!!
川はもっともっと狭くなり、お隣の手漕ぎボートとゴツン!なんてこともしょっちゅう(笑)。ボートは自分で運転するのではなく、ちゃんと漕いでくれるおじさん、おばさんがいますのでご安心を。
かつてバンコクは「東洋のベニス」と称えられるほど、水上交通が盛んな都市だったんですよ!手漕ぎボートに様々な商品を乗せて売り買いを船の上で行うスタイルは、一昔前まではごく日常の一コマだったとか。
現在では国が文化的な財産として残すため、観光客用に運営されているのがこちらの「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」。その為外国からの観光客が多く、タイ語が話せなくても日本語で応じてくれる場合や英語が通じることも多いのでご心配なく!
さあ、いよいよ活気に溢れたマーケットに近づいてきましたよ!
中山美穂さん主演の映画「サヨナライツカ」をご覧になった方はいらっしゃいますか?
バンコクの暑さと活気のある町並みや人々、マンダリンオリエンタルの贅沢なホテルに水上での美しい景色など、あの映画をきっかけにタイやバンコクにご興味をもたれた方もいらっしゃると思います。
そのタイの魅力がいっぱいつまった映画のワンシーンも、この水上マーケットで撮影されていたんですよ!
両脇のお店にはタイのお面や木彫りの人形、カラフルなバックやサンダル、ランプなど小さいお店に所狭しと並んでいます。マーケット内は沢山の観光客で溢れていて、売り子さんが高らかに声を上げて販売している姿や、狭い水上を上手にすり抜けていく手漕ぎボートの数々は、昔ながらのタイの雰囲気を味わうには持って来いです!
観光客向けのマーケットなため、気に入った物があって声をかけたり手にとってみると、すぐにかなり高めの値段を言ってきますが、そこはあなたの交渉次第かも?!
そんなに高いんだったらと買わないふりをしてお店を去ろうものなら、「さっきの値段は何だったの?」という位の値段にあっという間に下がってしまうこともあるので、そこは大阪のおばちゃんのように諦めすに交渉してみたらいかがでしょうか?!きっと楽しい経験になるでしょう!
さて、タイでは時々あることなのかもしれませんが・・・、こちらの水上マーケットでも気をつけて!
頼んでもないのに手漕ぎボートが「SNAKE PHOTO」と書いてある看板のあるお店に近づいていき・・・、頼んでもないのに蛇を首から下げられ、一枚でも写真を撮ったらさあ大変!かなり高い金額を請求されたなんてこと・・・起こりうる話しですよ!
売り子さんも大阪のおばちゃん以上のずうずうしさで物を売りつけてきたり、蛇を巻きつけてきたりするので気をつけてくださいね(笑)。
因みに日本人も欧米人も、沢山の観光客が特段蛇と写真を撮るつもりもなかったでしょうに何故かこの「SNAKE PHOTO」の前に手漕ぎボートをつけられて、次々に首から蛇を下げる姿が!
楽しい旅にするために、観光地にはちょっと気を引き締めて訪れたいものですね。ですが、こんな経験も旅の思い出と思えるなら、それはそれで楽しめるかもしれません!この蛇との写真でも値段交渉をしてみてはいかがでしょう?!
せっかく水上マーケットに来たんだから、船の上で火をつかって本当に料理されているヌードルや焼き鳥のようなスナック、南国のフルーツなど是非味わってみましょう!
日本語で「ココナッツケーキ」と書いてあったりするのですが、どう見ても日本のたこ焼き器で焼いています(笑)。どこからそのたこ焼き器を見つけてきたのかちょっと疑問ですが、こんなに遠く離れたタイで日本のたこ焼き器で上手に焼いてあるココナッツケーキを味わうとは思ってもみません!さて、そのお味は・・・、とっても美味しい!!
他にも見たこともないフルーツや食べ物も結構充実していますし、船の上で火を使って調理している姿は中々迫力があって見ていて楽しいですよ!是非色々な食べ物にチャレンジしてみてくださいね!
こちらのマーケットはお昼過ぎには閉まってしまうので、折角早起きして訪れたのなら、こちらの水上マーケットならではのお買い物や食べ物を楽しんでいただきたいです。
バンコク市内では見つけられないようなお土産も色々と種類があるので、お土産を沢山買う予定のある人は、ここを訪れてから決めることをオススメします!
いかがでしたか?!
バンコクの洗練された高いビル群からは想像もできない人々の暮らしを垣間見れる水上マーケット。
観光客向けとはいっても、そこには古き良きタイの暮らしがあり、どこかほのぼのとして、生活感溢れる素顔のタイの人々に触れられることは貴重な経験と言えるでしょう。
とてもエキサイティングでタイならではの雰囲気を味わえるので、タイに行くのが初めての人には特にオススメしたい観光スポットです!映画のようにロマンチックではないかもしれませんが、「サヨナライツカ」ファンの方にも是非訪れて欲しいです!
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索