戦国屈指の山城!滋賀県長浜市の小谷城を満喫

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戦国屈指の山城!滋賀県長浜市の小谷城を満喫

戦国屈指の山城!滋賀県長浜市の小谷城を満喫

更新日:2014/11/18 12:39

成沢 崇のプロフィール写真 成沢 崇 名古屋仏像研究会 会長、旅ライター

NHK大河ドラマ「江」の舞台にもなった滋賀県長浜市の小谷城。
古来より滋賀は京の都へ行き来する要衝であることから「近江を制する者は天下を制す」とまで言われ、浅井長政と織田信長、豊臣秀吉など名だたる戦国武将が烈戦を繰り広げた舞台となっています。
今回は標高495mの急峻な小谷山に築かれた小谷城を満喫できるおすすめスポットを紹介します。城跡あり、古寺あり、温泉ありと充実の一日がきっと送れるはず。

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戦国時代北近江を統治した浅井家の居城小谷城を知るにはまずここから!

戦国時代北近江を統治した浅井家の居城小谷城を知るにはまずここから!

写真:成沢 崇

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小谷城は琵琶湖の北東「湖北」と呼ばれる地域にあり、黒壁スクエアなどで有名な長浜市中心部から車で約30分。北陸自動車道「長浜インター」から約15分の距離にあります。

小谷城は標高495mの急峻な小谷山に築かれた城で、北近江を支配した浅井氏三代の居城して機能してきました。その特異な地形から攻め落とすのには困難を極めた城で、浅井長政と織田信長の戦いは有名です。

まず最初に訪れて欲しい場所は、小谷山の麓にある「小谷城戦国歴史資料館」。
外観は小谷城の砦をモチーフにしたデザインで、小谷山の尾根にぐるっと囲まれた清水谷に建つこの資料館では、戦国時代の舞台の一つでもあった小谷城の歴史と、山城としての複雑な構図を分かりやすい展示内容で知ることが出来ます。
浅井氏三代や長政公の夫人であり織田信長の妹でもあるお市の方などの紹介、小谷城からの出土品、ジオラマなど小谷城についての知識をしっかりと得ることが出来ます。

小谷城戦国歴史資料館
滋賀県長浜市小谷郡上町(おだにぐじょうちょう)139番地
開館時間: 午前9時30分〜午後5時
(入館受付時間は午後4時30分まで)
入館料:大人300円
休館日: 毎週火曜日・年末年始(12月28日〜1月4日)
火曜日が祝祭日の場合は翌日の水曜日
電話番号: 0749-78-2320

いよいよ浅井長政とお江の居城「小谷城」へ!

いよいよ浅井長政とお江の居城「小谷城」へ!

写真:成沢 崇

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資料館で小谷城の歴史を学んだ後は、いよいよ山中の城跡に向けて出発です。
ここからは舗装されていない急な山道を登ることにもなりますので、軽装ではなくハイキング用の服装や靴で向かうことをおすすめします。

小谷城戦国歴史資料館の前は無料駐車場ですので、ここから道を挟んだ向かいの登山道を歩いて尾根に遺る城跡を目指します。戦国時代に興味がある人なら「いざ城攻め!」といった気分ですね。

本丸への行き方は3種類。

ひとつは、駐車場前の追手道から徒歩で山道を歩き小谷城散策のメインでもある本丸へと向かうのですが、この場合の所要時間は1時間半〜2時間。

ふたつ目は、車やタクシーなどで小谷山の中腹に建つ番所という当時の検問所のような所まで車で上がれるので、そこから徒歩で本丸を目指す。番所から本丸までなら約30分。

最後の方法は、期間限定の観光バスで番所まで向かうという手段。例年紅葉シーズンになると麓から番所までバスが運行され、地元のガイドさんが案内してくれるのです。平成26年度は11月15日(土)から11月24日(月・祝)までの計10日間運行されます。バスは1時間に1本くらいの本数で麓の戦国ガイドステーションから運行しています。
※バスの運行期間中は自家用車で番所まで行くことは出来ませんのでご注意ください。

番所跡から小谷城内へ!

番所跡から小谷城内へ!

写真:成沢 崇

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バスや車の場合は、この番所の前まで来ることが出来ます。
番所が小谷城の主要部への入口となるところで、ここから先は苔むした石垣や屋敷が建っていたと思われる礎石など、戦国時代の遺構が歴史ロマンを感じさせます。

本丸へは番所から約400mほど山道を登った先にありますが、本丸へ行くまでにも桜番場や赤尾屋敷など見どころは多く、各所には詳しく説明書きがされていますので、初めての方でも小谷城について詳しく知ることが出来る丁寧な案内がされています。

浅井氏の祈願寺でもあった小谷寺もぜひ立ち寄りたいスポットのひとつ。

浅井氏の祈願寺でもあった小谷寺もぜひ立ち寄りたいスポットのひとつ。

写真:成沢 崇

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小谷城の麓に浅井氏の祈願寺でもあった小谷寺があります。
(特別公開時を除き、事前の拝観予約が必要です。)

寺伝によると、神亀五年(728年)に僧泰澄が白山から伊吹山までの峰々に修験道場を開き、その時に小谷山に建てられた小谷山六坊の中の一つ常勝寺が現在の小谷寺の開創と伝わります。

もとは小谷山の山上にあったのですが、浅井氏の祈願所となってからは寺名を「小谷寺」と改め現在の地へと降りてきました。
本尊は金銅の如意輪半跏思惟像で秘仏となっています。正式な調査はされていませんが奈良時代の作とも言われる古い仏像。静かな笑みをたたえ、円筒状の台座に腰をおろし、左下を踏み下げ右足を左足の膝に乗せ右手で軽く頬づえをつく弥勒菩薩に似た姿。

秘仏のため通常は公開していませんが、不定期でご開帳が行なわており平成26年度は11月12日から11月18日にご開帳の予定です。もしかするとお市の方や三姉妹もお参りしたかもしれない近江の古寺です。

小谷寺
滋賀県長浜市湖北町伊部329
電車:JR北陸本線「河毛」駅下車、徒歩約30分
拝観料:200円
TEL:0749-78-0257
(特別公開時を除き、事前の拝観予約が必要です。)

一日の最後は浅井長政も湯治に通ったという秘湯・須賀谷温泉へ

一日の最後は浅井長政も湯治に通ったという秘湯・須賀谷温泉へ

写真:成沢 崇

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小谷城散策で疲れた体を癒やすなら、小谷城の麓にひっそりと湧く秘湯「須賀谷温泉」へ。宿泊も日帰り入浴も可能な須賀谷温泉は秘湯として知られ、浅井長政やお市の方も湯治に通ったという古湯。浅井長政だけでなく、戦国武将が傷を癒すのに使ったといわれており効能も折り紙付きです。

内風呂と露天風呂は共にかけ流しで、泉質はヒドロ炭酸鉄泉。源泉は無色透明なのですが、空気に触れると茶褐色になる独特の湯で、神経痛・筋肉痛・肩こり・冷え性・胃腸病・アトピー・病後の治療・疲労回復に効果があるとされています。

浅井長政も通った近江の秘湯で、一日の疲れを癒してください。

須賀谷温泉
滋賀県長浜市須賀谷町36番地
入湯料金:大人1,000円、小人500円
TEL:0749-74-2235
(日帰り入浴の場合は11:00から21:00まで、宿泊の場合は5:00から0:00まで利用可能)

おわりに

小谷城跡へのアクセスはJR北陸本線「河毛」駅からバスも出ていますが、本数が少ないのでタクシーか自家用車がお勧めです。

タクシーなら小谷城戦国歴史資料館からスタートし、あとは徒歩で小谷城まで。
車なら番所跡まで車で登るのが良いでしょう。歩きやすい格好で、浅井長政の居城「小谷城」へぜひどうぞ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/11/05−2014/11/06 訪問

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