提供元:旅館玉子湯
http://www.tamagoyu.net/index.html平成22年、「旅館玉子湯」がある福島県高湯温泉は、いち早く「100%源泉かけ流し宣言」をした温泉地です。これは、全国で8番目、東北では一番乗りになるそうです。今回、紹介する「旅館玉子湯」も100%源泉かけ流しのいで湯を楽しむことができます。
その為、「湯守(ゆもり)」と呼ばれる温泉の番人が、天候やお客様の人数に合わせて最適な温度のお湯になるように管理してくれているのです。こちらの湯守は、天然のいで湯を水や熱を加えない方法で管理するので大変でしょうね。
お宿の庭園には、露天風呂3つ、内湯2つ計5つのお風呂があり、温泉庭園と呼ばれています。他に宿泊施設内に2つの内湯があり、合計7つのお風呂があります。いずれも混浴ではないので、女性も気兼ねなく入浴いただけます。そうそう、新設された足湯は混浴です。ご夫婦やカップル、お友達と仲よく足湯に浸かりながらまったりするのもいいですね。
写真は、温度の違う2つの湯船のある露天風呂「天渓の湯」となります。こちらは、時間によって男女入替制となります。荒々しい岩肌と茅葺屋根の脱衣所がいい雰囲気。広々していて気持ちのよい露天風呂です。
提供元:旅館玉子湯
http://www.tamagoyu.net/index.html旅館の屋号ともなった茅葺屋根の湯小屋「玉子湯」は、明治元年の創業当時そのまま。風情ありますよね〜。こちらの小屋の中には、男女別の内湯があります。昼間は外からのやさしい光が差し込み、夜にはランプが灯り、小さい湯船ながら極上の入浴タイムを過ごせます。
この湯小屋の前に、更に小さな小屋があります。こちらは、源泉口となります。ここから湧き出した無色透明の源泉が空気に触れてあの白濁の湯に変わります。地球の底力を感じる、何とも神秘的な光景ですのでぜひご覧ください。
高湯温泉全体では、10ケ所程の源泉より毎分3,158リットルを湧出しているそうです。分かりやすい分量で言い換えると、訪問者1人につき毎分4リットルに相当するそうですよ。そもそも、100%源泉かけ流しにできるだけの湯量を誇る温泉場はそんなに多くないそうです。
こちらの湯小屋の裏手は散策コースとなっています。春から秋は、頂上に祀られる温泉神社までのんびり散歩すれば、季節の草花が咲く心安らぐ散策道です。
写真:鮎川 キオラ
地図を見るグリーンシーズンの湯小屋は、のどかな風情がありますが、これからの冬の印象は、またがらっと変わります。真っ白な雪をかぶった茅葺屋根の小屋は、昔話に出てきそうな風景ですよね。
凍てつく寒さの冬、肩まで白濁の湯に体を浸して、ちらちら舞う雪景色をみながらの雪見風呂は、心がふっと温かくなります。「雪見風呂へ行きたいな」という方に、冬の玉子湯はお勧めです。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る朝目覚めて、障子をあけると昨晩降った新雪がキラキラ輝いています。「よーし、一番最初に足跡つけに行こう!!」と露天風呂へ向かうと、露天風呂までの道のりはちゃーんと雪かきがされています。
こちらのお宿は、鄙びた山の温泉宿の雰囲気を持ちながらも、お部屋もお風呂も庭園も清潔に保たれているのに感心します。特に女性に人気な理由も納得です。お湯良し、風情良し、施設良し、お料理良しと大変バランスの良いお宿です。そして宿泊プランもお手頃価格の1万円ちょっとからあります。この冬、雪見風呂を求めてお出かけしてみてはいかがですか。「また来たいな」と思えるほどいい思い出になると思います。
【高湯温泉 旅館玉子湯】
福島県福島市町庭坂字高湯7
TEL: 024-591-1171
泉質:硫黄泉
源泉温度:47度ほど
PH:2.7(強めの酸性なので、初めは短時間の入浴をお勧めします)
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(2024/3/19更新)
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