フィリピン・ボホール島のチョコレート・ヒルズへ。空中から不思議な光景を一望!

フィリピン・ボホール島のチョコレート・ヒルズへ。空中から不思議な光景を一望!

更新日:2014/11/14 11:07

竹内 あやのプロフィール写真 竹内 あや トラベルライター
フィリピンの人気リゾート地であるセブ島から、高速船で1時間30分〜2時間という近距離にあるボホール島。なかでも最大の見どころは、高さ30〜50mの円錐形の小山が連なるチョコレート・ヒルズ。その不思議な光景に出合いに、ボホール島へと足を延ばしてみませんか?

地平線まで連なる、チョコレートの“山”、“山”、“山”!!

地平線まで連なる、チョコレートの“山”、“山”、“山”!!

写真:竹内 あや

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1268個もの小山がどこまでも続く、チョコレート・ヒルズ。4〜6月の乾季になると草が枯れ、緑の小山がチョコレート色に変わることから、こう呼ばれるようになりました。

草に覆われた雨季の間は、ミントチョコレート・ヒルズ、抹茶チョコレート・ヒルズなどと呼ぶ人も。いずれの季節も、壮大な景色が楽しめます!

いまだ謎に包まれた、まか不思議な自然現象

いまだ謎に包まれた、まか不思議な自然現象

写真:竹内 あや

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この不思議な景色には、さまざまな伝説が残っています。なかでもよく語り継がれているのが、ふたりの巨人が喧嘩をし、そのときに投げ合った無数の石がこのような残がいとなって残っているというもの。そしてもうひとつは、島の青年アロゴが、恋する女性の死を悲しんで流した涙が固まり、無数の小山ができたというもの。

地質学的にはサンゴ礁によってできた石灰岩から成り、海底の隆起と長年の雨水の浸食で現在のような形になったといわれていますが、いまだ多くが謎に包まれたままです。周辺から貝殻が多く出土していることから、昔は海底であったことは確かなようですが、どのようにしてこの不思議な景観が出来上がったのかは明らかになっていません。

今話題のエコ&アドベンチャーパーク

今話題のエコ&アドベンチャーパーク

写真:竹内 あや

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チョコレート・ヒルズの壮大な景色が眺められるのは、州都のタグビラランから車で約1時間、島のほぼ中央に位置するカルメンという町。いくつかの絶景ポイントがあるのですが、今、もっとも話題を集めているのが、2014年8月にオープンしたばかりのチョコレート・ヒルズ・アドベンチャーパーク(通称CHAP)。

大自然に囲まれた広大な敷地に、トレイルや空中散歩を楽しめる吊り橋などが整備されていて、1日中いても飽きません。レストランやショップもあり、高台に設けられた展望台からは、眼下に広がる壮大な景色を眺めることができます。

かなりドキドキ。チョコレート・ヒルズを空から一望!

かなりドキドキ。チョコレート・ヒルズを空から一望!

写真:竹内 あや

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ここではさまざまな体験ができますが、なかでもイチオシは、日本では珍しいバイク・ジップと呼ばれるアクティビティ。いわゆるジップラインの自転車バージョンで、ワイヤーを滑車で滑り降りる代わりに、ワイヤーに取り付けられた自転車に乗り、ペダルをこいで進むというもの。地上150mの高台と小山の間に張られた、長さ約275mのワイヤーの上を往復します。

重力を利用して滑り降りるジップラインと異なり、こぐ速度でスピードをコントロールできるので、チョコレート・ヒルズをじっくりと楽しみたい人にもぴったり! 上空からの眺めを心ゆくまで堪能することができます。

高所恐怖症の人でも大丈夫。展望台からの景色を楽しもう!

高所恐怖症の人でも大丈夫。展望台からの景色を楽しもう!

写真:竹内 あや

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展望台があるのは、バイク・ジップのプラットフォームがそびえる高台のすぐ近く。森林のなかに続く248段の階段を上っていくと、突然視界が開き、まるでおとぎ話のような世界が眼下に広がっています。

上り疲れたら、階段脇の屋台で売られている水牛のミルクはいかが? 市販の牛乳とはひと味違った、水牛ならではの独特な味が楽しめます!

最後に

さまざまな見どころが点在するボホール島は、近年ますます人気のデスティネーションとなっています。アクセスのよさも魅力のひとつ。日本からの直行便が往復しているセブを拠点に、日帰りツアーに参加して訪れることも可能です!

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/04−2014/11/08 訪問

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