グランドハイアット福岡のある「キャナルシティ博多」は、歴史的に見ても、旧黒田藩のお膝元の城下町として武家文化が色濃く残る福岡地区と、日本初の自治都市である博多商人の町・博多地区の間にあります。
ふたつの地区の境界線である那珂川沿いということもあり、「キャナルシティ博多」では、その水の流れを施設内に引いたような1本の水路(キャナル)を中心に、まるでグランド・キャニオンの谷間から両側を見上げるような、大らかでダイナミックなビルのラインが続く風景が圧巻です。
グランドハイアット福岡のロビーからは、「キャナルシティ博多」のシンボルである中央ステージや、ライトアップされた噴水のショーを見ることができます。ここに集う大勢の人達の視線と、憧れの眼差しを一身に受ける、なんともユニークで特別な場所です。
グランドハイアット福岡に入ると、まず印象的なのが、ファッショナブルで洗練されたイメージのロビー階です。正面玄関横にあるバー「マティーニーズ」が、ニューヨークテイストのインテリアで、上質な大人の空間を演出しています。
九州屈指のシガーの品揃えの豊富さで知られるバーですが、ここは好みの味を伝えると、カクテルをはじめノンアルコールのドリンクもカスタマイズして提供してくれます。地元産のフレッシュなフルーツを使用した、カクテルの美味しさも最高です。
グランドハイアット福岡の5階にある「福岡なだ万」は、九州で唯一、天保元年(1830年)創業の「なだ万」の料理が楽しめる日本料理店です。
ホテルの「グランドクラブ ラウンジ」と同フロアにあり、「キャナルシティ博多」の喧騒から一変、エレベーターを降りた瞬間から、とても静かで落ち着ける、特別な空間に来ていることを実感します。九州の季節の食材をふんだんに使いながら、伝統の味を守る技術とセンスはさすがです。
また福岡は、博多湾に水揚げされる、新鮮な玄界灘の魚が美味しいことで有名です。「福岡なだ万」の店内に独立したすし割烹として設置されている「清水」では、日本庭園を目の前に、鮮やかな手さばきで握られる、うまみをまるごと閉じ込めた江戸前寿司に舌鼓を打つことができます。
グランドハイアット福岡のロビーから、吹き抜けのラウンジにつながる場所にある「ラ・テラス」は、待ち合わせにも利用できるティーラウンジです。美味しい果物の産地としても知られる福岡ならではの、地元産のフルーツやハーブティーなど、季節のメニューも豊富で、訪れるたびに思わず魅了されてしまいます。
同じくロビー階にある「アロマーズ」も、フレンチスタイルが基本のレストランです。ランチまたデザートビュッフェやディナーコース、アラカルトなど、ビジネスや女子会等、それぞれのシーンに合わせて利用できるのが便利です。”シンプル&エレガント”のコンセプト通り、新鮮な食材をそのまま生かした美味しい料理が特徴です。
グランドハイアット福岡の表玄関側にあたる那珂川沿いには、夕方になると戦後から続いている博多ラーメンの屋台が立ち並び、今でも博多の風物詩です。
ゆったりと博多湾にそそぐ那珂川に映る夜景は、福岡の名所にもなっています。
グランドハイアット福岡は、福岡県内の観光に移動しやすい場所にあるだけでなく、ホテル内の施設だけでも十分に楽しめる5スターホテルです。
宿泊客専用のスパやラウンジも併設されており、客室に応じて利用することができます。スパ空間は広く大変快適なので、是非最低でも1時間はゆっくりと楽しみたいものです。ラウンジもウェルカム・ドリンクや朝食に利用でき、プライベートの日本庭園を散歩することもできます。
また、近くには博多山笠で有名な博多総鎮守の櫛田神社をはじめ、周辺にも様々な観光スポットがあります。福岡滞在時には、特におすすめのホテルです。
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(2024/4/19更新)
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