ペンギンがビュンビュン飛ぶ!長崎・九十九島の「森きらら」

ペンギンがビュンビュン飛ぶ!長崎・九十九島の「森きらら」

更新日:2018/01/15 13:52

東郷 カオルのプロフィール写真 東郷 カオル 癒されたい系女子旅ライター、ラグジュアリーホテルライター
美しい島々が浮かぶ長崎県の九十九島に、水族館ではありませんがペンギンが空を飛ぶ動植物園があります。「森きらら」の愛称で親しまれる西海国立公園九十九島動植物園です。水深の違う極浅水槽と深水槽を兼ね備え、あらゆる角度からペンギンの魅力に迫れる「新ペンギン館」が2014年にオープン。パールシーリゾートからも近いので、ペンギン好きの方は、是非訪れてみてください。

九十九島とは

九十九島とは

写真:東郷 カオル

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森きららは佐世保駅からバスで30分程度の、小高い山の上にある動植物園。佐世保から平戸にかけての、「九十九島」と呼ばれる群島がよく見える場所にあります。実際の島数は99ではなく208あるとされています。この場合「九十九」というのは、「沢山」という意味で使われていることが想像でき、日本の風景の美しさと日本の言葉の奥深さを感じることのできる場所です。

写真は森きららから徒歩10分ほどの場所にある船越展望所からの眺め。この展望所は道路沿いにあり、バリアフリーなのでどなたでもアクセスしやすくおすすめです。

ペンギンビュンビュン

ペンギンビュンビュン

写真:東郷 カオル

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森きららに2014年、新ペンギン館がオープンしました。3階建の新ペンギン館の1階に入ると、天井を勢いよくペンギンが飛んでいます。「あ〜、やっぱりペンギンは鳥類だったんだな」と実感できる光景が広がります。

スクリューしながら飛んでいるペンギンや、仲良く手をつないで飛んでるペンギンなど、いつまで見ても飽きることがありません。飽きませんが夢中で見ていると、首が…、痛くなります。後ろ向きにひっくり返らないように、くれぐれもご注意ください^^

極浅水槽と深水槽

極浅水槽と深水槽

写真:東郷 カオル

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1階の全景はこのようになっています。水槽の中でも深い部分と浅い部分があり、それぞれに違った動きを見ることができます。ビュンビュン飛ぶこともあればプカプカ漂っていることもありますが、全員揃って同じ方向に飛ぶタイミングで写真を撮れることもあります。

深水槽は深さ4mありますが、極浅水槽の浅い部分は5cmしかありませんので、ペンギンの足の裏も観察できますよ。

別にサービスしているわけじゃないんだからねっ!

別にサービスしているわけじゃないんだからねっ!

写真:東郷 カオル

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空飛ぶペンギンを下から眺めていると、「この子はサービス精神旺盛だな」とか「あの子はいい動きをするな」などと人間の視点で勝手に感心するのですが、上から見ると、ペンギンたちは何も考えず自由に動き回っているだけだということがわかります。特にサービスしてくれているわけではなかったのですね^^

先ほどまでのキレのある動きがウソのように、ただ単にぷかぷか浮いているだけにも見えます。

森きららへのアクセス

公共交通機関を利用予定の方は、佐世保市交通局の市営バス1日乗車券を購入しておくと便利です。
佐世保駅前から森きららまでは片道290円ですので、往復するならお得です。更に1日乗車券の提示で森きららの入園料が割引になりますので、観光客には嬉しい乗車券です。

【森きらら】
開園時間/9:00〜17:15(最終入園は16:45)
入園料/大人(高校生以上) 820円、小人(4歳〜中学生) 210円
休園日/12月29日〜1月1日

【市バス1日乗車券】
販売場所/佐世保駅前市営バスセンター・JR構内観光情報センター・バス車内

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/11 訪問

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