写真:小林 理沙
地図を見る雲ひとつない青空と、輝く青い海、燦々と降り注ぐ太陽を受け、その光を反射して美しい姿を現しているのが、白い建物です。路地も石畳になっていて、趣があります。町の中心部を目指して狭い通りを上っていく途中、お店を覗いたり、レストランのメニューをチェックしながら歩き続けると、中心部に着くのはあっという間。
写真:小林 理沙
地図を見るアルテア(Altea)という町の名前の由来ですが、アラビア語のAttaláyaが元になっていると言われています。これは現在のスペイン語では、atalayaにあたる「見晴らしのいいところ」という意味です。その名の通り、街中のどこに行っても展望台があり、きらめく地中海が見られるんです!写真で、向こうに見えるのは、カルペという10kmほど離れた町のイファチ岩山(Pelón de Ifach)です。
写真:小林 理沙
地図を見る中心部の展望台からは、この一帯の海岸「コスタ・ブランカ」が一望できます。ヨーロッパらしからぬ景色が一際目立ちます。ここも10kmばかりの距離にあるベニドルムという高層ビルが立ち並ぶリゾート地です。
年間を通して天候に恵まれたこの「コスタ・ブランカ」一帯では、冬も避寒に訪れるスペイン内外からのヨーロッパ人客が後を絶ちません。
写真:小林 理沙
地図を見る「地中海のドーム(la Cúpula del Mediterráneo)」の別名を持つのが、この「ヌエストラ・セニョーラ・デル・コンスエロ教会(Iglesia de ntra. sra. del consuelo)」です。
この教会の青い屋根は、地中海の町にふさわしい美しさを誇り、アルテアを代表する景色を生み出しています。
写真:小林 理沙
地図を見るアルテアで評判のレストラン「ライレット・ダルテア(L’airet d’Altea)」で、山の景色を眺めながら食べる「パサマレッ(passamaret)」は、また格別な美味しさです。
これはシーフードがベースの米料理です。ニラを若干思い出す秋が旬の香り高いニンニクの芽(ajo tierno)も入っています。火が通り、柔らかく溶けたニンニクの芽と、魚介の風味の相性はバッチリ!好みで、レモンを絞っても、ニンニク風味のマヨネーズ「アリオリ(alioli)」を混ぜて食べても美味。バレンシア州の米料理ですから、アルデンテの食感!
パエリア鍋を使って作られる米料理は、バレンシアでは各自が鍋から直にスプーンですくって食べる豪快なスタイルも大歓迎です。
米料理が豊富なバレンシア州内でも、「パサマレッ」は、他ではお目にかかれない一品ですから、味わっていただく価値大です!
アルテアへは、130km離れたバレンシア市や50km離れたアリカンテ市から、鉄道やバスでアクセス可能です。もちろん夏はビーチで泳げますが、天候に恵まれた地域のため、冬も避寒地として人気がありますから、季節を問わず楽しんでいただけることでしょう。
地中海に面したバレンシア州の白く美しい町アルテアに、ぜひ足を運んでみてください!
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(2024/4/19更新)
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