写真:よしおか
地図を見る能登半島・七尾市へのアクセスは自動車の場合、金沢からのと里山海道を利用して約1時間。鉄道の場合は、金沢駅からJR七尾線、のと鉄道七尾線を利用し、約50分。七尾市は開湯1200年の歴史ある和倉温泉や、自然豊かな能登島など観光地が豊富にあり、多くの観光客で賑わいます。
和倉温泉や能登島と合わせて、大人気の立ち寄り処となっているのが、今回ご紹介する「七尾フィッシャーマンズ・ワーフ能登食祭市場」。古くから天然の良港として栄えてきた能登最大の漁港・七尾港にあり、また「道の駅」や「みなとオアシス」にも登録されており、能登ならではの食材を豊富に取り揃えた「食の宝庫」となっています。能登食祭市場は、1991年9月、七尾市と姉妹都市になるアメリカ・カリフォルニア州のモントレーにあるフィッシャーマンズワーフを参考に建設されました。港町ならではの波止場の雰囲気を醸し出し、オシャレな作りとなっています!
そんな能登食祭市場は2013年にリニューアルしました!さらに2015年2月、市場内にあった「能登銘産工芸館」が「里山里海百貨店・里乃蔵」と改名し、リニューアルオープン♪能登食祭市場は、従来の新鮮な海産物を扱う生鮮市場はもちろん、能登の銘産品・工芸品も充実したものとなり、以前よりもグレードアップしています!
写真:よしおか
地図を見る能登へ来て存分に味わっていただきたいのが、海の幸!能登食祭市場に足を踏み入れると、すぐに飛び込んでくるのは新鮮な海の幸がずらりと並ぶ「生鮮市場」です。各店の氷の上には、朝獲れされた日本海のピチピチとした新鮮な魚たちが所狭しと並べられ、まさに食の宝石箱。ぶり、ズワイガニ、甘えび、岩牡蠣、サザエ、イカ、のどぐろ、はちめ等々、四季によって異なる顔を見せるので、年間を通して楽しむことができます。
そのほか、お酒のおつまみにうれしい「一夜干し」や日本三大珍味「干しくちこ」も販売されていますので、是非ご堪能ください♪
写真:よしおか
地図を見る平日でもたくさんの観光客で賑わう「能登食祭市場」。その中でも人気なのが、市場の醍醐味「浜焼きコーナー」です!鮮魚店の一角に設けられた、直火焼きで炉端風となっており、おいしそうな匂いが館内に漂います。浜焼きコーナーでは豊富な海の幸セットメニューが用意されているほか、館内で購入した魚介類を、焼いて食べることができるんです!
横綱白鵬も度々訪れており、能登食祭市場へ足を運ぶ度に、この浜焼きコーナーで海の幸を堪能されています。館内には横綱白鵬の写真が何枚も飾られており、至福のときを味わっているようです♪
写真:よしおか
地図を見る館内にある「里山里海百貨店・里乃蔵」は2015年2月にリニューアルオープン。世界農業遺産「能登の里山里海」の魅力が詰まった「百貨店」です♪店内は、商品棚やレジカウンターなど同系色の木材で統一されており、ゆっくりと買い物を楽しめる落ち着いた空間を演出しています。
和菓子から調味料、漬物まで能登の特産品がずらり!日本酒やワイン、能登特産のいしるを使用したドレッシング、こんかイワシ、サザエの麹漬けなど、発酵食品が発展する「発酵半島」ならではのお土産品はオススメです。気軽に試飲試食もすることができますよ♪
新設された器ギャラリーでは、「輪島塗」や「珠洲焼」、「九谷焼」が置かれ、能登だけでなく石川県を代表する工芸品が揃います。高級なイメージでなかなか手に触れられなかった「輪島塗」が3千円〜といったリーズナブルな価格で販売されているものもあるので、これを機会に普段の生活に輪島塗をプラスしてみてはいかがでしょうか♪また、地元の作家さんが作成した作品展も随時開催されています。
写真:よしおか
地図を見る館内の奥には開放的な空間、「モントレー広場」があります。出会いと憩いの多目的スペースとなっており、週末になるとジャズや音楽ライブ、展示会など様々なイベントが開催されています。
モントレー広場を抜けると、七尾湾のパノラマを堪能できるオープンテラスがあります。館内で購入した軽食や飲み物を食べながら、真っ青な空の下、太陽の日差しをキラキラと照り返す海面の美しい七尾湾の光景を見ながらゆったりと時間を過ごすことができますよ♪
2階はグルメ館となっており、能登の食材を活かしたオリジナリティあふれるメニューを提供しています!
毎年5月3日、4日、5日は能登地区で最大のお祭り「青柏祭(せいはくさい)」が七尾市で行われます。能登食祭市場前の通りがメインとなって行われるこのお祭りは、ゴールデンウィークとだけあって大勢の人が七尾市に集まります!青柏祭は国指定の重要無形民俗文化財にもなっており、高さ12m、重さ20tの日本一大きな山車「でか山」3台が曳き廻る光景は圧巻!
また、近くには歴史的建造物が数多く残る歴史街道「一本杉通り」もあり、ゴールデンウィークの期間中、各店には加賀・能登の庶民生活の風習の中に生まれた色とりどりの独自の婚礼道具「花嫁のれん」が軒先に展示されています。
是非このイベントと合わせて、「見る・買う・食べる」をまるごと集めた能登食祭市場を堪能しに足を運んでみてはいかがですか♪
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/29更新)
- 広告 -